Veritas NetBackup™ 5230 Appliance および Veritas Storage Shelf の製品説明
- 製品の概要
- ケーブル
- 技術仕様、標準、コンプライアンス情報
- 付録 A. オプションの Veritas 2U12 49TB ストレージシェルフについて
アプライアンスについて
NetBackup 5230 Appliance と Storage Shelf は、重複排除とバックアップの完全なソリューションを提供します。このドキュメントでは、これらのデバイスについて、主要なハードウェアの特徴を説明します。このドキュメントは、一般に公開されています。
表: アプライアンスの機能 は製品の機能の一覧です。
表: アプライアンスの機能
機能 | 説明 |
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領域の削減 | 重複排除エンジンは、最大 100 分の 1 のストレージ削減を実現します。クライアント側のプラグインは、同様のレベルの帯域幅削減を提供します。 |
拡張可能なアーキテクチャ | フィンガープリントや RAID の冗長性のため、全体のストレージ能力はディスクサイズと合計ディスク数の単純な掛け算にはなりません。 ストレージ容量についてを参照してください。 |
高可用性 | 冗長なホットスワップ対応ディスクおよび電源モジュールをサポートします。 |
管理の容易性 | 帯域外の管理ネットワークインターフェースを、独立した形で提供します。ネットワークを経由してアプライアンスの電源オン、電源オフ、リセットをリモートで行えます。 KVM over IP 経由でのアプライアンスのリモート構成とリモート管理をサポートします。 SNMP トラップをサポートし、自動的に警報を報告します。 帯域外の管理チャネルを経由したディスク情報の報告をサポートします。 |
システムメモリ構成 (DIMM) | 64 GB (最大 192 GB) メモ: 64 GB のメモリキットを追加購入して、NetBackup 5230 Appliance のメモリ量を最大にすることができます。システムに別売りのストレージシェルフを追加するときに、メモリキットを使用してアプライアンスのメモリを増やすこともできます。 |
RAID レベル | RAID 1 (標準ミラーリング) と RAID 6 (二重分散パリティを持つブロックレベルのストライピング) は以下のように使います。
メモ: アプライアンスのディスクドライブは、アプライアンスが出荷される前にあらかじめフォーマットされています。これらのドライブは別のスロットに移動したり、再配置しないようにします。 |
パフォーマンスと容量 |
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ファイバーチャネルのサポート | NetBackup 5230 Appliance は、最大 5 枚の FC HBA カードが取り付けられた状態で発注できます。10 Gb イーサネットカードの発注と出荷時取り付けもできます。 |
背面パネルのポート | ストレージシェルフに接続する 2 つの SAS ポート 1 つの 1 Gb/秒 IPMI リモート管理ネットワークポート 1 つの VGA ポート 3 つの USB 2.0 ポート 4 つの 1 Gb イーサネットネットワークポート、それぞれにリンクおよび動作 LED 付き。 2 つの 10 Gb イーサネットネットワークポート、それぞれにリンクおよび動作 LED 付き。これらのポートはファイバーケーブルと銅ケーブルをサポートしています。2 つの 10GBASE-SR(短距離)SFP+ トランシーバが各サーバーに付属します。これらのコネクタを使うことができます。また、ネットワーク環境に応じて 10GBASE-LR(長距離)トランシーバまたは Twinax 銅ケーブルを使うこともできます。詳しくは、テクニカルサポートに問い合わせてください。 アプライアンスは、SAS RAID カード、ファイバーチャネルカード、10 Gb イーサネットカードをいくつか組み合わせて取り付けた状態で発注できます。 NetBackup 5230 の背面パネルの構成についてを参照してください。 |
技術仕様のセクションに、両方のタイプのデバイスの寸法と重量を記載しています。
ストレージ容量についてを参照してください。
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