Veritas NetBackup™ WebSocket サービス (NBWSS) リファレンスガイド

クラウドアプリケーションに対する NetBackup 接続の開始

クラウドアプリケーションと通信するために、NetBackup はクラウドサーバーが提供する Web インターフェースを使います。このインターフェースは WebSocket エンドポイントと呼ばれます。

NetBackup プロセスは、事前設定されたスケジュールに基づき WebSocket エンドポイントへの接続を自動的に要求します。デフォルトでは、接続プロセスは 60 秒ごとに実行されます。このプロセスは、NetBackup マスターサーバー上にある nbwss.properties ファイルの connectionInfo.period= プロパティによって制御されます。接続プロセスの実行時には、エンドポイントへの NetBackup 接続が必ず更新 (追加または削除) されます。たとえば、新しいエンドポイントを追加すると、プロセスでは、NetBackup が同一のサーバーグループ内の別のエンドポイントにすでに接続しているかどうかが確認されます。NetBackup が同一のサーバーグループの別のエンドポイントに接続していない場合、プロセスでは新しいエンドポイントへの接続が開始されます。