Veritas InfoScale™ Operations Manager 8.0.2 よく寄せられる質問
インストールとアップグレード
Management Server と管理対象ホストの Veritas InfoScale Operations Manager に必要な領域については、『Veritas InfoScale Operations Manager Management Server インストール/設定ガイド』を参照してください。
Veritas InfoScale Operations Manager 8.0.2 へのアップグレードは Veritas InfoScale Operations Manager 8.0 以降のバージョンからのみサポートされています。Storage Foundation Manager のユーザーは、Veritas InfoScale Operations Manager 8.0 以降のバージョンにアップグレードしてから Veritas InfoScale Operations Manager 8.0.2 にアップグレードする必要があります。
Veritas Operations Manager 5.0 は、Management Server のプラットフォームとして Solaris をサポートする Veritas InfoScale Operations Manager の最新メジャーバージョンです。Management Server を新しいバージョンにアップグレードする前に、Linux または Windows 上の Management Server に移行するに必要があります。
バージョン 8.0 以降の Management Server をバージョン 8.0.2 にアップグレードできます。8.0 以前のバージョンの場合、まず 8.0 にアップグレードする必要があります。
Management Server の移行について詳しくは、『Veritas Operations Manager Management Server Migration Add-on 5.0 ユーザーズガイド』を参照してください。
VRTSsfmh パッケージの現在のリリースはバージョン 7.2 以降からのアップグレードをサポートします。ただし、ホストに VRTSsfmh 7.2 パッケージがインストールされている場合は、VRTSsfmh パッケージを 8.0.2 にアップグレードしてから 8.0.2 Management Server を使ってホストを管理することをお勧めします。
Veritas InfoScale Operations Manager では、構成ページに Management Server のホスト名と IP アドレスが提示されます。必要なすべての管理対象ホストからホスト名と IP アドレスにアクセス可能であるかどうかを確認する必要があります。
今後、Management Server HA を構成する計画がある場合は、Management Server を構成するときに仮想 IP と仮想ホスト名を使う必要があります。
はい。Management Server HA は Windows 管理サーバーでサポートされます。現在、Management Server DR は Windows 管理サーバーでサポートされません。
はい。オペレーティングシステムが Veritas InfoScale Operations Manager Management Server のサポート対象リストに表示されていれば可能です。Veritas InfoScale Operations Manager には Linux と Windows の 64 ビットオペレーティングシステムが必要です。
詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager Management Server インストール/設定ガイド』を参照してください。
自動設定オプションを使うと、最小限のユーザー操作とスクリプトで管理対象ホストを Veritas InfoScale Operations Manager Management Server のドメインに追加できます。スクリプトをダウンロードするには、[設定]、[ホスト]、[自動設定 (Auto Configure)]の順にクリックします。
スクリプトは、Veritas InfoScale Operations Manager Management Server で次の gendeploy.pl ユーティリティを使って作成することもできます。次のコマンドを実行してスクリプトを生成します。
UNIX/Linux ベースの Management Server:
/opt/VRTSsfmh/bin/gendeploy.pl --out addvommh.pl
Windows ベースの Management Server (VRTSsfmh インストールディレクトリは異なる場合があります):
cd "C:\Program Files\Veritas\VRTSsfmh\bin"
perl.exe gendeploy.pl --out addvommh.pl
addvommh.pl はスクリプト名の一例です。
Management Server からダウンロードしたスクリプトまたは gendeploy.pl を使って作成したスクリプト (addvommh.pl) をドメインに追加するすべての管理対象ホストにコピーできます。
スクリプトをコピーした後、そのスクリプトを各ホスト上で実行する必要があります。これらのホストには、次のスクリプトを実行する前に VRTSsfmh パッケージをインストールしておく必要があります。
次のコマンドを実行してスクリプトを実行します。
UNIX 管理対象ホスト:
chmod +x addvommh.pl
./addvommh.pl
Windows 管理対象ホスト (VRTSsfmh インストールディレクトリは異なる場合があります):
cd "C:\Program Files\Veritas\VRTSsfmh\bin"
perl.exe addvommh.pl
gendeploy で生成したスクリプト (addvommh.pl) には、Veritas InfoScale Operations Manager Management Server ホスト名が埋め込まれています。管理対象ホストを構成するときに、この名前を使って Management Server と通信します。Management Server がこのデフォルト名を使って管理対象ホストからアクセスできない場合は、addvommh.pl の domain オプションを使って代替ホスト名や IP アドレスを指定できます。このオプションは、バージョン 4.0RU1 以降の管理対象ホストにのみ利用できます。addvommh.pl スクリプトの hostname オプションを使って、管理対象ホストの代替名を指定できます。
vomadm ユーティリティの host-mgmt オプションを使って Veritas InfoScale Operations Manager から単一ホストまたは複数のホストを削除できます。現在は、エージェント (VRTSsfmh パッケージがインストールされているホスト) として構成されているホストでのみサポートされます。Management Server で次のコマンドのいずれかを実行します。
Linux の場合:
/opt/VRTSsfmh/bin/vomadm host-mgmt --remove --host hostname
Windows の場合:
"C:\Program Files\Veritas\VRTSsfmh\bin\perl.exe"
"C:\Program Files\Veritas\VRTSsfmh\bin\vomadm" host-mgmt --remove --host hostname
ここで、hostname は、削除するホストの名前です。
詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager ユーザーズガイド』を参照してください。