Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup appliance 3.1 について
- NetBackup appliance 3.1 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連ドキュメント
NetBackup 52xx のハードウェアの機能
このリリースは、アプライアンスの 52xx ハードウェアアーキテクチャをサポートします。これらのアーキテクチャは、以下のいずれかのモードで構成できます。
アプライアンスマスターサーバー
アプライアンスマスターサーバーおよびメディアサーバー
アプライアンスメディアサーバーのみ
5240 は 52xx の最新ハードウェアアーキテクチャです。NetBackup 5240 Appliance は、アプライアンスソフトウェアバージョン 2.7.3 以降をサポートします。
アプライアンスソフトウェアバージョン 3.1 以降、NetBackup 5240 Appliances では 2U12 ストレージシェルフを 6 つまでサポートします。NetBackup Appliance ソフトウェアのバージョン 2.7.3 以前では、I/O 構成 H、J、K、L はサポートされていません。
NetBackup Appliance の互換性に関する最新情報については、次のサイトに掲示される NetBackup ハードウェア互換性リストを参照してください。
http://www.veritas.com/docs/000033647
メモ:
アプライアンスソフトウェアバージョン 2.7.1 以降、「52xx」への参照から NetBackup 5200 は除外されています。このモデルは、ソフトウェアバージョン 2.6.1.2 以降をサポートせず、Linux RHEL オペレーティングシステムまたはその他の関連するアプライアンスハードウェアやソフトウェアの機能をサポートしません。
52xx アプライアンスのすべてのアーキテクチャは、特に明記されていない限り以下の機能をサポートします。
5230 - デュアルプロセッサ、6 つのコアプロセッサ、Intel ベースのシステム
5240 - デュアルプロセッサ、8 つのコアプロセッサ、Intel ベースのシステム
それぞれに、いくつかのホットスワップ外部ドライブがある
外部テープドライブをサポートするファイバーチャネルの接続性
基本構成は、ギガビットイーサネットネットワークをサポートする
高性能ハードウェア RAID コントローラ
それぞれが、コードベースとして NetBackup を使用する
RHEL オペレーティングシステム (ベリタス提供)。
それぞれが、NetBackup Appliance ソフトウェアの最新版を実行できる
それぞれが、メディアサーバー重複排除プール (MSDP) ストレージをサポートする (メディアサーバーとして構成されている場合)。MSDP は 52xx アプライアンスの利用可能な最大ストレージ容量を上限に提供する
NetBackup 5220 と 5230 Appliance は、Intel X520 SR2 10 Gb イーサネットカードをシステムの標準またはオプションとして使用します。
NetBackup 5240 Appliance は、Intel X710 10Gb イーサネットカードをシステムの標準またはオプションとして使用します。
NetBackup 5240 Appliance には、構成に応じて 4 TB から 27 TB までのフォーマット済み総ストレージ容量を提供する 8 つの内部ストレージディスクドライブが含まれています。
NetBackup 5230 Appliance には、4 TB から 14 TB までのフォーマット済み総ストレージ容量を提供する 8 つの内部ストレージディスクドライブが含まれています。
NetBackup 52xx Appliance には、追加ストレージとして Veritas Storage Shelf を接続できます。
表: NetBackup 5240 Appliance バージョン 3.1 で利用可能なストレージ容量オプション に、ストレージシェルフを接続する場合としない場合に NetBackup 5240 Appliance で利用可能なフォーマット済みストレージ容量を示します。NetBackup 5240 Appliance のリリース 3.1 では、6 台の 2U12 ストレージシェルフをサポートするようになりました。
表: NetBackup 5240 Appliance バージョン 3.1 で利用可能なストレージ容量オプション
アプライアンスのみ |
ストレージシェルフ |
アプライアンスと 1 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 2 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 3 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 4 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 4 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 4 台のストレージシェルフ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4 TB |
49 TB |
53 TB |
102 TB |
151 TB |
200 TB |
249 TB |
298 TB |
14 TB |
49 TB |
63 TB |
112 TB |
161 TB |
210 TB |
259 TB |
308 TB |
27 TB |
49 TB |
76 TB |
125 TB |
174 TB |
174 TB |
272 TB |
321 TB |
ストレージ容量について詳しくは、『NetBackup 5240 Appliance 製品説明』を参照してください。
表: NetBackup 5230 Appliance バージョン 3.1 で利用可能なストレージ容量オプション に、ストレージシェルフを接続する場合としない場合に NetBackup 5230 Appliance で利用可能なフォーマット済みストレージ容量を示します。
表: NetBackup 5230 Appliance バージョン 3.1 で利用可能なストレージ容量オプション
アプライアンスのディスクドライブ |
アプライアンス |
ストレージシェルフディスクドライブ |
ストレージシェルフ |
アプライアンスと 1 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 2 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 3 台のストレージシェルフ |
アプライアンスと 4 台のストレージシェルフ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 TB |
4.55 TB |
2 TB |
24 TB |
28.55 TB |
52.55 TB |
* |
* |
1 TB |
4.55 TB |
3 TB |
36 TB |
40.55 TB |
76.55 TB |
112.55 TB |
148.55 TB |
3 TB |
13.65 TB |
2 TB |
24 TB |
37.65 TB |
61.65 TB |
* |
* |
3 TB |
13.65 TB |
3 TB |
36 TB |
49.65 TB |
85.65 TB |
121.65 TB |
157.65 TB |
* 必要に応じて、2 TB ストレージのドライブは提供可能です。
NetBackup Appliance のハードウェアアーキテクチャについて詳しくは、『NetBackup Appliance と Veritas Storage Shelf の製品説明』を参照してください。