Veritas NetBackup™ Appliance アップグレードガイド
必要なサードバーティプラグインを入手する
バージョン 2.6.1 または 2.6.1.x から 2.7.1 以降にアップグレードする前に、既存の SUSE Linux Enterprise Server (SLES) のサードパーティプラグインを適切な Red Hat Enterprise Linux (RHEL) バージョンに変更する必要があります。プリフライトアップグレードスクリプトは、アップグレードに必要なこれらのプラグインのみを識別します。バージョン 2.7.1 以降のソフトウェアリリースには、アップグレードを実行するために必要な RHEL サードパーティプラグインが含まれています。ご使用の環境で使用するその他のプラグインについては、ベンダーの Web サイトで提供状況を確認してください。すでにバージョン 2.7 にアップグレードされているアプライアンスの場合、以前は利用できなかったサードパーティ製プラグインの一部が利用できるようになっている可能性があります。
RHEL プラグインをイストールするには、以下の手順を実行します。
以下のベンダー Web サイトから適切な RHEL プラグインを見つけます。
http://www.datadomain.com/products
http://www.falconstor.com/en/pages/?pn=VTL
http://www.necam.com/HYDRAstor
https://www.veritas.com/product/backup-and-recovery/netbackup-appliances?themeid=nbu-appliance
その他のサードパーティプラグインも使用している場合は、同様に適切な RHEL バージョンに変更する必要があります。 詳細については、該当ベンダーの Web サイトを確認してください。
NetBackup Appliance Shell Menuから次の共有ディレクトリを開きます。
Manage > OpenStorage > Share > Open
このコマンドは、NFS の場合は
/inst/plugin/incoming
共有ディレクトリを、Windows の場合は\incoming_plugins
共有ディレクトリを開きます。 これらの場所に必要なプラグインをコピーします。次のように共有ディレクトリを閉じます。
Manage > OpenStorage > Share > Close
メモ:
2.6.1 または 2.6.1.x からアップグレードする場合、RHEL プラグインパッケージを共有ディレクトリにコピーして、共有ディレクトリを閉じた後、Manage > OpenStorage > List Available コマンドを実行しないでください。 現在の 2.6.x SUSE アプライアンスコードは、RHEL プラグインパッケージを無効としてフラグ付けします。これは、パッケージの命名規則が SUSE と Red Hat 環境で異なるためです。アプライアンスは SLES で実行中のため、List Available コマンドは共有ディレクトリから RHEL プラグインパッケージを削除し、アップグレードの妨げになります。