Cluster Server 7.3.1 Agent for Sybase インストール/設定ガイド - Solaris
- Cluster Server for Sybase の概要
- Sybase のインストールと設定
- Sybase 用のエージェントのインストール、アップグレード、および削除
- Sybase のための VCS サービスグループの設定
- Sybase のための VCS サービスグループの管理
- 付録 A. Sybase のリソースの種類定義
- 付録 B. Sybase の設定例
- 付録 C. 以前のリリースで導入された変更
for Sybaseエージェントのインストール
Cluster Server agent for Sybase のエージェントバイナリは VRTSvcsea パッケージの一部です。VCS のインストール時にすべてのパッケージまたは推奨パッケージのインストールを選択した場合は、VRTSvcsea パッケージはすでにインストールされています。 VCS のインストール中に最小限のパッケージをインストールした場合は、VRTSvcsea パッケージを手動でインストールする必要があります。 Sybase ASE Cluster Edition では、VCS 製品のインストーラは他のコンポーネントと一緒に Sybase エージェントの VRTSvcsea パッケージをインストールします。
Cluster Server agent for Sybase は、製品ディスクからもインストールできます。
クラスタ内の各ノードに Sybase 用のエージェントをインストールします。
エージェントを Solaris システムにインストールするには
- スーパーユーザーとしてログインします。
- エージェントがまだインストールされていないことを確認します。
/opt/VRTSagents/ha/bin に移動し、ディレクトリの内容を一覧表示します。 コマンドが Sybase 用の VCS エージェントを返す場合は、この手順を飛ばすことができます。
- インストール用の一時ディレクトリを作成します。
# mkdir /tmp/install
システムのディスクドライブにソフトウェアディスクを挿入します。
Solaris ボリューム管理ソフトウェアを実行している場合、ディスクは /cdrom/cdrom0 として自動的にマウントされます。 次のように入力して実行場所に移動します。
# cd /cdrom
Solaris ボリューム管理ソフトウェアを実行していない場合、ディスクを手動でマウントする必要があります。 次に例を示します。
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom
この例では、ディスクドライブのデフォルトは /dev/dsk/c0t6d0s2 です。
ディスクのマウント後、次のコマンドを入力して実行場所に移動します。
# cd /cdrom
- パッケージがあるディレクトリに移動し、その後でエージェントをインストールするには、次のコマンドを実行します。
# cd pkgs
注意:
VRTSvcsea パッケージには、Sybase 用エージェントのエージェントバイナリが含まれます。 このパッケージは、DB2 用と Oracle 用の VCS エージェントもインストールします。
# pkgadd -d VRTSvcsea.pkg
- SybaseTypes.cf ファイルを /etc/VRTSagents/ha/conf/Sybase/ ディレクトリから /etc/VRTSvcs/conf/config ディレクトリにコピーします。
日本語の言語パックを Solaris システムにインストールするには
エージェントのインストール後、システムに接続されているドライブに「言語」ディスクを挿入します。
Solaris ボリューム管理ソフトウェアを実行している場合、ディスクは /cdrom/cdrom0 として自動的にマウントされます。 次のように入力して実行場所に移動します。
# cd /cdrom
Solaris ボリューム管理ソフトウェアを実行していない場合、ディスクを手動でマウントする必要があります。 次に例を示します。
# mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/c0t6d0s2 /cdrom
この例では、ディスクドライブのデフォルトは /dev/dsk/c0t6d0s2 です。
ディスクのマウント後、次のコマンドを入力して実行場所に移動します。
# cd /cdrom
- 日本語パッケージをインストールします。
# pkgadd -d VRTSjacse.pkg