Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup appliance 3.1 について
- NetBackup appliance 3.1 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連ドキュメント
NetBackup Appliance ユーザーインターフェースの注意
次のリストに、NetBackup Appliance Web Consoleと NetBackup Appliance Shell Menuに関する注意事項および既知の問題を示します。
画面解像度を 1280 x 1024 以上に拡張したときに、フォントサイズを 11 ポイントより大きく設定すると、コマンドラインインターフェースが適切に表示されない場合があります。 この状況を回避するためには、高い画面解像度に変更した場合でも、コマンドラインインターフェースのデフォルトのフォントサイズを変更しないようにする必要があります。
NetBackup Appliance Web Consoleのホームページにハードウェアエラーが表示されていても、[監視 (Monitor)] > [ハードウェア (Hardware)]ページにエラーが表示されていない場合、NetBackup Appliance Shell Menuで現在の状態を確認してください。 [監視 (Monitor)] > [ハードウェア (Hardware)]ページにシェルメニューで利用できる情報の一部が含まれない場合があります。
アプライアンスに NetBackup クライアントのアドオンパッケージをインストールすると、NetBackup Appliance Web コンソールには不正な[アップグレード後のバージョン (Version after upgrade)]が表示されます。クライアントパッケージのインストールはアプライアンスのソフトウェアバージョンに影響しません。ただし、Web コンソールは NetBackup バージョンをアップグレード後のバージョンで表示します。
NetBackup Appliance Web コンソールの[監視(Monitor)]>[SCSP イベント(SCSP Events)]ページにはユーザーセッションは正しく記録されません。 ユーザーセッションのログインはページに記録されますが、ログアウトの情報は記録されません。
次のシナリオにあるように、Active Directory (AD) ユーザー名の機能に一貫性がありません。
NetBackup Appliance Web Consoleおよび NetBackup Appliance Shell Menu
これらのインターフェースは、Active Directory (AD) のユーザー名の大文字と小文字を区別しません。
NetBackup Java コンソール
このインターフェースは、Active Directory (AD) のユーザー名の大文字と小文字を区別します。すべて小文字でユーザー名を入力した場合、NetBackup 管理者のコンソールへのアクセスが許可されます。すべて大文字でユーザー名を入力した場合、NetBackup のバックアップ、アーカイブ、復元インターフェースへのアクセスが許可されます。
NetBackup Appliance シェルメニューの Main > Settings > Security > Authentication > LDAP > Certificate set path name コマンドでは、パス名がハイフンを含んでいる場合、受け入れられません。 ハイフンが含まれるパス名は、NetBackup Appliance Web コンソールで受け入れられます。
アプライアンスがプロビジョニングされていない場合は、NetBackup Appliance Web コンソールランディングページに次の通知が表示されます。
コールホームサービスが機能していません。コールホームサーバーでシステムがプロビジョニングされたかどうか確認するには、ベリタステクニカルサポートにご連絡ください。(Call Home service is not functional. Please contact Veritas Technical Support to verify if the system has been provisioned on Call Home server.)
ただし、この通知は表示されない場合もあります。アプライアンスの日付と時刻がネットワークタイムプロトコル (NTP) ごとに設定されていない場合は、ランディングページには日付と時刻を更新するための通知のみが表示されます。NTP ごとに日付と時刻を設定すると、コールホーム通知が表示されます。
Veritas Remote Manager からアラートの構成はサポートされません。アラートの構成は、NetBackup Appliance Web Consoleの[設定 (Settings)]>[通知 (Notifications)]>[アラートの構成 (Alert configuration)]メニュー、または NetBackup Appliance Shell Menuの Settings > Alerts コマンドビューからサポートされます。詳しくは、[設定 (Settings)]>[通知 (Notifications)]>[アラートの構成 (Alert configuration)] セクションを『NetBackup Appliance 管理者ガイド』で参照するか、Main > Settings > Alerts ビューコマンドのセクションを『NetBackup Appliance コマンドリファレンスガイド』で参照してください。