NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.1 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.1 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
プール領域のランサムウェアスコアカードの機能強化 (パッチ 1)
ランサムウェアのスコアカードに、プール領域の問題に関する新しいデータ項目が追加されました。新しいデータ項目は次のとおりです。
容量不足で潜在的なバックアップ失敗の原因となるバックアップ先がありますか? (Are there any backup destinations that might run out of space and cause potential backup failures?)
[レポート (Reports)]、[ランサムウェア (Ransomware)]の順に選択して、[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]オプションをダブルクリックするか、[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]オプションを選択して[実行 (Run)]をクリックします。
[ランサムウェアのスコアカードのスコープセレクタ (Ransomware Scorecard Scope Selector)]ダイアログボックスで必要なパラメータを指定し、[生成 (Generate)]をクリックします。
[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]ページが表示されます。
このデータ項目の[結果 (Result)]列には、使用率が 80% (しきい値) 以上のディスクプールボリュームの割合が表示されます。ドリルダウンレポート[領域が不足しそうなディスクプールボリューム (DiskPool Volume Running out of Space)]に、領域不足のリスクがあるディスクプールボリュームの詳細が表示されます。[結果 (Result)]列に表示される値をクリックすると、NetBackup IT Analytics にレポートが表示されます。
ディスクプールの使用率 (しきい値) の値は、[システム設定 (System Configuration)]の[ランサムウェア (Ransomware)]タブでカスタマイズできます。
スコアは、80% 以上のしきい値を超えて使用されているディスクプールボリュームの割合に基づいて決定されます。
使用率がしきい値を超えているディスクプールが 0 - 5%: 最低
使用率がしきい値を超えているディスクプールが 5 - 20%: 低
使用率がしきい値を超えているディスクプールが 20 - 60%: 中
使用率がしきい値を超えているディスクプールが 60 - 80%: 高
使用率がしきい値を超えているディスクプールが 80 - 100%: 最高