Veritas NetBackup™ for Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) 管理者ガイド
NetBackup アプライアンスでの SSL 証明書の管理
アプライアンスで SSL 証明書を管理するには、nb_nutanix ahv.conf
ファイルへの読み取りと書き込みのアクセス権限が必要です。nb_nutanix ahv.conf
ファイルは usr/openv/netbackup
ディレクトリに存在します。
nb_nutanix ahv.conf
への読み取りと書き込みのアクセス権限を取得するには、次の操作を完了します。
nb_nutanix ahv.conf
ファイルを編集できるように NetBackup CLI ユーザーになります。その後、nb_nutanix ahv.conf
をアプライアンスの/usr/openv/netbackup/
ディレクトリにコピーして戻します。SSL 証明書をアプライアンス上の適切な場所にコピーします。
アプライアンスの nb_nutanix ahv.conf
ファイルにアクセスしてコピーするには
nb_nutanix ahv.conf
を見つけます。- NetBackup アプライアンスのシェルメニューにログオンします。
- 適切な Manage > NetBackupCLI コマンドを実行して、NetBackup CLI ユーザーになります。
nb_nutanix ahv.conf
設定ファイルを/Home/nbusers
ディレクトリにコピーします。ファイルの読み取りと書き込みの権限が chmod 644 であることを確認します。 nb_nutanix ahv.conf
ファイルを編集して、必要な変更を行います。nb_nutanix ahv.conf
ファイルはJSON
ファイル形式であるため、必ず JSON の整合性を維持します。nb_nutanix ahv.conf
ファイルを/home/nbusers
から/usr/openv/netbackup/
にコピーして戻すには、次のコマンドを実行します。cp-nbu-config
例: cp-nbu-config nb_nutanix-ahv.conf /usr/openv/netbackup/
ファイルがコピー先に存在する場合、警告が表示されることなく上書きされます。
- コピー先フォルダにファイルが存在することを確認します。
NetBackup の nbcldutil コマンドを使用して、SSL 証明書をアプライアンスの適切な場所にコピーします。SSL 証明書が有効であることを確認します。
SSL 証明書をアプライアンスの適切な場所にコピーするには
- ソースからコピー先へ証明書をコピーするには、次のコマンドを実行します。
nbcldutil -copycert -sourcecert source_certificate_path_and_name [-destcert destination_certificate_path]
例: nbcldutil -copycert -sourcecert /home/maintenance/ nutanixCert.pem -destcert /etc/ssl/certs
nb_nutanix ahv.conf
ファイルの cert_authority_file パラメータをアプライアンスの新しい SSL 証明書のパスで更新します。
nb_nutanix ahv 構成ファイルについてを参照してください。