NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.1 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.1 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
RTO コンプライアンスのランサムウェアスコアカードの機能強化 (パッチ 1)
ランサムウェアのスコアカードに、RTO (目標復旧時間) コンプライアンスの新しいデータ項目が追加されました。新しい質問コンポーネントは次のとおりです。
復旧時間を超過するクライアントは何パーセントですか? (What percentage of your clients exceed your recovery time?)
[レポート (Reports)]、[ランサムウェア (Ransomware)]の順に選択して、[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]オプションをダブルクリックするか、[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]オプションを選択して[実行 (Run)]をクリックします。
[ランサムウェアのスコアカードのスコープセレクタ (Ransomware Scorecard Scope Selector)]ダイアログボックスで必要なパラメータを指定し、[生成 (Generate)]をクリックします。
[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]ページが表示されます。
復旧時間が 48 時間を超えている可能性があるクライアントの割合が[結果 (Result)]列に表示されます。[RTO コンプライアンスの詳細 (RTO Compliance Details)]レポートのドリルダウンから詳細を表示できます。詳細を表示するには、[結果 (Result)]列の質問に表示される値をクリックします。
メモ:
デフォルトでは、時間数は 48 時間にパラメータ化されています。この値は、[システム設定 (System Configuration)]の[ランサムウェア (Ransomware)]タブでカスタマイズできます。新しい値は 48 以上にする必要があります。
スコアは、[システム設定 (System Configuration)]で指定された時間よりも復旧に時間がかかったクライアントの割合に基づいて決定されます。
スコアを決定する基準は次のとおりです。
0 - 5% のクライアント: 最低
5 - 20% のクライアント: 低
20 - 60% のクライアント: 中
60 - 80% のクライアント: 高
80 - 100% のクライアント: 最高
詳しくは、『NetBackup IT Analytics ユーザーガイド』の「ランサムウェアのスコアカードの管理」で「ランサムウェアのスコアカードの概要」セクションを参照してください。