Veritas NetBackup™ OpsCenter 管理者ガイド
- OpsCenter NetBackup の概要
- OpsCenter について
- OpsCenter のコンポーネントについて
- OpsCenter コンソールの使用について
- OpsCenter コンソールの開始について
- OpsCenter コンソールのコンポーネントについて
- OpsCenter の共通タスク
- Web ブラウザのブックマークの使用について
- OpsCenter のマニュアルについて
- OpsCenter のインストール
- OpsCenter のインストールの計画について
- Windows と UNIX への OpsCenter のインストール
- Windows と UNIX での OpsCenter のアップグレードについて
- OpsCenter のアップグレード中に保護されるファイルとフォルダについて
- OpsCenter アップグレード失敗シナリオについて
- インストール後の作業について
- Windows と UNIX での OpsCenter のアンインストールについて
- OpsCenter のクラスタ化について
- OpsCenter の概要
- OpsCenter の管理
- OpsCenter によって使用されるサービスとプロセスについて
- Windows と UNIX の OpsCenter サーバーのスクリプト
- OpsCenter データベースの管理について
- OpsCenter および OpsCenter Analytics のバックアップとリストアについて
- OpsCenter の通信ポートとファイアウォールの注意事項について
- サポートスクリプトによるトラブルシューティングデータの収集
- OpsCenter のログファイルについて
- OpsCenter の設定について
- OpsCenter の設定
- ユーザー設定の設定
- ライセンスの管理について
- OpsCenter サーバーのデータパージ期間の構成
- OpsCenter での SMTP サーバーの設定の保存について
- OpsCenter の SMTP サーバーの設定の構成
- OpsCenter におけるホストエイリアスの追加
- OpsCenter におけるオブジェクト (ホスト) の結合
- OpsCenter におけるテープライブラリ情報の変更
- OpsCenter におけるユーザープロファイルのコピー
- OpsCenter におけるレポートのエクスポート場所の設定
- OpsCenter におけるオブジェクト形式の管理について
- OpsCenter ユーザーの管理について
- ユーザーパスワードの管理について
- OpsCenter での AD / LDAP ユーザーグループの追加について
- [設定 (Settings)]>[ユーザー (Users)]>[ユーザー (Users)]のオプション
- OpsCenter ユーザーインターフェースのユーザーアクセス権と機能
- OpsCenter のユーザーアカウント情報の表示
- OpsCenter への新しいユーザーの追加
- OpsCenter のユーザー情報の編集
- OpsCenter のユーザーパスワードのリセット
- OpsCenter Security Admin のパスワードのリセット
- OpsCenter ユーザーの削除
- OpsCenter のユーザーグループの表示
- [設定 (Settings)]>[ユーザー (Users)]>[ユーザーグループ (User Groups)]のオプション
- OpsCenter のユーザーグループの追加
- OpsCenter のユーザーグループの編集
- OpsCenter のユーザーグループの削除
- OpsCenter における受信者の管理について
- OpsCenter における電子メール受信者の表示
- [設定 (Settings)]>[受信者 (Recipients)]>[電子メール (Email)]のオプション
- OpsCenter における SNMP トラップの受信者の表示
- [設定 (Settings)]>[受信者 (Recipients)]>[SNMP トラップの受信者 (SNMP Trap Recipient)]のオプション
- OpsCenter の電子メールの受信者の作成
- [設定 (Settings)]>[受信者 (Recipients)]>[電子メール (Email)]>[電子メール受信者の追加 (Add Email Recipients)]のオプション
- OpsCenter の SNMP トラップの受信者の作成
- [設定 (Settings)]>[受信者 (Recipients)]>[SNMP]>[SNMP トラップ受信者の追加 (Add SNMP trap recipient)]のオプション
- OpsCenter の電子メールまたは SNMP の受信者情報の変更
- OpsCenter の電子メールまたは SNMP トラップの受信者の削除
- OpsCenter Analytics のコスト分析とチャージバックの管理について
- OpsCenter コストレポートのデフォルトの通貨の設定
- [設定 (Settings)]>[チャージバック (Chargeback)]>[通貨の設定 (Currency Settings)]のオプション
- OpsCenter のグローバル通貨リストの編集
- [設定 (Settings)]>[チャージバック (Chargeback)]>[通貨の設定 (Currency Settings)]>[通貨リストの編集 (Edit Currency List)]のオプション
- [設定 (Settings)]>[チャージバック (Chargeback)]>[コスト変数 (Cost Variable)]のオプション
- OpsCenter におけるコスト変数の作成
- OpsCenter におけるコスト変数の変更
- OpsCenter におけるコスト変数の削除
- [設定 (Settings)]>[チャージバック (Chargeback)]>[コスト式 (Cost Formulae)]のオプション
- OpsCenter におけるコスト式の作成
- OpsCenter におけるコスト式の変更
- OpsCenter におけるコスト式の削除
- OpsCenter の式モデル化ツールによるチャージバックコストの推定
- [設定 (Settings)]>[チャージバック (Chargeback)]>[コストの推定 (Cost Estimation)]のオプション
- OpsCenter のチューニング状態を監視する
- データ収集について
- NetBackup のデータ収集の構成について
- [設定 (Settings)]>[構成 (Configuration)]>[NetBackup]のオプション
- NetBackup のデータ収集ビュー
- OpsCenter が NetBackup からデータを収集する方法
- 分割ジョブオプションについて
- プライマリサーバーの詳細とデータ収集の状態の表示
- OpsCenter でのプライマリサーバーまたはアプライアンスの追加
- NetBackup プライマリサーバーの追加
- OpsCenter によるサーバーアクセスおよびデータ収集のためのプライマリサーバーまたはアプライアンスプライマリサーバーの構成
- [設定 (Settings)]>[構成 (Configuration)]>[NetBackup]>[プライマリサーバーの追加 (Add Primary Server)]のオプション
- OpsCenter コンソールでのプライマリサーバーまたはアプライアンスプライマリサーバーの追加
- OpsCenter でのプライマリサーバーまたはアプライアンスプライマリサーバーの編集
- OpsCenter でのプライマリサーバーまたはアプライアンスプライマリサーバーの削除
- OpsCenter におけるプライマリサーバーのデータ収集の制御
- NetBackup のデータ収集の構成について
- OpsCenter ビューの管理
- OpsCenter を使用した NetBackup の監視
- [監視 (Monitor)]ビューについて
- [監視 (Monitor)]ビューの範囲の制御
- [概要 (Overview)]タブによる NetBackup の監視について
- [状態ごとのジョブの概略 (Job Summary by State)]の表示
- [状態ごとのメディアの概略 (Media Summary by Status)]の表示
- [ジョブエラーログの概略上位 7 位 (Top 7 Job Error Log Summary)]について
- [サービスの概略 (Services Summary)]の表示
- [プライマリサーバーの概略 (Primary Server Summary)]の表示
- [ジョブ状態ごとのジョブの概略 (Job Summary by Job Status)]の表示
- [状態ごとのドライブの概略 (Drive Summary by Status)]の表示
- 失敗したジョブごとのポリシー上位 7 位
- [重大度ごとのアラートの概略 (Alert Summary by Severity)]の表示
- NetBackup ジョブの監視について
- [監視 (Monitor)]>[ジョブ (Jobs)]の[一覧表示 (List View)]オプション
- [一覧表示 (List View)]によるジョブの監視について
- 単一の NetBackup ジョブの詳細の表示
- ジョブに関連付けられているプライマリサーバーの詳細の表示
- ジョブのポリシー情報の表示
- NetBackup ジョブの形式と状態によるフィルタリング
- NetBackup ジョブの制御
- NetBackup ジョブの調整
- ジョブの優先度の変更
- [ジョブの優先度の変更 (Change Job Priority)]ダイアログボックスのオプション
- NetBackup ジョブのログのエクスポート
- [概略表示 (Summary View)]によるジョブの監視について
- [ジョブ状態ごとのジョブの概略 (Job Summary by Job Status)]の表示
- [状態ごとのジョブの概略 (Job Summary by State)]の表示
- [形式ごとのジョブの概略 (Job Summary by Type)]の表示
- [グループコンポーネントの概略 (Group Component Summary)]表について
- [階層表示 (Hierarchical View)]によるジョブの監視について
- 単一の NetBackup ジョブの詳細の表示
- ジョブに関連付けられているプライマリサーバーの詳細の表示
- ジョブのポリシー情報の表示
- NetBackup ジョブの状態によるフィルタリング
- [監視 (Monitor)]>[サービス (Services)]ビュー
- NetBackup サービスの種類によるフィルタリング
- NetBackup サービスの制御
- NetBackup ポリシーの監視について
- [監視 (Monitor)]>[ポリシー (Policies)]の[一覧表示 (List View)]
- [一覧表示 (List View)]による NetBackup ポリシーの監視について
- NetBackup ポリシー形式によるフィルタリング
- [監視 (Monitor)]>[ポリシー (Policies)]ページ
- 単一の NetBackup ポリシーの詳細の表示
- ポリシーに関連付けられているプライマリサーバーの詳細の表示
- ポリシーと関連付けられているボリュームプールの詳細の表示
- ジョブポリシーの有効化または無効化
- 手動バックアップの開始
- 単一のジョブポリシーの履歴の表示
- [監視 (Monitor)]>[ポリシー (Policies)]の[概略表示 (Summary View)]
- [バックアップされたデータごとのポリシー上位 5 位 (Top 5 Policies by Data Backed up)]について
- [失敗したジョブごとのポリシー上位 7 位 (Top 7 Policies by Failed Jobs)]について
- [ジョブの数ごとのポリシー上位 7 位 (Top 7 Policies by No. of Jobs)]について
- NetBackup メディアの監視について
- [監視 (Monitor)]>[メディア (Media)]の[一覧表示 (List View)]オプション
- [一覧表示 (List View)]による NetBackup メディアの監視について
- NetBackup メディアの詳細の表示
- メディアに関連付けられているプライマリサーバーの詳細の表示
- NetBackup メディア形式のフィルタリング
- メディアの制御
- [監視 (Monitor)]>[メディア (Media)]の[概略表示 (Summary View)]オプション
- [ボリュームプールごとの階層表示 (Hierarchical View by Volume Pool)]によるメディアの監視
- ボリュームプールの詳細の表示
- メディアの詳細の表示
- メディアの制御
- [ボリュームグループごとの階層表示 (Hierarchical View by Volume Group)]によるメディアの監視
- ボリュームグループの詳細の表示
- メディアの詳細の表示
- OpsCenter でのメディアの制御
- NetBackup デバイスの監視
- [監視 (Monitor)]>[デバイス (Devices)]>[ドライブ (Drives)]の[一覧表示 (List View)]オプション
- [一覧表示 (List View)]によるドライブの監視について
- 単一のドライブの詳細の表示
- ドライブに関連付けられているプライマリサーバーの詳細の表示
- NetBackup ドライブのカテゴリによるフィルタリング
- ドライブの制御
- [監視 (Monitor)]>[デバイス (Devices)]>[ドライブ (Drives)]の[概略表示 (Summary View)]
- [状態ごとのドライブの概略 (Drive Summary by Status)]の表示
- [監視 (Monitor)]>[デバイス (Devices)]>[ディスクプール (Disk Pools)]オプション
- 単一のディスクプールの詳細の表示
- NetBackup ホストの監視について
- [監視 (Monitor)]>[ホスト (Hosts)]>[プライマリサーバー (Primary Servers)]ビュー
- NetBackup プライマリサーバーの形式と状態によるフィルタ処理
- [監視 (Monitor)]>[ホスト (Hosts)]>[メディアサーバー (Media Servers)]ビュー
- メディアサーバーに関連付けられているプライマリサーバーの詳細の表示
- [監視 (Monitor)]>[ホスト (Hosts)]>[クライアント (Clients)]ビュー
- 単一のプライマリサーバーの詳細の表示
- NetBackup アラートの監視について
- [監視 (Monitor)]>[アラート (Alerts)]の[一覧表示 (List View)]
- [一覧表示 (List View)]による NetBackup アラートの監視について
- 単一のアラートの詳細の表示
- アプライアンスハードウェア障害の単一アラートの詳細表示
- アラートと関連付けられているアラートポリシーの詳細の表示
- アラートの種類によるフィルタリング
- アラートへの応答
- [概略表示 (Summary View)]による NetBackup アラートの監視
- 重大度別のアラートの表示
- NetBackup プライマリサーバー別のアラートの表示
- 監査記録の監視について
- [監視 (Monitor)]>[アプライアンスハードウェア (Appliance Hardware)]>[プライマリサーバー (Primary Server)]
- [監視 (Monitor)]>[アプライアンスハードウェア (Appliance Hardware)]>[メディアサーバー (Media Server)]
- [監視 (Monitor)]>[アプライアンスハードウェア (Appliance Hardware)]> NetBackup
- アプライアンスハードウェアの詳細
- [監視 (Monitor)]>[クラウド (Cloud)]オプション
- OpsCenter を使用した NetBackup の管理
- [管理 (Manage)]ビューについて
- [管理 (Manage)]ビューの範囲の制御
- アラートポリシーの管理について
- NetBackup ストレージの管理について
- NetBackup デバイスの管理について
- リストア操作とガイド付きリカバリ操作について
- OpsCenter からのリストア操作について
- ガイド付きリカバリについて
- ガイド付きリカバリのクローン操作のための設定
- ガイド付きリカバリのクローン操作前のチェック
- ガイド付きリカバリのクローン操作の実行
- [マスターサーバーの選択 (Select a Master Server)]ダイアログ
- [ソースデータベースの選択 (Select Source Database)]パネル
- [制御ファイルバックアップの選択 (Select Control File Backup)]パネル
- 宛先ホストとログインパネル
- [宛先パラメータ (Destination Parameters)]パネル
- [選択の概略 (Selection Summary)]パネル
- [クローン前チェック (Pre-clone Check)]パネル
- [ジョブの詳細 (Job Details)]パネル
- ガイド付きリカバリクローン後操作
- ガイド付きリカバリのトラブルシューティング
- NetBackup ホストの管理について
- NetBackup 配置分析の管理について
- OpsCenter での Replication Director のサポート
- OpsCenter アラートの詳細と構成
- OpsCenter のレポート
- 付録 A. NetBackup データの属性
- 付録 B. CLI のマニュアルページ
- 付録 C. CSV、TSV、XML ファイルを使用したビューの作成
- 付録 D. OpsCenter のエラーメッセージ
- 索引
Windows での OpsCenter のアップグレード
Windows ホストで OpsCenter コンポーネントをアップグレードするには、次の手順を使います。
Windows に OpsCenter コンポーネントをインストールする前に次の注意事項を確認します。
NetBackup などのバックアップ製品と OpsCenter コンポーネントの両方をアップグレードする場合は、最初に OpsCenter コンポーネントをアップグレードすることをお勧めします。バックアップ製品の前に OpsCenter コンポーネントをアップグレードすると、OpsCenter はバックアップ製品がコンソールに追加された時点でこの製品からのデータ収集を開始できます。
アップグレードは次の順序で実行する必要があります。
通し番号
アップグレードする手順
参照先
1.
OpsCenter サーバーをアップグレードします。
「Windows で OpsCenter サーバーをアップグレードする方法」を参照してください。
3.
OpsCenter View Builder をアップグレードします。
4.
NetBackup など、使っているバックアップ製品をアップグレードします。
該当する製品のマニュアルを参照してください。
OpsCenter のみをアップグレードし、バックアップ製品はアップグレードしない場合にも、上記の順序が適用されます。必ず最初に OpsCenter サーバー、次に View Builder をアップグレードします。
OpsCenter コンポーネントをインストールする前に 8.3 のファイル名の作成を有効にすることを推奨します。8.3 のファイル名の作成が無効になっている場合は、それを有効にし、OpsCenter コンポーネントのインストール前、またはそれらのコンポーネントへのアップグレード前に Windows ホストを再起動します。
OpsCenter コンポーネントをインストールしている間、他のどのインストールも実行してはなりません。また、インストールが完了した後、しばらくの間待ってから OpsCenter の他のコンポーネントをインストールする必要があります。
一度開始したインストール処理を取り消したり、中断したりしないことを推奨します。
OpsCenter がすでにインストールされているシステムに OpsCenter のコンポーネントをインストールしようとすると、インストーラはメンテナンスモードで実行されます。メンテナンスモードでは、システムにインストールされている OpsCenter のコンポーネントを修復または削除することができます。
Windows で OpsCenter サーバーをアップグレードする方法
- バックアップ製品と OpsCenter のアップグレードを計画している場合は、OpsCenter を最初にアップグレードしてください。OpsCenter をアップグレードするときには常に、最初に OpsCenter サーバー、次に View Builder という順序でアップグレードしてください。
- OpsCenter サーバーをインストールする Windows ホスト上で、該当する OpsCenter 製品の DVD を DVD ドライブに挿入します。
自動再生が有効になっている場合は、DVD Browser が表示されます。
自動再生が有効になっていない場合は、[スタート]、[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]テキストボックスで、「D:\Browser.exe」と入力し、Enter キーを押します。
D は DVD ドライブです。
DVD Browser が表示されます。
- DVD Browser で、[Installation]リンクをクリックします。
- OpsCenter サーバーをインストールするには、[OpsCenter Server Installation]リンクをクリックします。
- インストールウィザードの[Welcome]ページが表示されます。インストールウィザードはシステム上の OpsCenter サーバーの既存のインストールを検出します。インストールされたバージョンに応じて、[Welcome]パネルに次のメッセージが表示されることがあります。
The installer has detected that OpsCenter Server current version is already installed on your system that will now be upgraded to new version.
[Next]をクリックして続行します。
- 使用許諾契約を読み、[I accept the terms of the license agreement]にチェックマークを付けます。
[Participate in the NetBackup Product Improvement Program]のチェックマークは付けてもはずしてもかまいません。デフォルトではこのオプションにはチェックマークが付いています。
このオプションにチェックマークを付けると、OpsCenter は、インストール配置と製品使用状況の情報を、安全な方法で OpsCenter に自動的にアップロードします。また、このデータは今後の製品開発および問題分析にも使用されます。詳しくは、『NetBackup インストールガイド』のNetBackup 製品改善プログラムに関する項を参照してください。
[Next]をクリックします。
- デフォルトの設定、インストール場所、またはポート番号を使用するには、[Installation Choice]パネルで[Typical]をクリックします。デフォルトでは、[Typical]が選択されています。
また OpsCenter サーバーのインストールに必要な領域と利用可能な実際の領域を比較します。
メモ:
[Custom]オプションは、OpsCenter をアップグレードするときに無効になっています。OpsCenter にアップグレードしている間は、デフォルト設定、場所、またはポート番号をカスタマイズできません。
[Next]をクリックします。
- 古い OpsCenter データベースを保存する場所を指定します。デフォルトの場所は C:\Program Files\Symantec\OpsCenter_SavedData です。
警告:
OpsCenter の順序立ったアップグレード (たとえば、8.0、8.1、8.1.1 の順) の場合、
OpsCenter_SavedDataの古いフォルダがすでに存在する場合があります。OpsCenter_SavedDataフォルダがアップグレードの間に上書きされると、OpsCenter ユーザーインターフェースが正しく開始しない可能性があります。この問題を避けるためには、OpsCenter へアップグレードする前にOpsCenter_SavedDataの古いフォルダの名前を変更する必要があります。関連するリリースバージョンの名前が付いたフォルダに、古いデータベースのコピーを保存できます。異なる場所を指定するには、[Browse]をクリックします。
ディレクトリ
C:\Program Files\Symantec\OpsCenter_SavedDataが存在しなければ、作成するようにメッセージが表示されます。[Yes]をクリックして、ディレクトリを作成します。メモ:
このページの[Disk space requirements]セクションを移動して、データベースの場所に十分な領域があることを確認します。十分なディスク領域がある場合は、[Required]列に緑のチェックマークが表示されます。
- [Next]をクリックします。
- [認証設定をインポート (Import Authentication Settings)]パネルで、次のオプションのうち 1 つを選択してください。
ユーザーをインポートしない (Do not import users)
以前のバージョンの OpsCeOpsCenter から OpsCenter データベースにユーザーをインポートしない場合に、このオプションを選択します。デフォルトの OpsCenter ユーザーだけが作成されます。このユーザーは OpsCenter にログオンし、既存のすべてのパスワードをリセットできます。
ユーザーをインポートする (Import users)
このオプションは、以前のバージョンの OpsCenter から OpsCenter データベースにユーザーをインポートする場合に選択します。
詳しくは、「認証設定のインポートについて」の項を参照してください。
OpsCenter アップグレード中の認証設定のインポートについてを参照してください。
OpsCenter の古いバージョンからの認証設定とユーザーのインポートが失敗した場合、OpsCenter のデフォルトのユーザークレデンシャルを使っている OpsCenter(vx) ユーザーすべてのパスワードをリセットする必要があります。
OpsCenter のユーザーパスワードのリセットを参照してください。
- [License Keys]パネルで、OpsCenter の購入時に受け取ったデモまたは正規のキーを入力し、[Add Key]をクリックします。
OpsCenter Analytics ライセンスキーを参照してください。
- インストーラはインストール設定の概略を示します。インストールの概略を保存するには、[Save summary to]オプションにチェックマークを入れます。インストールの概略を希望の場所に保存するには、[Browse]をクリックします。
インストールを開始するには、[Install]をクリックします。インストーラは OpsCenter Server ソフトウェアをインストールし、OpsCenter データベースにデータも移行します。データベースのマイグレーションはデータベースのサイズにより時間がかかることがあります。
- インストールが正常に完了したら、インストールログを表示したり、README を表示したりできます。
[Finish]をクリックします。
インストールログは次の場所に生成されます。
%ALLUSERSPROFILE%\Symantec\OpsCenter\INSTALLLOGS\OpsCenterServerInstallLog.htmメモ:
後でメンテナンスモードでインストーラを実行すると、
OpsCenterServerMaintenanceInstallLog.htmも同じ場所に生成されます。OpsCenter では、データベースアップグレードのログは次の場所に格納されます。
%ALLUSERSPROFILE%\Symantec\OpsCenter\INSTALLLOGS\pre-install-config\db\logOpsCenter アップグレード失敗シナリオについてを参照してください。
メモ:
以前のパスワードがデフォルトのパスワードのまま、つまり「SQL」である場合、アップグレードが正常に完了した後、OpsCenter データベースパスワードは自動生成された文字列に設定されます。インストール後にデータベースのパスワードを変更することを推奨します。
OpsCenter データベースの管理者パスワードの変更を参照してください。
旧バージョンでデフォルトのパスワードを変更した場合は、再度変更する必要はありません。インストーラでは、現在のバージョンで使用できる古いパスワードが保持されます。
Windows で OpsCenter View Builder をアップグレードする方法
- バックアップ製品と OpsCenter のアップグレードを計画している場合は、OpsCenter を最初にアップグレードしてください。OpsCenter をアップグレードするときには常に、最初に OpsCenter サーバー、次に View Builder という順序でアップグレードしてください。
- OpsCenter View Builder をインストールする Windows ホスト上で、OpsCenter 製品の DVD を DVD ドライブに挿入します。
自動再生が有効になっている場合は、DVD Browser が表示されます。
自動再生が有効になっていない場合は、[スタート]、[ファイル名を指定して実行]の順にクリックします。[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスの[名前]テキストボックスで、「D:\Browser.exe」と入力し、Enter キーを押します。
D は DVD ドライブです。
DVD Browser が表示されます。
- DVD Browser で、[Installation]リンクをクリックします。
- OpsCenter View Builder をインストールする場合は、[OpsCenter View Builder Installation]リンクをクリックします。
- インストールウィザードの[Welcome]ページが表示されます。インストールウィザードはシステム上の OpsCenter View Builder の既存のインストールを検出します。インストールされたバージョンに応じて、[Welcome]パネルに次のメッセージが表示されます。
The installer has detected that OpsCenter View Builder old_version is already installed on your system that will now be upgraded to new_version.
[Next]をクリックして続行します。
- 使用許諾契約を読み、[I accept the terms of the license agreement]にチェックマークを付けます。
[Participate in the NetBackup Product Improvement Program]のチェックマークは付けてもはずしてもかまいません。デフォルトではこのオプションにはチェックマークが付いています。
このオプションにチェックマークを付けると、OpsCenter は、インストール配置と製品使用状況の情報を、安全な方法で OpsCenter に自動的にアップロードします。また、このデータは今後の製品開発および問題分析にも使用されます。詳しくは、『NetBackup インストールガイド』のNetBackup 製品改善プログラムに関する項を参照してください。
[Next]をクリックします。
- インストーラはインストール設定の概略を示します。インストールの概略を保存するには、[Save summary to]オプションにチェックマークを入れます。インストールの概略を希望の場所に保存するには、[Browse]をクリックします。
インストールを開始するには、[Install]をクリックします。インストーラは OpsCenter View Builder ソフトウェアをインストールします。
- インストールが正常に完了したら、インストールログを表示したり、README を表示したりできます。
[Finish]をクリックします。
インストールログは次の場所に生成されます。
%ALLUSERSPROFILE%\Symantec\OpsCenter\INSTALLLOGS\OpsCenterViewBuilderInstallLog.htmメモ:
後でメンテナンスモードでインストーラを実行すると、
OpsCenterViewBuilderMaintenanceInstallLog.htmも同じ場所に生成されます。