NetBackup™ Web UI クラウド管理者ガイド
- クラウド資産の管理と保護
- Snapshot Manager を NetBackup で構成します。
- クラウド資産のインテリジェントグループの管理
- クラウド資産またはクラウド資産用インテリジェントグループの保護
- クラウド資産のポリシーの管理
- マルウェアのスキャン
- リソースグループを使用した Microsoft Azure リソースの保護
- クラウド作業負荷のための NetBackup アクセラレータ
- AWS スナップショットレプリケーション
- PaaS 資産の保護
- ネイティブクライアントユーティリティのインストール
- さまざまな配備のストレージの構成
- データベースへのクレデンシャルの追加
- クラウド資産のリカバリ
- 個別リストアの実行
- クラウド資産の保護とリカバリのトラブルシューティング
作業負荷の種類ごとの資産
このセクションでは、VMware、ユニバーサル共有、Kubernetes、およびクラウド VM の資産でマルウェアをスキャンする手順について説明します。
次の前提条件を満たしていることを確認します。
バックアップが NetBackup 10.1 以降のストレージサーバーで実行された。
バックアップイメージが、サポート対象のポリシー形式に限り、インスタントアクセス機能のみを備えた MSDP ストレージに格納されている。
前回のバックアップが正常に実行されている。
マルウェアスキャンを実行する権限がある RBAC の役割を持っている。
サポート対象の資産でマルウェアをスキャンするには、次の手順を実行します。
- 左側の[作業負荷 (Workloads)]で、サポートされている作業負荷を選択します。
- バックアップが完了したリソース (VMware/クラウド VM、ユニバーサル共有、Kubernetes など) を選択します。
- [処理 (Actions)]、[マルウェアのスキャン (Scan for malware)]を選択します。
- [マルウェアスキャン (Malware scan)]ページで、次の操作を行います。
[開始日時 (Start date/time)]と[終了日時 (End date/time)]を選択して、スキャンの日付範囲を選択します。
[スキャナホストプール (Scanner host pool)]を選択します
[マルウェアスキャンの現在の状態を選択 (Select current status of malware scan)]リストから、次のいずれかを選択します。
未スキャン (Not scanned)
感染なし (Not infected)
感染 (Infected)
すべて (All)
- [マルウェアのスキャン (Scan for malware)]をクリックします。
メモ:
マルウェアスキャナホストは、一度に 3 つのイメージのスキャンを開始できます。
- スキャンが開始されると、[マルウェアの検出 (Malware Detection)]にマルウェアスキャンの進行状況が表示され、次のフィールドが表示されます。
未スキャン (Not scanned)
感染なし (Not infected)
感染 (Infected)
失敗 (Failed)
メモ:
検証で失敗したバックアップイメージは無視されます。
処理中 (In progress)
保留中 (Pending)