NetBackup IT Analytics リリースノート
- はじめに
- バージョン 11.1 のパッチリリース
- 新機能: バージョン 11.1 の特長
- サポートされているシステム
- インストールとアップグレード
- 修正された問題
- 既知の問題、最適化、およびライフサイクル終了 (EOL)
11.1.01 パッチリリースノート
11.1.01 パッチリリースには、11.0 および 10.6.00 P17 のパッチと、10.5.00 P14 までの修正パッチがすべて含まれています。
このリリースには次の変更点が含まれています。
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-46259 |
Hitachi Ops Center Configuration Manager REST API に機能拡張が導入されました。REST API は、Hitachi アレイから追加のデータポイントを収集します。 収集されたデータポイントのデータは、現在どのレポートにも表示されませんが、カスタム RTD で使用できます。 収集される追加のデータポイントは次のとおりです。
メモ: これらのデータポイントは、Hitachi Ops Center Configuration Manager REST API を使用して精査されたすべての Hitachi アレイについて収集されます。 |
このリリースには該当しません。
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-41009 |
NetBackup の raw データファイルの問題を解決しました。Data Collector をアンインストールしようとしたり、特定の NetBackup の raw データフォルダを削除したりしようとすると、「削除できません。ファイル名が長すぎます (Unable to delete; filename too long)」というエラーが表示されていました。 |
SC-43968 |
Veeam システムを使用する VMware 環境からのデータ収集の問題を解決しました。VMware 環境のホスト ID の値が Veeam システムにマップされます。ただし、ホスト ID の値が見つからない場合は、「DP_SEARCH_HOST_FOR_VM_OBJ_ON」パラメータを使用して新しいホストエントリが作成され、データ収集時にマッピングされます。 |
SC-45823 |
HP Data Protector による精査の[収集状態 (Collection Status)]ページで、[デバイス (Device)]列にデバイス名が表示されない問題を解決しました。 |
表: 機能強化および解決済みの問題
問題番号 |
説明 |
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SC-33153 |
[マイレポート (My Reports)]セクションの問題を解決しました。NetBackup IT Analytics では、[マイレポート (My Reports)]フォルダに、同じユーザーの同じ名前のフォルダを作成できましたが、これは適切ではありませんでした。 |
SC-38336 |
NetBackup IT Analytics ポータルの問題を解決しました。ポータルでは、定時レポートの電子メールアラートを送信できず、電子メールにレポートの詳細も記載できませんでした。 |
SC-39239 |
ログテーブルに対して Avamar Purge プロセスが拡張されました。ログテーブル内のデータは、高速実行のためにチャンクで削除され、過剰な UNDO 領域は使用されません。 |
SC-43250 |
上限を追加することで、sdp_dp_common_pkg.backupExists の 3 つのクエリーのパフォーマンスが向上しました。 |
SC-43631 |
[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]に機能拡張が導入されました。新たに、RTO コンプライアンスのデータ項目が追加されました。詳しくは、RTO コンプライアンスのランサムウェアスコアカードの機能強化 (パッチ 1)を参照してください。 |
SC-43635 |
[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]に機能拡張が導入されました。新たに、プール領域に関する問題のデータ項目が追加されました。詳しくは、プール領域のランサムウェアスコアカードの機能強化 (パッチ 1)を参照してください。 |
SC-43996 |
16 時間を超えて実行されていた NetBackup ジョブの詳細に関する問題を解決しました。この問題は、ポーリング日付ログレコードの「ENABLE_MINUS_T_OPTION」パラメータが原因で発生していました。 |
SC-44086 |
[アラート (Alert)]>[アラートポリシーの管理 (Alert Policy Administration)]>[アラートの設定 (Alert Configuration)]の[ServiceNow: ジョブ完了 (ServiceNow: Job Finalized)]アラートページに、機能拡張が導入されました。新しいフィルタ [ジョブの種類 (Job Type)]で、種類を基準にジョブをフィルタ処理できるようになりました。 |
SC-44666 |
このリリースでは、次の機能拡張が導入されています。
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SC-45179 |
NetBackup ジョブエラーに基づくアラートルールの問題を解決しました。アラートルールに、コードとともに [終了状態 (Exit Status)]の説明が表示されるようになりました。 |
SC-45535 |
ディスクモデル値が大きすぎるためデータベースに保持できなかった Isilon アレイの問題を解決しました。 |
SC-45537 |
ポータルの問題を解決しました。ポータルを 10.6 P15 から 11.1.0 にアップグレードしたときに、ライセンスコードが更新されていませんでした。そのため、ポータルに無効なライセンスであることを示すエラーメッセージが表示されていました。 |
SC-45566 |
[ランサムウェアのスコアカード (Ransomware Scorecard)]に機能拡張が導入されました。ランサムウェアクエリーに関する推奨事項を表示できるようになりました。 メモ: 詳しくは、『NetBackup IT Analytics ユーザーガイド』の「ランサムウェアのスコアカードの管理」で「ランサムウェアクエリーの回答」セクションを参照してください。 |
SC-45782 |
NetBackup の「/licensing/capacity」REST API の出力に複数の文字列が表示される場合に、バックアップ ID の値が保持される問題を解決しました。 |
SC-45989 |
Oracle 19c ASM の問題を解決しました。NetBackup IT Analytics は、新しい詳細パラメータ「HOST_COLLECTION_ORACLE_CONN_STR」で、Oracle 19c ASM からのデータ収集をサポートするようになりました。 [管理 (Admin)]、[詳細 (Advanced)]、[パラメータ (Parameter)]の順に選択して、[追加 (Add)]をクリックします。[詳細パラメータの追加 (Add Advance Parameter)]ダイアログボックスが表示されます。次のフィールドのパラメータを指定します。
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SC-46020 |
[アレイの容量と使用状況 (Array Capacity & Utilization)]レポートに、機能拡張が導入されました。[プールの概略 (Pool Summary)]列と[ボリューム/LUN の概略 (Volume/LUN Summary)]列の値が、次の行のハイパーリンクとして表示されるようになりました。
ハイパーリンクをクリックすると、NetBackup IT Analytics に新しい [Hitachi Vantara LUN の使用状況の概略 (Hitachi Vantara Lun Utilization Summary)]レポートが表示されます。 メモ: 詳しくは、『レポートリファレンスガイド』の「アレイの容量と使用状況レポート」で「アレイの容量と使用状況 - (Hitachi Vantara All-Flash および Hybrid Flash Storage)」セクションを参照してください。 |
SC-46118 |
アラートスコープの問題を解決しました。主従関係を表す「マスター」を「プライマリ」に置き換えるなど、差別的な言葉を置き換えました。 |
SC-46449 |
データベースの整合性の制約によってパージ処理がブロックされる VMware の問題を解決しました。 |
SC-46523 |
VMware データ収集の問題を解決しました。NetBackup IT Analytics で、30 GB を超える Oracle のトレースファイルが検出されていました。これらのトレースファイルを削除するときにデッドロックが発生していました。 |
SC-46969 |
Hitachi HCP の問題を解決しました。S シリーズストレージの合計容量と使用済み容量がキャプチャされ、プライマリストレージの詳細とともに利用可能な合計容量に表示されるようになりました。S シリーズストレージとプライマリストレージの容量の詳細を別々に表示するように、RTD レポートを作成できます。S シリーズストレージのノードレベルの容量の詳細は表示できません。 |
SC-43106 |
異常検出エンジンの Tomcat インスタンスが詳細なログ記録を実行し、ファイル |