NetBackup™ for HBase 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup 用 HBase プラグインの配備
- NetBackup for HBase の構成
- HBase のバックアップとリストアの実行
- トラブルシューティング
HBase クラスタの準備
NetBackup の HBase クラスタを準備するには、次のタスクを実行します。
ファイアウォールの設定 (デフォルトではポート 50070) を更新して、バックアップホストが HBase クラスタと更新できるようにします。
すべての HMaster と地域サーバーのエントリを、すべてのバックアップホスト上の
/etc/hosts
ファイルに追加します。ホスト名は FQDN 形式で追加する必要があります。または
/etc/resolve.conf
ファイルに適切な DNS エントリを追加します。すべてのバックアップホストのエントリを、HMaster と地域サーバー上の
/etc/hosts
ファイルに追加します。HBase クラスタで HBase サービスが有効になっていることを確認します。
HMaster ユーザーは SSH を実行できる必要があります。
jdk パッケージがインストールされていることを確認します。また、Java パスが設定されていて、Hbase バージョンと互換性があることを確認します。
jps コマンドが Hmaster で機能していることを確認します。詳しくは、HBase のマニュアルを参照してください。
.bashrc
ファイルで、マスターサーバーの tpconfig に設定されているすべてのユーザーに対して、Hmaster 用の次の環境変数を設定します。export JAVA_HOME= PATH_OF_JAVA_DIR
export HADOOP_HOME=PATH_OF_HDFS_DIR
export HADOOP_MAPRED_HOME=$HADOOP_HOME
export HADOOP_COMMON_HOME=$HADOOP_HOME
export HADOOP_HDFS_HOME=$HADOOP_HOME
export YARN_HOME=$HADOOP_HOME
export HADOOP_COMMON_LIB_NATIVE_DIR=$HADOOP_HOME/lib/native
export PATH=$PATH:$HADOOP_HOME/sbin:$HADOOP_HOME/bin
export HADOOP_INSTALL=$HADOOP_HOME
export HADOOP_OPTS="$HADOOP_OPTS -Djava.library.path=$HADOOP_HOME/lib/native"
export HBASE_HOME=PATH OF HBASE DIR
PATH=$PATH:$HBASE_HOME/bin:$JAVA_HOME/bin
export CLASSPATH=$CLASSPATH:/usr/local/hadoop/hbase/lib/*