Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド

拡張機能をインストールするには

1. 拡張機能ファイル nbu_cloudpoint_extension.tar を事前にダウンロードしておく必要があります。

   CloudPoint 拡張機能のダウンロード を参照してください。

   メモ:

   認証トークンは 180 秒間のみ有効なので、まだ作成しないでください。

2. CloudPoint がインストールされているホストと拡張機能をインストールするホストが同じでない場合、CloudPoint コンテナのイメージ (flexsnap-cloudpoint、flexsnap-listener、flexsnap-workflow、flexsnap-fluentd、flexsnap-datamover) を拡張機能のホストにロードします。

   イメージ名は次のような形式です。

   例: veritas/flexsnap-cloudpoint

3. AWS コンテナレジストリにイメージをプッシュできるようにするため、イメージタグを作成し、ソースイメージをターゲットイメージにマッピングします。

   AWS の管理対象 Kubernetes クラスタ (EKS) への拡張機能のインストールの準備を参照してください。

   次のパラメータを事前に収集します。

   パラメータ	説明
   container_registry_path	コンテナレジストリパスを取得するには、Amazon ECR に移動し、各リポジトリの URI をコピーします。 例: <accoint_id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-datamover
   tag	CloudPoint イメージのバージョン。 例: 10.2.0.9129

   • イメージをタグ付けするには、ホストで実行されているコンテナプラットフォームに応じて、各イメージに対して次のコマンドを実行します。

     Docker の場合: # docker tag source_image:tag target_image:tag

     Podman の場合: # podman tag source_image:tag target_image:tag

     コマンドの詳細:

     • ソースイメージタグ: veritas/flexsnap-cloudpoint:tag>

     • ターゲットイメージタグ: <container_registry_path>/<source_image_name>:<CloudPoint_version_tag>

   例:

   docker tag veritas/flexsnap-cloudpoint:10.2.0.9129 
   <account_id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-cloudpoint:10.2.0.9129
   docker tag veritas/flexsnap-listener:10.2.0.9129
   <account_id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-listener:10.2.0.9129
   docker tag veritas/flexsnap-fluentd:10.2.0.9129 
   <account_id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-fluentd:10.2.0.9129
   docker tag veritas/flexsnap-workflow:10.2.0.9129 
   <account_id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-workflow:10.2.0.9129
   docker tag veritas/flexsnap-datamover:10.2.0.9129 
   <account_id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-datamover:10.2.0.9129

4. 次に、コンテナレジストリにイメージをプッシュするには、ホストで実行されているコンテナプラットフォームに応じて、各イメージに対して次のコマンドを実行します。

   Docker の場合: # docker push target_image:tag

   Podman の場合: # podman push target_image:tag

   例:

   docker push <account-id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-datamover:10.2.0.9129
   docker push <account-id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-cloudpoint:10.2.0.9129
   docker push <account-id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-fluentd:10.2.0.9129
   docker push <account-id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-listener:10.2.0.9129
   docker push <account-id>.dkr.ecr.us-east-2.amazonaws.com/veritas/flexsnap-workflow:10.2.0.9129
   

   メモ:

   コマンドまたは出力の例は、画面に収まるよう整形されている場合や末尾が切れ捨てられている場合があります。

5. イメージがコンテナレジストリにプッシュされたら、次の 2 つのうちいずれかの方法によって拡張機能をインストールできます。

   • kustomize およびカスタムリソース YAML ファイル: 提供されたサンプルに基づいて、kustomize.yaml ファイルと cloudpoint_crd.yaml ファイルを作成して適用します。

     kustomize および CR YAML を使用した拡張機能のインストールを参照してください。

   • 拡張機能スクリプト: 以前にダウンロードした「tar」ファイルにパッケージ化されている拡張機能スクリプト cp_extension.sh を実行します。このスクリプトは、必要なすべての入力パラメータを 1 つのコマンドで指定するか、入力を求めるプロンプトが表示される対話形式で実行できます。

     拡張機能スクリプトを使用した拡張機能のインストールを参照してください。