Veritas ™ 5340 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 事前インストールの要件
- ハードウェアの取り付け手順
- 付録 A. ストレージシェルフが接続されていない稼働中のアプライアンスへの拡張ストレージシェルフの追加
- 付録 B. 少なくとも 1 台の稼働中のストレージシェルフが接続されている稼働中のアプライアンスへの拡張ストレージシェルフの追加
- 付録 C. 新しい NetBackup 拡張ストレージシェルフのディスク容量の構成
1 台のノードへのハードウェアの接続
このセクションでは、1 台の計算ノード、1 台のプライマリストレージシェルフ、最大 3 台の拡張ストレージシェルフを備えた Veritas 5340 Appliance のケーブル接続について説明します。
システムと 2 台のノードのケーブル接続については、次のセクションを参照してください。
2 台のノードへのハードウェアの接続を参照してください。
計算ノードは、4 本のファイバーチャネル (FC) ケーブルでプライマリストレージシェルフに接続します。計算ノードのスロット 1 とスロット 4 の各 FC HBA カードには、2 つの FC ポートが搭載されています。
各プライマリシェルフは、RAID コントローラの 2 つの I/O モジュールを備えています。各モジュールには FC ポートが 2 セット搭載されており、各セットには 2 つのポートが含まれます (モジュールあたり計 4 つのポート)。
拡張ストレージシェルフは、2 本の SAS3 ケーブルでプライマリシェルフとその他の拡張シェルフに接続します。
プライマリシェルフには、各 RAID コントローラの I/O モジュールの左側に SAS3 ポートが 1 つ搭載されています。このポートは、拡張 I/O モジュールの SAS3 ポート A に接続します。
プライマリシェルフに計算ノードを接続するには
- ファイバーチャネル (FC) ケーブルを 4 本用意します。
- 計算ノードのスロット 1 にある FC ポート (オレンジ色で囲まれた部分) を確認します。
計算ノードのスロット 4 にある FC ポート (紫色で囲まれた部分) を確認します。
オレンジ色と紫色のケーブルは、分かりやすく説明するために色分けしており、実際の色とは異なる点に注意してください。
- 各ポートに 1 本の FC ケーブルを接続します。
- プライマリシェルフに FC ケーブルのもう一方の端を接続します。
計算ノードのスロット 1 にある 2 つのポートは、各 RAID コントローラの I/O モジュールにある右端のポート (ポート 0) に接続します。
計算ノードのスロット 4 にある 2 つのポートは、右端のポートの横にあるポート (ポート 1) に接続します。
- 拡張ストレージシェルフをプライマリシェルフに接続するには、次の手順を実行します。
「拡張ストレージシェルフをプライマリシェルフに接続するには」を参照してください。
現時点で拡張シェルフを取り付けていない場合は、次のセクションに進んでハードウェアに電源コードを接続します。
電源コードをハードウェアに接続するを参照してください。
拡張ストレージシェルフをプライマリシェルフに接続するには
- SAS3 ケーブルを 2 本用意します。
- プライマリシェルフの各コントローラの左側にある SAS3 ポートを確認します。
- 拡張シェルフの両方の I/O モジュールにある SAS3 ポート A と C を確認します。
ポート B は使用しません。
- 重要 - 各 SAS3 コネクタの青色のタブが下を向いていることを確認します。誤った向きでコネクタを差し込むと、RAID コントローラに認識されません。
- 拡張シェルフが 1 台のみの場合は、右側の RAID コントローラの SAS3 ケーブルを拡張シェルフの右側の I/O モジュールにあるポート A に接続します。
右側の RAID コントローラの SAS3 ケーブルを拡張シェルフの右側の I/O モジュールにあるポート A に接続します。
- 複数の拡張シェルフを取り付けている場合は、シェルフそれぞれに SAS3 ケーブルを 2 本用意します。拡張シェルフの I/O モジュールは、左右にあることに注意してください。
注意:
右側の RAID コントローラの SAS3 ポートを、1 番目の拡張シェルフに接続しないでください。