NetBackup™ for HBase 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup 用 HBase プラグインの配備
- NetBackup for HBase の構成
- HBase のバックアップとリストアの実行
- トラブルシューティング
NetBackup for HBase の用語
次の表では、HBase クラスタの保護に NetBackup を使用するときに使われる用語を定義しています。
表: NetBackup の用語
用語 |
定義 |
---|---|
複合ジョブ |
HBase データのバックアップジョブは複合ジョブです。
|
検出ジョブ |
バックアップジョブを実行すると、最初に検出ジョブが作成されます。検出ジョブは HMaster と通信し、バックアップする必要があるブロックの情報と、関連する地域サーバーの情報を収集します。検出の最後に、ジョブは作業負荷検出ファイルにデータを入力します。ファイルはその後 NetBackup によってバックアップホスト間で作業負荷を分散させるために使用されます。 |
子ジョブ |
バックアップの場合、ストレージメディアにデータを転送するバックアップホストごとに個別の子ジョブが作成されます。子ジョブは、複数の地域サーバーからデータブロックを転送できます。 |
作業負荷検出ファイル |
検出時のバックアップホストが HMaster と通信するときに、作業負荷検出ファイルが作成されます。このファイルには、バックアップするデータブロックと、関連付けられている地域サーバーについての情報が含まれています。 |
作業負荷分散ファイル |
検出が完了すると、NetBackup はバックアップホストごとに作業負荷配布ファイルを作成します。これらのファイルには、それぞれのバックアップホストで転送されるデータの情報が含まれます。 |
並列ストリーム |
NetBackup 並列ストリームフレームワークにより、複数のバックアップホストを同時に使用して、複数の地域サーバーからのデータブロックをバックアップできます。 |
バックアップホスト |
バックアップホストは、プロキシクライアントとして機能します。すべてのバックアップとリストア操作は、バックアップホストで実行されます。 メディアサーバー、クライアント、またはプライマリサーバーを、バックアップホストとして構成できます。 バックアップホストは、リストア中に宛先クライアントとしても使用されます。 |
BigData ポリシー |
BigData ポリシーは以下を実行するために導入されました。
|
アプリケーションサーバー |
HMaster は、NetBackup ではアプリケーションサーバーと呼ばれます。 |
プライマリ HMaster |
高可用性シナリオでは、1 つの HMaster を BigData ポリシーと tpconfig コマンドで指定する必要があります。この HMaster はプライマリ HMaster と呼ばれます。 |
フェールオーバー HMaster |
高可用性シナリオでは、 |