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NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド

Last Published: 2024-11-11

Product(s): NetBackup (10.5)

別のクラウドプロバイダへのリストア

NetBackup 10.5 以降では、スナップショットコピーからのバックアップに基づいて、あるクラウドプロバイダから別のクラウドプロバイダに保護対象の VM をリストアできます。たとえば、AWS から Azure、またはその逆です。

プロバイダ間でリストアするには、少なくとも 1 つのメディアサーバーが 10.5 以降である必要があります。このメディアサーバーは、バックアップイメージが存在する STU にアクセスできる必要があります。

表: AWS と Azure クラウド間でリストアを実行する手順は、次のオペレーティングシステムでの実行手順を示しています。

RHEL
SLES
Ubuntu
Windows

表: AWS と Azure クラウド間でリストアを実行する手順

手順	説明
手順 1: バックアップのための VM の準備	VM がサポート対象の VM (OS/プラットフォーム) に含まれているかどうかを確認します。ハードウェアおよびクラウドストレージ互換性リスト (HCL) を参照してください。変更を行う前に、ソース VM をバックアップします。ソース VM をバックアップする前に、事前にインストールする必要がある適切なドライバを特定してインストールします。オペレーティングシステムに応じて、VM を準備するための次の特定のセクションを参照してください。 RHEL SLES Ubuntu Windows
手順 2: VM をバックアップする	ドライバをインストールした後に VM をバックアップします。
手順 3: クロスクラウドプロバイダリストアを構成する	対象のクラウドプロバイダでターゲット VM をリストアするクロスプロバイダ構成を選択します。要件に基づいて、ターゲット VM の適切なインスタンスサイズを選択します。ターゲット AWS: VM のリストア時に、互換性のある AMI ID があることを確認します。 AWS にリストアするために必要なパラメータ: ImageId (AMI) および Instance type ソース VM のブートモードをサポートする AMI とインスタンスタイプを選択します (レガシーの BIOS/UEFI) 詳しくは、Amazon EC2 ブートモードの説明を参照してください。ソース VM と一致する OS プラットフォームが必要です。ソース VM と同じユーザー名とパスワードを使用してログオンします。メモ: インスタンスの到達可能性チェックが失敗した場合は、VM のリストア後に、次のセクションで説明する手順を実行します。手順 4: リストア後の構成を行うターゲット Azure: ソース VM のブートモードをサポートし、サポートされている数のディスクドライブが接続されているインスタンスタイプを選択します。
手順 4: リストア後の構成	リストアされたインスタンスに確実にアクセスするための追加の構成を行います。オペレーティングシステムに応じて、リストア後の構成を行うための次のセクションを参照してください。 RHEL SLES Ubuntu Windows