Veritas InfoScale™ Operations Manager 8.0.2 よく寄せられる質問

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (8.0.2)
Platform: Windows,VMware ESX,Solaris,Linux,HP-UX,AIX

ネットワーク

Veritas InfoScale Operations Manager には何のプロトコルを使いますか。

Veritas InfoScale Operations Manager では HTTPS ベースのプロトコルを使います。 基本的に、Web サービスを基本的なメッセージ変換形式として使います。

ネットワークの必要条件は何ですか。 どのファイアウォールポートを開く必要がありますか。

管理対象ホストと管理サーバー間のすべての通信は 5634 番の TCP ポートを経由して行われます。 使用環境でファイアウォールを設定している場合は、このポートを開く必要があります(双方向)。 ユーザーインターフェースを使う場合は、管理サーバーと Web ブラウザを実行するクライアントデスクトップ間で 14161 番のポートを開く必要があります。 他のポートは必要ありません。 管理サーバーホスト名は管理対象ホストから解決可能である必要があります。 そのため、DNS を使うことを推奨します。 ホスト名が解決できない場合は、有効な IP アドレスを指定します。 ただし、IP が Management Server コンソールのホスト名として表示されるので製品の操作性に影響する場合があります。

Veritas InfoScale Operations Manager が配備されている場合はどのようなネットワークトラフィックが予想されますか。

管理対象ホストは稼働中であることを知らせるため、5 分ごとに管理サーバーに HTTP 要求(ping)を送信します。 この要求には 1 KB 未満のペイロードが含まれます。 管理対象ホストで変更が検出されると、管理対象ホストは変更を知らせるため、管理サーバーに HTTP POST を送信します。 ただし、差分(差異)のみが送信されます。 したがって、変更が加えられない環境では各管理対象ホストから 5 分ごとの ping 以外のトラフィックは送信されません。変更がある場合のペイロードサイズは変更の量によって決まりますが、そのホストで完了している初回検出より大きくなることはありません。 15,000 の LUN、約 2,000 のファイルシステムとボリュームがある管理対象ホストでは、完全な検出のペイロードは数 MB になる可能性があります。

Veritas InfoScale Operations Manager ではどのような SNMP サポートがありますか。

SNMP トラップサポートは Veritas InfoScale Operations Manager では制限されています。 Veritas InfoScale Operations Manager には管理サーバーパッケージの一部として SNMP MIB が同梱されています。 転送する特定のイベントを選択できます。 管理サーバーのホームページで SNMP トラップを設定するには、[設定]、[管理サーバー]の順にクリックします。

VMware 仮想マシンの状態を準リアルタイムで検出するには、XTRAPD が SNMP トラップに対して応答準備するために 162 番のポートが必要なので、このポートが利用できることを確認します。

詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager インストール/設定ガイド』を参照してください。