Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
NetBackup 5330 のストレージシェルフとディスクドライブ
NetBackup 5330 計算ノードは、次のように 2 種類の外部ディスクドライブストレージをサポートしています。
プライマリストレージシェルフ - 必須
拡張ストレージシェルフ - オプション
メモ:
プライマリストレージシェルフと拡張ストレージシェルフでは、AC 220 V 電源が必要です。
各 NetBackup 5330 計算ノードには、1 つのプライマリストレージシェルフが必要です。ストレージ容量を追加するために、最大で 5 つの拡張シェルフを取り付けることができます。次の Web サイトの『NetBackup 5330 Appliance 製品説明ガイド』を参照して、サポート対象のストレージ容量を確認します。
重さを考慮して、ストレージシェルフはできるだけラックの下部または下部近くにインストールする必要があります。ストレージシェルフが取り付けられて、計算ノードがインストールされると、ファイバーチャネル(FC)、SAS、電源コードがユニット間で接続されます。FC ケーブルは計算ノードをプライマリストレージシェルフに接続します。SAS2 ケーブルはプライマリストレージシェルフを拡張ストレージシェルフに接続します。すべての接続が完了したら、ストレージシェルフと計算ノードをオンにして、ユニットを初期化して同期します。
メモ:
1 つ以上の拡張ストレージシェルフが使用されている場合は、プライマリシェルフから最も遠くにあるシェルフを先にオンにします。その後で、プライマリシェルフに接続されている拡張シェルフをオンにします。次に、プライマリシェルフをオンにします。最後に、計算ノードをオンにします。
インストール時のユニットの重さを減らすため、ディスクドライブは出荷時にはストレージシェルフにインストールされていません。ディスクは個別のパッケージで出荷されており、各パッケージに 10 個のディスクが含まれています。各ストレージシェルフにすべてディスクを装備するには、6 個のパッケージが必要となります。個々のディスクは帯電防止袋に梱包されています。ディスクは、ストレージシェルフドロワーを引き出し、各ディスクをスロットに挿入して、ストレージシェルフにインストールする必要があります。ベストプラクティスとして、下部のドロワーから開始し、上に移動することをお勧めします。ディスクをストレージシェルフに挿入する際は、一度に 1 つのドロワーに挿入します。
各シェルフのドロワーには、1 から 5 までの番号が付いています。
各ドロワー内のディスクスロットには、左前隅から順番に 1 から 12 の番号が付けいています。
各ドロワーの正面にある 3 つの LED は 3 つのスロットの各列に関する情報を提供します。
プライマリシェルフまたは拡張シェルフへのディスクドライブの取り付け を参照してください。