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Cluster Server 7.3.1 Agent for Sybase インストール/設定ガイド - Solaris
Last Published:
2018-01-16
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- Cluster Server for Sybase の概要
- Sybase のインストールと設定
- Sybase 用のエージェントのインストール、アップグレード、および削除
- Sybase のための VCS サービスグループの設定
- Sybase のための VCS サービスグループの管理
- 付録 A. Sybase のリソースの種類定義
- 付録 B. Sybase の設定例
- 付録 C. 以前のリリースで導入された変更
詳細監視のための Sybase の設定
このセクションでは、詳細監視を行う Sybase サーバーを設定するために実行するタスクについて説明します。
for Sybaseのエージェントに対する詳細監視の設定について
メモ:
ここで説明する手順は、エージェントに付属するサンプルスクリプト SqlTest.pl に固有のものです。詳細監視のためにカスタムスクリプトを使う場合は、それに応じて Sybase データベースを設定する必要があります。
次の手順は、1 つの Sybase クラスタ内で 1 回のみ実行します。
詳細監視のために Sybase を設定するには
- ユーザーのシェルに応じて SYBASE.sh ファイルまたは SYBASE.csh ファイルをソースとして指定し、$SYBASE 環境変数や $SYBASE_ASE 環境変数を設定します。
- Sybase サーバーを起動します。
# startserver -f ./$SYBASE/$SYBASE_ASE/install/RUN_server_name
- 任意のクラスタノードで Sybase クライアントを起動します。
# isql -Usa -SSYBASE_SERVER_NAME
メッセージが表示されたら管理者のパスワードを入力します。
- マスターデータベースに接続します。
# use master # go
- Sybase ユーザーアカウントを作成します。
# sp_addlogin user_name, password # go
詳細監視スクリプトはこのアカウントを使って、データベースでトランザクションを実行する必要があります。
- データベースを作成します。
# create database database_name # go
詳細監視スクリプトは、このデータベースでトランザクションを実行する必要があります。
- 必要に応じて、データベースのログファイルのサイズを制限してください。
# sp_dboption database_name, "trunc log on chkpt", true # go
- ステップ 6 で作成したデータベースに接続します。
# use database_name # go
- ステップ 5 で作成したユーザーをステップ 6 で作成したデータベースに関連付けます。
# sp_adduser user_name # go
- ユーザーをステップ 5 で作成したユーザーに変更します。
# setuser "user_name" # go
- データベース内にテーブルを作成します。
# create table table_name (lastupd datetime) # go
詳細監視スクリプトは、このテーブルでトランザクションを実行する必要があります。
詳細監視のために SqlTest.pl を使う場合は、datetime タイプの lastupd フィールドがあるテーブルを作成するようにします。
- テーブルに初期値を追加することによって、設定を確認します。
# insert into table_name (lastupd) values (getdate()) # go
- データベースを終了します。
# exit