Veritas ™ 5340 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 事前インストールの要件
- ハードウェアの取り付け手順
- 付録 A. ストレージシェルフが接続されていない稼働中のアプライアンスへの拡張ストレージシェルフの追加
- 付録 B. 少なくとも 1 台の稼働中のストレージシェルフが接続されている稼働中のアプライアンスへの拡張ストレージシェルフの追加
- 付録 C. 新しい NetBackup 拡張ストレージシェルフのディスク容量の構成
NetBackup Appliance シェルメニューでの IPMI ポートの構成
このセクションでは NetBackup Appliance シェルメニューで IPMI を構成する方法を説明します。
Veritas Flex Appliance リリース 1.x は、Flex Appliance シェルを使用した IPMI ポートの構成をサポートしません。
システムに複数のノードがある場合は、各ノードの IPMI ポートを個別に構成する必要があります。
IPMI の構成を開始する前に、IPMI を構成するアプライアンスに関する次の情報を入手してください。
IP アドレス | リモート管理ポートのデフォルトの固定 IP アドレスを変更するためのリモート管理ポートの IP アドレス。 |
サブネットマスク | ネットワークコンピュータとリモート管理ポート間の接続を有効にします。 |
ゲートウェイ IP アドレス | ネットワークコンピュータとリモート管理ポート間の接続を有効にします。 |
IP アドレス: 192.168.0.10
サブネットマスク: 255.255.255.0
IPMI の前提条件についての以降のセクションも確認してください。
???を参照してください。
キーボードとモニタを使用して IPMI ポートを構成するには
アプライアンスの背面パネルの適切なポートに次のコンポーネントを接続します。
VGA (Video Graphics Array) ポートとコンピュータのディスプレイを標準ビデオケーブルで接続
アプライアンスの USB ポートに USB キーボードを接続
- アプライアンスがオンになっていることを確認します。
起動プロセスが完了すると、ログインプロンプトが表示されます。
- アプライアンスのユーザー名およびパスワードを入力します。 デフォルトでは、ユーザー名は admin で、パスワードは P@ssw0rd (「0」は数字のゼロ) です。
- Main_Menu プロンプトで Support と入力し、[サポート (Support)]メニューに移動します。
- Main_Menu >[サポート (Support)]ビューで、次のコマンドを入力してリモート管理ポートを設定します。
IPMI Network Configure <IPAddress> <Netmask> <GatewayIPAddress>
ここで、IP address はリモート管理ポートの新しい IP アドレスです。 サブネットマスクとゲートウェイによって、ネットワークコンピュータとリモート管理ポート間の接続が有効化されます。
リモート管理ポートは DHCP または固定アドレスとして構成する必要があります。
任意のタイミングで、次のコマンドを実行して IPMI ネットワークの詳細を確認できます。
IPMI Network Show
- IPMI サブシステムにアクセスする新しいユーザーを追加する場合は、次のコマンドを入力します。これは任意の手順であることに留意してください。
IPMI User Add <User_Name>
New Password プロンプトで、ユーザーのパスワードを入力します。
デフォルトのユーザー名は sysadmin です。デフォルトのパスワードは P@ssw0rd です。ここで、0 は数字のゼロです。
任意のタイミングで、次のコマンドを実行して IPMI にアクセスできるユーザーを確認できます。
IPMI User List
- Return と入力すると、Main_Menu プロンプトに戻ります。
- リモート管理ポートをネットワークに接続する場合は、Cat5 または Cat6 ケーブルを使います。
- Web ブラウザで新しいアドレスを使用し、ネットワークを介して Veritas リモート管理コンソールに到達できることを確認します。
- アプライアンスで初期構成の準備ができました。初期構成の必要条件と手順については、『NetBackup Appliance 初期構成ガイド』を参照してください。
メモ:
初期構成を完了すると、バックアップデータ転送を行わない管理ネットワークに NIC1 (eth0) を接続できます。