Veritas NetBackup™ アップグレードガイド
- 概要
- NetBackup 8.1.2 の変更について
- アップグレード計画
- マスターサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
- NetBackup Web ユーザーインターフェースについて
インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 8.1.2 にアップグレードする
NetBackup 環境でクラウドストレージを使用する場合には、NetBackup 8.1.2 をインストールするかまたはそのバージョンにアップグレードした直後に、NetBackup マスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新する必要がある場合があります。NetBackup 8.1.2 へのアップグレード後にクラウドプロバイダまたは関連の拡張機能がクラウド構成ファイルから利用できない場合、関連する操作は失敗します。
ベリタスはリリース間にもクラウド構成ファイルへの新しいクラウドサポートを継続的に追加します。NetBackup 8.1.2 の最終ビルドに含まれるクラウドストレージサポートは、クラウド構成パッケージのバージョン 2.4.3 に含まれるものと同じです。
クラウド構成ファイルの更新は、クラウド構成パッケージのバージョン 2.4.4 以降にクラウドストレージプロバイダが追加された場合にのみ必要です。バージョン 2.4.4 以降には次のクラウドサポートが追加されていますが、NetBackup 8.1.2 の最終ビルドには含まれていませんでした。
Amazon (S3) - 中国 (Ningxia) 地域
Kingsoft Standard Storage Service (KS3) - Standard (S3)
Kingsoft Standard Storage Service (KS3) - Standard IA (S3)
Veritas Cognitive Object Storage (S3)
最新のクラウド構成パッケージについては、次のテクニカルノートを参照してください。
https://www.veritas.com/support/ja_JP/article.100033434
クラウドストレージ構成ファイルの追加方法については、次のテクニカルノートを参照してください。