Veritas NetBackup™ Appliance の廃止と再構成ガイド

マスターサーバーを構成して新しいメディアサーバーと通信する方法

1. マスターサーバーに管理者としてログインし、メディアサーバーのアプライアンスの名前がマスターサーバーに追加されていることを確認します。

   アプライアンスのマスターサーバー

   NetBackup Appliance Web コンソールで次の操作を実行します。 ［管理 (Manage)］>［追加サーバー (Additional Servers)］>［追加 (Add)］をクリックします。 ［アプライアンスのホスト名 (Appliance Hostname)］フィールドに、追加するアプライアンスのメディアサーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) を入力します。 ［追加 (Add)］をクリックします。 アプライアンスに複数のホスト名がある場合はすべての名前を追加します。 NetBackup Appliance シェルメニューで次の操作を実行します。 Main_Menu > Settings ビューで、次のコマンドを実行します。 Settings > NetBackup AdditionalServers Add media-server media-server は、まだ構成していないアプライアンスのメディアサーバーの完全修飾ホスト名 (FQHN) です。 アプライアンスに複数のホスト名がある場合はすべての名前を追加します。

   従来の NetBackup マスターサーバー

   管理者として NetBackup 管理コンソールにログオンします。 コンソールのメインウィンドウの左ペインで、［NetBackup の管理 (NetBackup Management)］>［ホストプロパティ (Host Properties)］>［マスターサーバー (Master Server)］をクリックします。 右ペインで、マスターサーバーのホスト名をクリックします。 ［ホストプロパティ (Host Properties)］ウィンドウの左ペインで、［サーバー (Servers)］をクリックします。 右ペインの［追加サーバー (Additional Servers)］セクションで、［追加 (Add)］をクリックしてアプライアンスのホスト名を入力します。アプライアンスのホスト名が最上部の［追加サーバー (Additional Servers)］セクションに表示されます。 アプライアンスに複数のホスト名がある場合はすべての名前を追加します。 ［OK］をクリックして［マスターサーバープロパティ (Master Server Properties)］ウィンドウを閉じます。

2. マスターサーバーとメディアサーバーの間にファイアウォールがある場合、マスターサーバーの次のポートを開いてメディアサーバーとの通信を許可します。

   メモ:

   ポート設定を変更するには管理者としてログインしている必要があります。

   • vnetd: 13724

   • bprd: 13720

   • PBX: 1556

   • マスターサーバーが TCP を利用する NetBackup Appliance の場合、次のポートを開きます。

     443、5900、7578。

3. メディアサーバーの日時とマスターサーバーの日時が一致していることを確認します。NTP サーバーを使うことも、時間を手動することもできます。