Veritas NetBackup™ WebSocket サービス (NBWSS) リファレンスガイド
- NetBackup WebSocket サービス (NBWSS) を使用したクラウドアプリケーションとの通信
- NBWSS に対する WebSocket エンドポイントの設定
- NBWSS のトラブルシューティング
[WebSocket サーバー (WebSocket Server)]ダイアログ
このダイアログを使って、クラウドのアプリケーションサーバーに対するセキュア接続用の NetBackup クレデンシャルを保存します。NetBackup はサーバークレデンシャルを使ってクラウドサーバーの WebSocket エンドポイントに接続します。
このダイアログを使ってクレデンシャルを保存するには、次のいずれかの方法でエンドポイント情報を提供する必要があります。
JavaScript Object Notation でフォーマット化されたファイル (JSON ファイル)。
クラウドアプリケーションが生成した URL。
次の項で、このダイアログの使用手順を説明します。
WebSocket サーバーエンドポイントの NetBackup クレデンシャルの保存を参照してください。
表: [WebSocket サーバー (WebSocket Server)]ダイアログのフィールド
フィールド |
説明 |
---|---|
オプションの選択 (Select an option) |
エンドポイントの情報を指定するには、次のいずれかを選択します。
|
参照 (Browse) |
エンドポイントの情報を含む JSON 形式ファイルを特定するには、[参照 (Browse)]をクリックします。[検索 (Look In)]プルダウンまたは検索アイコンを使います。これらのアイコンでは、左から右へ順番に、1 つ上のレベルに移動、デスクトップに移動、新規フォルダの作成、リストビューの変更を実行できます。 あるいは、ファイルの完全パスを[ファイル名 (File Name)]フィールドに入力することもできます。 |
検証 (Validate) |
必須: エンドポイントの情報([ファイル (FILE)]または[URL])を選択したら、[検証 (Validate)]をクリックして、エンドポイントの SSL 証明書を表示します。 メモ: エンドポイントの情報の URL を入力した場合は、[検証 (Validate)]をクリックして、情報を抽出し、[サーバー情報 (Server Information)]に表示します。 |
サーバー情報 (Server Information) |
次のフィールドには、NetBackup が JSON ファイルまたは URL から抽出したエンドポイントの情報が表示されます。 |
ホスト名 (Host Name:) |
エンドポイントを含むクラウドサーバーの完全修飾ホスト名または IP アドレス。 このホスト名または IP アドレスは一意である必要があります。すでに追加済みのエンドポイントのホスト名または IP アドレスを使用することはできません。 |
WebSocket サーバーエンドポイント (WebSocket Server Endpoint:) |
WebSocket エンドポイントの完全な URL、ポート、追加の識別子。 エンドポイントの例: wss://cloudhost7.nebula.com:8080/netbackup/face1 メモ: ws:// はサポートされていません。 |
グループ ID: (Group ID:) |
エンドポイントが属するサーバーグループ。 |
トークン: 表示 (Token: View) |
クラウドアプリケーションが NetBackup の ID を検証するために使うセキュリティトークンを表示するには、[表示 (View)]をクリックします。 |
ホストの追加 (Add Host) |
抽出したエンドポイントの情報が正しい場合は、[ホストの追加 (Add Host)]をクリックして NetBackup エンドポイントのクレデンシャルとして保存します。 定時タスクでは、設定可能な間隔でエンドポイントの更新を NetBackup データベースで調べて、その結果に従って処理が行なわれます。エンドポイントを追加した後、接続が確立するまでに、最大で設定時間 (デフォルト: 5 分) までかかる場合があります。 |
次の項で、エンドポイントの情報とそのフォーマットについて詳しく説明します。
WebSocket エンドポイントの詳細とフォーマットを参照してください。