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Veritas NetBackup™ マスターサーバーのクラスタ化管理者ガイド
Last Published:
2018-03-28
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (8.1)
- NetBackup マスターサーバーのクラスタ化の概要
- Windows Server Failover Clustering での NetBackup
- UNIX または Linux 上の Veritas Cluster Server での NetBackup
- Unix または Linux 上の VCS に NetBackup フェールオーバーサーバーをインストールする場合のインストール前チェックリストについて
- Windows 上の Veritas Cluster Server での NetBackup
- Solaris クラスタでの NetBackup
- HP Service Guard クラスタでの NetBackup
- PowerHA for AIX クラスタでの NetBackup
- NetBackup の構成
- 操作上の注意事項
- 付録 A. 複数インターフェースを使用するクラスタ内の NetBackup マスターサーバー
PowerHA for AIX クラスタでの NetBackup フェールオーバーサーバーのアップグレード
NetBackup 6.0 以降からアップグレードする場合は、次の手順を実行します。
メモ:
NetBackup では、既存のフェールオーバー非対応 NetBackup サーバーの、フェールオーバー対応 NetBackup サーバーへのアップグレードはサポートされていません。ベリタス社のテクニカルサポートにお問い合わせください。
PowerHA for AIX クラスタで NetBackup フェールオーバーサーバーをアップグレードする方法
- カタログバックアップを含むクラスタ環境の有効なバックアップが存在することを確認します。
- クラスタ外で実行されている各 NetBackup サーバーについて、サーバーリストが正しいことを確認します。このリストには、NetBackup を実行できる各ノードの名前と仮想サーバーの名前が含まれている必要があります。
- 次のコマンドを入力し、NetBackup リソースグループの監視を行うアプリケーションを無効にします。
smitty hacmp
- [System Management (C-SPOC)]を選択します。
- [PowerHA Resource Group and Application Management]を選択します。
- [Suspend/Resume Application Monitoring]を選択します。
- [Suspend Application Monitoring]を選択します。
- NetBackup サーバーを選択し、Enter キーを押します。
- アクティブノードに、NetBackup サーバーソフトウェアをインストールします。
次の点に注意してください。
『 NetBackup インストールガイド』に記載されている手順に従って、NetBackup サーバーをインストールします。
サーバー名を指定する必要がある場合は、サーバーの仮想名を指定します。
- アップグレードをインストールしたら、クラスタ内のすべてのノードにセキュリティ証明書が配備されているかどうかを確認します。配備されていない場合、クラスタ内のすべてのノードでセキュリティ証明書を生成します。
クラスタ化された NetBackup セットアップでの証明書の配備について詳しくは、『NetBackup セキュリティおよび暗号化ガイド』を参照してください。
- NetBackup サーバーがフェールオーバーできるそれぞれの非アクティブノードに、NetBackup サーバーソフトウェアをインストールします。
次の点に注意してください。
『 NetBackup インストールガイド』に記載されている手順に従って、NetBackup サーバーをインストールします。
サーバー名を指定する必要がある場合は、サーバーの仮想名を指定します。
- NetBackup サーバーがインストールされているそれぞれの非アクティブノードで、任意の NetBackup オプション製品をインストールまたはアップグレードします。インストールおよび構成の手順については、そのオプション製品に関する NetBackup のマニュアルを参照してください。
- アクティブノードで、同じインストール手順を実行します。
- アクティブノードで次のコマンドを実行し、NetBackup エージェントの監視を有効にします。
rm -f /usr/openv/netbackup/bin/cluster/frozen
- 次のコマンドを入力し、NetBackup リソースグループの監視を行うアプリケーションを有効にします。
smitty hacmp
- [System Management (C-SPOC)]を選択します。
- [PowerHA Resource Group and Application Management]を選択します。
- [Suspend/Resume Application Monitoring]を選択します。
- [Resume Application Monitoring]を選択します。
- NetBackup サーバーを選択し、Enter キーを押します。
NetBackup リソースがオンラインになり、Service Guard で NetBackup リソースの監視が再開されます。
- NetBackup リソースグループをオフラインにしてから、オンラインにします。
- NetBackup がクラスタ内で正しくフェールオーバーできることを確認します。