NetBackup™ Snapshot Client 管理者ガイド

最新の RHEL バージョンでは、パーティション区切り文字の使用方法が変更されています。デバイスパスの最後の文字に基づいて、OS はパーティション区切り文字を追加する必要があるかどうかを判別します。変更に対処するため、udev ルールを更新して、パーティション区切り文字「p」を RHEL に追加します。

次のコマンドを使用して、マルチパスサービスを再起動します。

# service multipathd restart

LVM のデバイスで複数のパスを使用している場合は、マルチパスサービスが有効になっていることを確認します。

フィラーまたはアレイ上の接合マウントポイントは、VSO FIM スナップショット方式でのスナップショット操作ではサポートされません。

クライアント側のネストされたマウントポイントの場合、親マウントポイントのロールバックはサポートされません。

NetBackup は、NetBackup クライアントソフトウェアとともにインストールされます。すべての NetBackup サーバーには、デフォルトで NetBackup クライアントソフトウェアが含まれています。そのため、 がプラットフォームでサポートされている場合は、NetBackup サーバーまたはクライアントで NetBackup を使用できます。

NetBackup 10.0 では、Solaris 用の は、SPARC コンピュータ上でのみサポートされます。

NetBackup のインストール手順については、『NetBackup インストールガイド』を参照してください。

クラスタ環境にインストールする場合は、まずアクティブノードを凍結します。これは、インストール中に移行が行われないようにするためです。

サービスグループの凍結方法については、実行しているクラスタソフトウェア用の『NetBackup High Availability 管理者ガイド』のクラスタ化に関する項を参照してください。

このパッケージは、スナップショットのインポート後に新しいデバイスを再スキャンして検出するのに役立つ rescan-scsi-bus.sh スクリプトを提供します。このスクリプトは bpfis のインポート操作と bpfis のデポート操作で使用されます。このスクリプトが NetBackup クライアントにない場合、スナップショットのインポートは失敗します。

スクリプトのデフォルトの場所: <install_location>/usr/bin/rescan-scsi-bus.sh

パッケージが配備されていない場合は次のコマンドを実行します。

yum install sg3_utils

LinuX LVM の場合は、systemctl が利用できることを確認します。

ユーザーが構成されていることを確認します。