Enterprise Vault 検索のヘルプ

Last Published:
Product(s): Enterprise Vault (12.4)
  1. Enterprise Vault検索を始めましょう
    1. Enterprise Vault検索について
      1.  
        アーカイブ済みアイテムの保持について
      2.  
        保持フォルダについて
    2. Enterprise Vault検索の使用方法
      1.  
        Enterprise Vault 検索のキーボードショートカット
  2. アーカイブ済みアイテムの検索
    1. 簡易検索の実行
      1.  
        簡易検索での検索候補
      2.  
        Enterprise Vault検索で簡易検索を調整する検索クエリー構文
      3.  
        簡易検索で使えるブール演算子
      4.  
        クエリー構文、ワイルドカード、ブール演算子の例
    2. 詳細検索の実行
      1.  
        詳細検索の保存
      2.  
        保存した詳細検索条件の再実行
  3. 検索結果の操作
    1.  
      検索結果を使用した操作について
    2.  
      閲覧ペインツールバーについて
    3.  
      アイテムの表示
    4.  
      選択したアイテムの検索語
    5.  
      アイテムのダウンロード
    6.  
      メールボックスへのアイテムの復元
    7.  
      別のユーザーのメールボックスへのアイテムの復元
    8.  
      アーカイブからのアイテムの削除
    9.  
      アイテムの保持カテゴリの変更
    10.  
      アイテムのエクスポート
    11.  
      アイテムのコピーまたは移動
    12.  
      フォルダの移動
    13.  
      フォルダの作成、名前の変更、削除
    14.  
      [最近]リストを使った以前の処理の繰り返し
  4. Enterprise Vault検索のカスタマイズ
    1.  
      Enterprise Vault検索のカスタマイズについて
    2.  
      サイドバーとお気に入りリストの表示と非表示
    3.  
      開始アーカイブまたはフォルダの選択
    4.  
      検索インターフェースの言語の選択
    5.  
      時刻と日付の形式の選択
    6.  
      アーカイブグループの作成と調整
    7.  
      閲覧ペインの表示、非表示、位置の変更
    8.  
      使用頻度が高いフォルダのお気に入りリストへの追加
    9.  
      検索語をハイライトする方法の選択
    10.  
      結果ペインの結果の種類によるフィルタ処理
    11.  
      結果ペインに表示される列のカスタマイズ
    12.  
      結果ペインでのリストによるアイテムの表示
    13.  
      結果ペインのアイテムのソート
    14.  
      詳細検索でのカスタムフィールドの表示
    15.  
      検索候補のオフとオンの切り替え
    16.  
      Exchange のサーバーとメールボックスの指定
    17.  
      Domino サーバーとメールデータベースの指定

Enterprise Vault検索で簡易検索を調整する検索クエリー構文

簡易検索で検索クエリー構文を使用すると検索結果を絞り込めます。検索クエリー構文で送信者、受信者、日付、添付ファイルなどの検索を指定できます。

次の点に注意してください。

  • 2 つの検索クエリーを組み合わせできます。たとえば、John から送信されたメールの本文や添付ファイルで sales という単語を検索するには、from:john contents:sales と入力します。

  • アスタリスクワイルドカードを 2 つ重ねて使用すると(**)、用語内のフィールド値の有無を決定できます。たとえば、cc:** と入力すると、CC 行を含むメールを検索できます。

  • フレーズまたは名前は二重引用符 (") で囲む必要があります。たとえば、john smith を検索するには from:"john smith" と入力する必要があります。from:john smith と入力すると、送信者名が johnsmith がメールのどこかに含まれているメールが検索結果として得られます。

  • クエリー構文と検索語の間のスペースは無視されます。たとえば、contents:sales と contents: sales では同じ結果になります。

  • Enterprise Vault 日付は、国際標準時の UTC (Coordinated Universal Time) に基づきます。UTC は GMT (グリニッジ標準時) と呼ばれていた時間と同義です。

  • 二重ピリオド (..) の使用によって範囲を指定できます。たとえば、date:2013-12-01..2014-01-31 の場合、2013 年 12 月 1 日と 2014 年 1 月 31 日の間に送信または作成されたアイテムが検索されます。 範囲は無制限になる場合もあります。 たとえば、date:2013-12-01.. の場合、2013 年 12 月 1 日以降に送信または作成されたアイテムを検索します。

表: クエリー構文 に、利用可能なクエリーのキーワードを示します。

表: クエリー構文

クエリー構文

入力する文字列

検索対象

about:

about:sales

件名または内容のいずれかに、sales という単語を含むアイテム。

after:

after:2013-02-19

2013-02-19 の後で送信または作成されたアイテム。

bcc:

bcc:john

Bcc の行に john を含むアイテム。

before:

before:2013-02-19

2013-02-19 の前に送信または作成されたアイテム。

cc:

cc:john

Cc の行に john を含むアイテム。

body:

または

contents:

body:sales

または

contents:sales

本文に sales という単語を含むアイテム。

date:

date:today

date:yesterday

date:this week

date:last week

date:this month

date:last month

date:this quarter

date:last quarter

date:this year

date:last year

検索日を基準としてこの時点に受信、送信または作成されたアイテム。

簡易検索では添付ファイル内部を検索します。そのため、検索した日付に対応する添付ファイルがある場合、別の日付で作成されたアイテムが結果に表示されることがあります。

date:Monday または date:Mon など。

date:January または date:Jan など。

この曜日または月に送信または作成されたアイテム。

date:2014/2/19

2014 年 2 月 19 日に作成、送信、受信したアイテム。<、>、<=、または>= を使用できます。たとえば、2014 年2 月 19 日より後に作成、送信、または受信されたアイテムでは date:>2014/2/19 のようになります。

date:2014/2

2014 年 2 月に作成、送信、受信したアイテム。<、>、<=、または>= を使用できます。たとえば、2014 年 2 月より後に作成、送信、または受信されたアイテムでは date:>2014/2 のようになります。

filetype:

filetype:pptx

拡張子が .pptx のアイテム。

from:

from:john

送信者名に john が含まれるアイテム。

has:attachment

または

hasattachment: yes

has:attachment

または

hasattachment: yes

少なくとも 1 つの添付ファイルがあるアイテム。

hasattachment:no

hasattachment:no

添付ファイルがないアイテム。

in:

in:inbox

受信トレイフォルダにあるアイテム。

inattachments:no

inattachments:no

検索から添付ファイルを除外します。

size:

size:tiny

size:small

size:medium

size:large

size:verylarge

size:enormous

ファイルサイズが次のアイテム。

  • 極小: 0 ~ 10 KB

  • 小: 10 ~ 25 KB

  • 中: 25 ~ 100 KB

  • 大: 100 ~ 500 KB

  • 巨大: 500 KB ~ 5 MB

  • 超巨大: 5 MB 超

size:<400MB

400 MB より小さいサイズのアイテム。

<、>、<=、>= を使用できます。また MB を KB の代わりに使用できます。

subject:

subject:sales

件名に sales という単語を含むアイテム。

to:

to:john

john に送信されたアイテム。

プロパティの名前と値を <プロパティ>:<値> の形式で指定することもできます。プロパティ名には、Enterprise Vault インデックスプロパティの名前、またはサードパーティ製アプリケーションによって追加されたプロパティの名前を指定できます。