Veritas InfoScale™ 8.0.2 インストールガイド - Linux
- 第 I 部 計画および準備
- Veritas InfoScale の概要
- Veritas InfoScale のライセンス
- システム必要条件
- インストール準備
- ISO イメージのマウント
- システム間通信のための rsh または ssh の設定
- インストーラパッチの取得
- 外部ネットワーク接続試行の無効化
- インストール前のシステムの確認
- プライベートネットワークの設定
- 共有ストレージの設定
- クラスタノードの時刻設定の同期
- チューニングパラメータ kernel.hung_task_panic の設定
- SF Oracle RAC システムのインストール手順の計画
- セキュアブート環境での配備の準備
- 第 II 部 Veritas InfoScale のインストール
- 第 III 部 Veritas InfoScale のアンインストール
- 第 IV 部 インストールの参考情報
SF Oracle RAC のハードウェアの必要条件
表: 基本クラスタのハードウェア必要条件に、基本クラスタのハードウェア必要条件を示します。
表: 基本クラスタのハードウェア必要条件
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項目 |
説明 |
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DVD ドライブ |
クラスタ内のノードの 1 つに DVD ドライブが必要です。 |
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ディスク |
すべての共有ストレージディスクは、SCSI-3 Persistent Reservation(PR)をサポートする必要があります。 メモ: コーディネータディスクはデータを保存しません。領域を無駄にしないよう、ディスクアレイ上の可能なかぎり最小の LUN としてディスクを設定してください。コーディネータディスクに必要な最小サイズは 128 MB です。 |
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RAM |
各システムには、少なくとも 2 GB が必要です。 |
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スワップ領域 |
SF Oracle RAC については、Oracle Metalink ドキュメント 169706.1 を参照してください。 |
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ネットワーク |
2 つ以上のプライベートリンクと 1 つのパブリックリンク。 リンクは、100BaseT またはギガビットイーサネットで、各ノード間を直接リンクする必要があります。これにより、直接システム間通信を処理するプライベートネットワークを形成します。これらのリンクは同じタイプにする必要があります。100BaseT とギガビットを併用することはできません。 Veritas プライベートリンクにエンタープライズクラスのスイッチを使うギガビットイーサネットを推奨します。 Oracle RAC では、すべてのノードが同じサブネットからの IP アドレスを使う必要があります。 |
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ファイバーチャネルまたは SCSI ホストバスアダプタ |
共有データディスク用に、システムごと少なくとももう 1 つの SCSI またはファイバーチャネルのホストバスアダプタが必要です。 |