Veritas InfoScale™ Operations Manager 8.0.2 よく寄せられる質問
Veritas InfoScale Operations Manager の概要
Veritas InfoScale Operations Manager は、Storage Foundation や Cluster Server 環境を対象とする総合的な管理プラットフォームです。この管理プラットフォームはデータセンター資産の最適化に貢献し、可視性と制御を集中化し、可用性を確保し、操作を拡張し、ストレージ使用率を高め、コンプライアンスを遵守するためのソリューションとして機能します。
Veritas InfoScale Operations Manager には以下のマニュアルがあります。
オンラインヘルプ |
Veritas InfoScale Operations Manager ヘルプは、オンラインとオフラインの 2 つのモードで提供されます。オフラインモードでは、最初に管理サーバーで Veritas InfoScale Operations Manager ヘルプのアドオンをダウンロードしてインストールする必要があります。オンラインモードでは、ヘルプコンテンツは Web にホストされ、製品のヘルプを起動すると直接そこにアクセスされます。 SORT (Veritas Services and Operations Readiness Tools) にアクセスし、Veritas InfoScale Operations Manager ヘルプのアドオンをダウンロードします。 |
ガイド |
Veritas InfoScale Operations Manager のユーザーマニュアルは次から入手できます。 |
はい。Veritas InfoScale Operations Manager が管理するすべてのバージョンの Storage Foundation High Availability に、VRTSsfmh パッケージをインストールする必要があります。ただし、このパッケージと互換性のあるバージョンが Storage Foundation High Availability 5.1 以降のバージョンにはバンドルされています。ベストプラクティスは、VRTSsfmh パッケージを管理サーバーと同じバージョンにアップグレードして、最新の機能と修正を取得することです。
いいえ。Veritas InfoScale Operations Manager エージェントは、Storage Foundation High Availability 製品に依存しません。設定済みアプリケーション、Storage Foundation High Availability、オペレーティングシステムの実行に影響を与えずに追加、削除、アップグレードできます。
VEA (Veritas Enterprise Administrator) サービスは、Windows の検出用管理対象ホストに対してのみ必要です。
管理対象ホストごとの検出は複数のファミリーに分割され、それにより絞り込まれた特定領域の機能について Veritas InfoScale Operations Manager が情報を検出します。各ファミリーとその検出の頻度をリストする表については、『Veritas InfoScale Operations Manager 管理サーバーインストール/設定ガイド』を参照してください。
さらに、Storage Foundation と VCS (Cluster Server) のファミリーはイベント駆動型でもあります。たとえば、DMP パスが無効な場合やサービスグループがエラーになった場合は発見サイクルがトリガされるので、Management Server データベースの情報をすばやく更新できます。このイベント駆動型の機構は、Storage Foundation と VCS の設定で準リアルタイムのレポートを可能にします。
設定に対する変更が検出されなければ、5 分ごとに起きる小さいパルスの通信を除いて追加データは MS に送信されません。Veritas InfoScale Operations Manager 管理対象ホストの検出について詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager 管理サーバーユーザーズガイド』を参照してください。
はい。Veritas InfoScale Operations Manager で使うデフォルトエンコーディングは UTF-8 です。他のエンコーディングを使う場合は、管理対象ホストの xprtld デーモンがマウントポイントの名前が作成されたロケール/エンコードで動作する必要があります。英語、日本語、簡体字中国語、すべての UTF-8 ロケールは通常サポートされます。
はい。Veritas InfoScale Operations Manager では、Solaris の ZFS 情報以外に Linux、HP-UX、AIX の管理対象ホストで論理 Volume Manager (LVM) 情報を検出します。Veritas InfoScale Operations Manager はこの情報のみを検出します。現在利用できる管理オプションはありません。Windows の場合は、基本ボリュームとダイナミックボリュームの両方を検出します。
詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager のハードウェアとソフトウェアの互換性リスト (HSCL)』を参照してください。
はい。Veritas DMP のサポートのほか、Veritas InfoScale Operations Manager では EMC PowerPath (Windows と Linux 用)、ESX サーバーの EMC PowerPath/VE (Virtual Edition)、Microsoft MPIO、HP Native multipathing、Solaris MPIO、Linux DM マルチパスの検出もサポートします。ただし、DMP 管理機能は Veritas DMP と Veritas DMP for VMware のみをサポートします。
詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager のハードウェアとソフトウェアの互換性リスト (HSCL)』を参照してください。
はい。Veritas InfoScale Operations Manager は、MSFOC (Microsoft failover cluster) と VMware HA クラスタの検出をサポートします。
詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager のハードウェアとソフトウェアの互換性リスト (HSCL)』を参照してください。
はい。管理サーバーのホームページで Web サーバーのセッションタイムアウトを定義するには、[設定 (Settings)]、[管理サーバー (Management Server)]の順にクリックします。[Web サーバーの設定 (Web Server Settings)]で、タイムアウト期間を設定できます。
デフォルト値は 30 分に設定されていますが、技術的にセッションタイムアウトは 60 分後に起きます。アクティビティのない状態またはマウスクリックのない状態が続く最初の 30 分間は、ブラウザセッションによる断続的な管理サーバーのポーリングが続行されます。ちょうど 30 分後にポップアップウィンドウが表示されます。ポップアップウィンドウで[続行 (Continue)]をクリックすると、ユーザークレデンシャルを入力することなく、Web サーバーセッションを続行できます。ポップアップウィンドウに対応しない場合、Tomcat Web サーバーの 30 分間のタイムアウト期間が開始されます。アクティビティのない状態が 30 分間続いた後、セッションが終了します。ここでポップアップウィンドウの[OK]をクリックすると、ユーザークレデンシャルを入力するように求められます。
管理サーバーのメモリ利用率が増加する可能性があるので、タイムアウトに大きい値を設定することはお勧めしません。多くのユーザーが Veritas InfoScale Operations Manager に同時にログオンして明示的にログオフしないと、メモリ不足エラーの原因になる可能性があります。
ビジネスアプリケーションは、定義済みベースに関連付けられたオブジェクトやエラーを表示しようとするときに管理者として作成してください。ビジネスアプリケーションは、自動的に関連オブジェクトを検出するのでリソースがより集中します。したがって、100 個未満の基本オブジェクトを指定することをお勧めします。ビジネスアプリケーションでは、Management Server コンソールを使って多層アプリケーションの管理やエラー管理も行います。
この問題を解決するには、Web ブラウザを更新するか、またはブラウザのキャッシュを消去する必要があります。この後、操作を再度実行してください。