Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
NetBackup 5330 計算ノードのイーサネットポートの構成
すべての NetBackup 5330 Appliance には、背面パネルの下部に沿って組み込まれた次のポートがあります。
1 GbE ポート: eth0、eth1、eth2、および eth3
10 GbE ポート: eth4 および eth5
デフォルトでは、NIC1 (eth0) は出荷時に IP アドレス 192.168.229.233 に設定されます。このプライベートネットワークのアドレスは、ノートパソコンからの直接接続によって初期構成を実行できるように予約されています。NIC1 (eth0) は、通常、ネットワーク環境に接続されません。
初期構成を完了すると、バックアップデータ転送を行わない管理ネットワークに NIC1 (eth0) を接続できます。
NetBackup 5330 計算ノードの背面パネルには 6 つの PCIe スロットがあり、5 種類のサポートされている構成に従って装備されています。PCIe スロットの構成により、使用できるイーサネットポートの合計数が決まります。
次の図で、計算ノードの背面パネルにある、PCIe カードベースポートを含めたすべてのイーサネットポートの場所を示します。
NetBackup 5330 高可用性 (HA) 構成の場合は、2 つのノードを接続するために NIC3/eth2 ポートと NIC4/eth3 ポートを予約する必要があります。これらのポートをネットワークに接続しないでください。
PCIe スロットに取り付けた 10-Gb イーサネットネットワークインターフェースカードには他のポートが含まれます。ポートの数はご使用の計算ノードの PCIe スロット構成によって異なります。
表: NetBackup 5330 計算ノードの PCIe イーサネットポートの構成 に、各 PCIe スロット設定で利用可能なイーサネットポートを示します。
表: NetBackup 5330 計算ノードの PCIe イーサネットポートの構成
オプション | スロットとイーサネットポートの番号 |
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A (10-Gb イーサネットカード x 1) |
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B (10-Gb イーサネットカード x 3) |
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C (10-Gb イーサネットカード x 2) |
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D (10 GBイーサネットカード x 1) |
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E (10-Gb イーサネットカードなし) | なし |
5340 の PCIe ベースの I/O 構成について詳しくは、『NetBackup 5340 Appliance 製品説明ガイド 』を参照してください。