Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup appliance 3.1 について
- NetBackup appliance 3.1 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連ドキュメント
NetBackup 53xx のハードウェアの機能
53xx アプライアンスは、メディアサーバーとしてのみ構成できます。
NetBackup 53xx アプライアンスには、以下の機能が搭載されています。
メモリ
NetBackup 5330 Appliance には、800 MHz で動作する 384 GB の RAM が搭載されています。
速度
5330 には、通常 2.8 GHz、最大 3.1 GHz の 10 コアのプロセッサが搭載されています。
動作電圧
5330 は 1.35 V で動作します。
耐性の高いストレージアーキテクチャ
NetBackup 53xx Appliance の冗長コンポーネントによって、アプライアンスはハードウェアコンポーネントでエラーが発生した場合でも生産性を維持できます。この機能によって、欠陥のある部品を交換するまで、ハードウェアの障害が操作に及ぼす影響を最小限に抑えることができます。
ホットスワップ対応のコンポーネント
53xx の外部 RAID コントローラはホットスワップ対応のため、操作を中断することなく欠陥のあるコントローラを交換できます。
複数の冗長データパス
NetBackup 53xx は、すべての重要なストレージで冗長データパスを備えています。これによって、複数のコンポーネントエラーが発生した場合でも動作することができます。
NetBackup 5330 ハードウェアには、アプライアンスとプライマリストレージシェルフが備わっています。 アプライアンスはストレージを備えていませんが、プライマリストレージシェルフと最大 5 台の拡張ストレージシェルフの空き領域をバックアップに使うことができます。プライマリストレージシェルフと拡張ストレージシェルフは 3 TB または 6 TB のディスクドライブをサポートしますが、シェルフ内のすべてのドライブを同じ容量にする必要があります。次の表に、NetBackup 5330 アプライアンスシステムで利用可能な、フォーマット済みストレージの容量を示します。
表: NetBackup 5330 Appliance バージョン 3.1 ストレージ容量オプション
NetBackup 5330 Appliance(ソフトウェアバージョン 3.1) |
プライマリストレージシェルフ |
拡張ストレージシェルフ |
拡張ストレージシェルフ |
利用可能なストレージ容量 |
---|---|---|---|---|
ストレージオプション A |
114 TB |
- |
- |
114 TB |
ストレージオプション B |
114 TB |
114 TB |
- |
229 TB |
ストレージオプション C |
114 TB |
114 TB |
114 TB |
343 TB |
ストレージオプション D |
114 TB |
229 TB |
- |
343 TB |
ストレージオプション E |
114 TB |
114 TB |
229 TB |
458 TB |
ストレージオプション F |
114 TB |
229 TB |
229 TB |
572 TB |
ストレージオプション G |
229 TB |
- |
- |
229 TB |
ストレージオプション H |
229 TB |
229 TB |
- |
458 TB |
ストレージオプション I |
229 TB |
229 TB |
229 TB |
687 TB |
NetBackup Appliance のハードウェアアーキテクチャについて詳しくは、『NetBackup Appliance と Veritas Storage Shelf の製品説明』を参照してください。