Veritas NetBackup™ Appliance アップグレードガイド
3.1 のアップグレード後のタスク
アップグレードプロセスが問題なく完了した後、必要に応じて環境に対して次のタスクを実行します。
SDCS モード
バージョン 2.6.1 または 2.6.1.x からのアップグレード後、SCSP (Symantec Critical System Protection) の機能は、SDCS (Symantec Data Center Security) に名前が変更されます。この機能は非管理モードに自動的に設定されています (デフォルト)。アップグレード前の以前の SCSP 機能がマネージドモードに設定されている場合は、アップグレードの完了後、SDCS をマネージドモードに変更し、最新の IDS ポリシーと IPS ポリシーを適用する必要があります。詳しくは、以下のドキュメントを参照してください。
『NetBackup 52xx and 5330 アプライアンス管理者ガイド』
『NetBackup 52xx and 5330 アプライアンスセキュリティガイド』。
SDCS コンソールとサーバー
ソフトウェアバージョン 3.1 以降、SDCS コンソールとサーバーは、NetBackup アプライアンスのソフトウェアリリースに含まれなくなりました。
SDCS 環境を構成していないアプライアンスの場合は、コンソールとサーバーを設定する前に、ベリタスサポート Web サイトからコンソールとサーバーのバイナリを入手する必要があります。
既存の SDCS 環境とコンソールが設定されたアプライアンスの場合、ポリシーファイルを更新し、SDCS エージェントが正しい SDCS サーバーをポイントしていることを確認する必要があるだけです。バイナリを取得する必要はありません。
詳しくは、以下のドキュメントを参照してください。
『NetBackup 52xx and 5330 アプライアンス管理者ガイド』
『NetBackup 52xx and 5330 アプライアンスセキュリティガイド』。