Veritas InfoScale™ Operations Manager 8.0.2 よく寄せられる質問

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (8.0.2)
Platform: Windows,VMware ESX,Solaris,Linux,HP-UX,AIX

インフラの概要

xprtld は Web サーバーですか。

はい。一般的なオープンソース shttpd に基づく修正済み埋め込み Web サーバーです。5634 番のポートで応答準備します。 認証済み SSL のみで通信します。役割ベースの認証機構も組み込まれています。 「admin」を含む URL には、root ユーザーまたは管理者権限のある OS アカウントでのみアクセスできます。 sfmh_bin_dir/web/agent のエージェントディレクトリ内にあるすべてのスクリプトは、他の管理対象ホストから「root」でアクセスできます。 これらのスクリプトはセキュリティが強化されており、Taint モードがオンの Perl を使用しています。

xprtld が Web サーバーであるのになぜ Veritas InfoScale Operations Manager はコンソールに別の Web サーバーを使うのですか。

xprtld Web サーバーは必要最小限の機能のみを装備し、HTTP 要求のみを処理する Web サーバーです。 Veritas InfoScale Operations Manager は、Java ベースの Web アプリケーションの実行に必要なサーブレットコンテナである Apache Tomcat をコンソールに使います。

Xprtlc とは何ですか。

Xprtlc (別名 Xprtl Client)は、xprtld と通信する CLI インターフェースです。

fault.pl とは何ですか。

管理対象ホストにインストールされた VRTSsfmh パッケージの一部として、Veritas InfoScale Operations Manager はシステムのさまざまな側面を監視します。しかし、すべてを監視するわけではありません。Veritas InfoScale Operations Manager のユーザーは、独自の検出および例外スクリプトを追加して、監視機能を補足することができます。Fault.pl は、障害または危険な状況にあるホストを Veritas InfoScale Operations Manager のダッシュボードに表示します。cronjob として実行する単純な HTTP サーバー監視スクリプトを使って、fault.pl が停止したら fault.pl を呼び出し、実行を再開したら fault.pl を消去できます。詳しくは、Veritas InfoScale Operations Manager のマニュアルを参照してください。

xdist とは何ですか。

xdist は、管理サーバードメインの管理対象ホストにスクリプトをプッシュ型で転送し、実行できる強力なコマンドです。 標準的な使用例として、対象環境でのサーバーのプロビジョニング、複数のコンピュータのパッチ更新、コンプライアンスに関連する異常検出が挙げられます。このコマンドは、管理サーバーで root としてのみ実行でき、ターゲットシステムでコマンドを root として実行します。このコマンドは安全で、独自のスクリプトを使用してこのコマンドをバイパスしないかぎり任意のコマンドを呼び出すことはできません。 sudo の動作方法と同様に、認証されたコマンドにホワイトリストに登録する機構を使います。 詳しくは、Veritas InfoScale Operations Manager のマニュアルを参照してください。

xinfo とは何ですか。

xinfo では、Veritas InfoScale Operations Manager インフラの状態に関する情報を取得するオプションを使うことができます。 詳しくは、Veritas InfoScale Operations Manager のマニュアルを参照してください。

xclusinfo とは何ですか。

xclusinfo は Veritas InfoScale Operations Manager データベースとインターフェースで接続し、データセンターで検出されたクラスタとその関連オブジェクトに関する情報を取得します。

vomadm とは何ですか。

vomadm コマンドでは、Storage Insight Add-on を使って設定したすべてのエンクロージャの表示、ホスト管理、ホットフィックスの配備、ビジネスアプリケーション管理、サービス管理、ドメイン管理などの複数の操作を実行できます。host-mgmt、domain-mgmt、makeBE オプションは Veritas InfoScale Operations Manager 管理サーバーでのみ使うことができます。これらのコマンドは、Linux および Windows オペレーティングシステムでサポートされます。vomadm コマンドについて詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager ユーザーズガイド』を参照してください。

CLI (Command Line Interface)を使って Veritas InfoScale Operations Manager で検出された情報にアクセスできますか。

はい。Veritas InfoScale Operations Manager の Web サービス API を使って情報にアクセスできます。 Veritas InfoScale Operations Manager では、標準 HTTP クライアントを使って HTTP プロトコルでアクセスできる API を用意しています。インターフェースには、Veritas InfoScale Operations Manager で検出されたデータをクエリーする機能や、特定のオブジェクトの種類にユーザーが定義した属性を管理する機能が備わっています。 API を使ってオブジェクトの検索、プロパティの一覧表示、それらの拡張属性の設定を行うことができます。これらの API は XPRTLC コンポーネント、または cURL などのその他の HTTP クライアントによって起動できます。情報には読み取り専用アクセスのみが可能です。 ディスクグループの作成や削除などの操作はサポートされません。

vomadm コマンドラインインターフェース(CLI)を使って、ホスト管理、ビジネスアプリケーション管理、アプリケーション管理、サービス管理、ドメイン管理の関連タスクを実行することもできます。

詳しくは、『Veritas InfoScale Operations Manager ユーザーズガイド』を参照してください。