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Veritas InfoScale™ 7.4 仮想化ガイド- Linux
Last Published:
2018-07-05
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.4)
Platform: Linux
- 第 I 部 Linux 仮想化で使う Veritas InfoScale Solutions の概要
- 第 II 部 基本 KVM 環境の実装
- 基本 KVM のスタートガイド
- カーネルベースの仮想マシン環境の Veritas InfoScale Solutions 設定オプション
- KVM(カーネルベースの仮想マシン)環境の Cluster Server のインストールと設定
- KVM リソースの設定
- 基本 KVM のスタートガイド
- 第 III 部 RedHat Enterprise Virtualization 環境の実装
- RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization)のスタートガイド
- RHEV 環境のための Veritas InfoScale Solutions 設定オプション
- 仮想マシンを管理する VCS の設定
- 仮想マシンのバックエンドストレージとしての Storage Foundation の設定
- 仮想マシンのバックエンドストレージとしての Storage Foundation の設定
- RHEV(Red Hat Enterprise Virtualization)のスタートガイド
- 第 IV 部 Linux 仮想化実装の使用例
- アプリケーションの可視性とデバイス検出
- サーバー統合整理
- 物理から仮想への移行
- 簡素化した管理
- Cluster Server を使用するアプリケーションの可用性
- 仮想マシンの可用性
- ライブ移行を使った仮想マシンの可用性
- Red Hat Enterprise Virtualization 環境での仮想から仮想へのクラスタ化
- Microsoft Hyper-V 環境での仮想から仮想へのクラスタ化
- OVM(Oracle Virtual Machine)環境での仮想から仮想へのクラスタ化
- Red Hat Enterprise 仮想化環境での仮想化マシンに対するディザスタリカバリ
- Volume Replicator(VVR)と Veritas File Replicator(VFR)を使用するボリュームとファイルシステムの障害回復
- 多層型ビジネスサービスのサポート
- Docker コンテナと InfoScale Enterprise の管理
- Docker、Docker Daemon、および Docker Container 用の Cluster Server エージェントについて
- Docker コンテナのストレージ容量の管理
- Docker コンテナのオフライン移行
- Docker 環境におけるボリュームとファイルシステムのディザスタリカバリ
- 第 V 部 参照
- 付録 A. トラブルシューティング
- 付録 B. 設定例
- 付録 C. 詳しい情報の入手先
- 付録 A. トラブルシューティング
ゴールデンイメージの作成と設定
基本的には、マスターイメージまたはゴールドイメージに基づいてポイントインタイムイメージ(特定時点のイメージ)を作成します。イメージをセットアップすると、すべてのブートイメージの基本として使用できます。したがって、仮想マシンの完全なブートボリュームをゴールデンブートボリュームとして最初にセットアップしてください。
ゴールデンイメージを作成するには
- 選択したディスクグループで、VxVM ボリュームを作成します。Linux マニュアルが推奨しているサイズを使用します。たとえば、ディスクグループを boot_dg、ゴールデンブートボリュームを gold-boot-disk-vol、ボリュームサイズを 16 GB にします。
sys1# vxassist -g boot_dg make gold-boot-disk-vol 16g
- Linux マニュアルに記載された推奨する手順に従って、VM ゲストをインストールしてブートします。
ブートデバイスに管理対象ストレージまたは既存ストレージを選択するように求められた場合は、VxVM ストレージボリュームブロックデバイスへの絶対パスを使用します。
例: /dev/vx/dsk/boot_dg/gold-boot-disk-vol
- virt-install ユーティリティを使う場合は、--disk パラメータとともに VxVM ボリュームブロックデバイスへの完全パスを入力します。
例: --disk path=/dev/vx/dsk/boot_dg/gold-boot-disk-vol
- 仮想マシンを作成したら、このブートボリュームに任意のゲストオペレーティングシステムをインストールし、仮想マシンを必要に応じて設定できます。
- 仮想マシンを作成して設定したら、シャットダウンします。
ゴールデンブートボリュームのスナップショットに基づく追加の仮想マシンをプロビジョニングするために、ブートイメージはイメージ(ゴールデンイメージと呼ばれる)として使うことができます。これらのスナップショットは完全コピー(ミラーイメージ)または領域最適化スナップショットにすることができます。領域最適化スナップショットを使うと、複数の同一仮想マシンのブートディスクをホストするために必要なストレージが大幅に減少します。完全スナップショットと領域最適化スナップショットは両方とも瞬時に使用可能になるため(ディスクコピー操作を待機する必要がない)、新しい仮想マシンのプロビジョニングも即座に行うことができます。