Veritas NetBackup™ Appliance の廃止と再構成ガイド

Last Published:
Product(s): Appliances (3.1.1 (5340), 3.1.1 (5330), 3.1.1 (5240), 3.1.1 (5230), 3.1.1 (5220), 3.1 (5340), 3.1 (5330), 3.1 (5240), 3.1 (5230), 3.1 (5220))

MyVeritas ポータルを使ったアプライアンスの再イメージング

MyVeritas.com にある ISO イメージを使用して、NetBackup アプライアンスソフトウェアの同じバージョンまたは異なるバージョンを使用してアプライアンスを再イメージングすることができます。ISO イメージにアクセスするには、メンテナンスシリアル番号が必要です。シリアル番号は、最初の購入時またはバージョンアップグレードの通知時に受け取ったライセンスの認証で見つけることができます。シリアル番号を見つけるのに支援が必要な場合は、customercare@veritas.com に電子メールでお問い合わせください。

警告:

ISO を使用して、現在インストールされている NetBackup アプライアンスソフトウェアとは異なるバージョンをインストールする場合は、ストレージをリセットする必要があります。既存のストレージを維持する場合、インストールできるのは同じバージョンの ISO イメージのみです。さらに、2.6 より前の ISO イメージをインストールしようとしているアプライアンスに NetBackup アプライアンスソフトウェア 2.6 以上がインストールされている場合は、ISO をインストールする前にストレージのリセットを行う必要があります。

この手順を実行するには、インテリジェントプラットフォーム管理インターフェース (IPMI) ネットワークを使用してアプライアンスにリモートからアクセスできる必要があります。始める前に、アプライアンスで IPMI のネットワークが構成されていること、およびベリタスリモート管理インターフェースにアクセスできることを確認します。

???を参照してください。

メモ:

IPMI ネットワークを使用して ISO イメージをインストールするために必要な帯域幅を考慮すると、ISO のインストールが最適に動作するのはアプライアンスとリモートコンピュータが同じ物理サイトにある場合です。WAN を経由してアプライアンスの再イメージングをリモートから試行する場合、プロセスが失敗する可能性があります。そのため、ベリタスは、WAN を経由した ISO の再イメージングを推奨しません。

MyVeritas ポータルからの ISO イメージのダウンロード

ISO イメージをダウンロードする方法

  1. リモートからアプライアンスにアクセスするコンピュータで、MyVeritas.com にアクセスします。
  2. クレデンシャルを使って MyVeritas ポータルにログオンします。
  3. 新しい NetBackup Appliance の ISO イメージをダウンロードするまでのプロンプトに従います。ISO のダウンロードに関する支援が必要な場合は、次のリンクを参照してください。

    https://www.veritas.com/support/en_US/article.000100418

    警告:

    アプライアンスでの技術的な問題やサービス上の問題を避けるために、必ず、ご使用のアプライアンスのモデルおよびシリーズ用の適切な ISO イメージをダウンロードするようにします。これらのイメージは、適切な物理アプライアンスタイプでのみ使用するためのものです。現在のベリタスのサポート契約において 52xx アプライアンスを購入している場合、そのアプライアンスでは 52xx アプライアンス用の ISO イメージをダウンロードし、インストールすることのみが許可されています。サポート契約において 50xx アプライアンスを購入している場合、そのアプライアンスでは 50xx アプライアンス用の ISO イメージをダウンロードし、インストールすることのみが許可されています。正しい物理アプライアンスタイプ用に許可されていない ISO イメージの使用は、エラーや誤動作の原因となる可能性があります。また、ベリタスがその物理装置に対して提供している保証権限が無効になる可能性があります。

  4. リモートコンピュータ上のローカルドライブに ISO イメージを保存します。
アプライアンスでの ISO イメージのインストール

ISO イメージのインストール方法

  1. アプライアンスを管理するリモートデバイスとアプライアンスの間にファイアウォールが存在する場合は、次のポートが開いていることを確認します。

    5120

    RMM ISO/CD

    7578

    RMM CLI

  2. アプライアンスのオフ。
  3. リモートからのアプライアンスへのアクセスに使用するコンピュータで、サポートされているブラウザを開きます。アプライアンスに割り当てるリモート管理ポートの IP アドレスを入力し、ベリタスリモート管理インターフェースにログオンします。

    ???を参照してください。

  4. [リモート制御 (Remote Control)]タブにナビゲートし、[コンソールの起動 (Launch Console)]をクリックします。
  5. リダイレクトコンソールが起動したら、コンソールの[デバイス (Device)]ドロップダウンメニューをクリックし、[ISO のリダイレクト (Redirect ISO)]を選択します。
  6. 表示された[開く (Open)]ポップアップウィンドウから、インストールする ISO イメージを選択し、[開く (Open)]をクリックします。
  7. ベリタスリモート管理インターフェースに戻り、[リモート制御 (Remote Control)]ページの左側の[サーバー電源管理 (Server Power Control)]を選択します。
  8. [電源制御と状態 (Power Control and Status)]ページが表示されます。

    サーバーは現在電源オフになっているため、利用可能なオプションは[サーバーの電源をオン (Power ON Server)]のみです。[処理を実行 (Perform Action)]をクリックします。

  9. リモートコンソールに戻り、システムがオンになるまで待機します。スプラッシュ画面が表示されたら、すぐに F6 キーを押してブートメニューを開始します。

    メモ:

    このタスクを実行するための時間は数秒間だけです。このウィンドウが消えてしまうと、オペレーティングシステムがロードされ、ブートメニューにアクセスできません。

  10. ブートメニューが表示されたら、[仮想 CDROM (Virtual CDROM)]までスクロールし、Enter キーを押します。
  11. システムが先ほど選択した ISO イメージから起動を開始します。

    次のオプションが表示されます。

    • ハードディスクからブート (Boot from Hard Disk)

    • NetBackup Appliance をインストール (Install NetBackup Appliance)

    [NetBackup Appliance のインストール (Install NetBackup Appliance)]を選択し、Enter キーを押します。

    インストールが開始されます。インストールが完了したら、NetBackup Appliance の新しいバージョンを使ってシステムにログオンし、構成できます。

    メモ:

    IPMI ISO のインストールはネットワーク接続の質の影響を受けやすくなっています。インストールが失敗した場合は、インストールを再試行します。問題が解決しない場合は、IPMI のネットワーク接続の質の改善を試行します。ISO イメージを DVD に書き込み、アプライアンスに物理的に接続した USB DVD-ROM ドライブを使用して、このイメージをインストールすることもできます。