Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- 管理 (Manage) > アプライアンスのリストア (Appliance Restore)
- [管理 (Manage)]>[ライセンス (License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance の設定について
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- ユーザー認証の設定について
- NetBackup Appliance ユーザーの認可について
- [設定 (Settings)]>[認証 (Authentication)]>[LDAP]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [Active Directory]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [Kerberos NIS]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)] > [サーバーの構成 (Server Configuration)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
一般的なユーザー認証ガイドライン
アプライアンスでユーザーを認証する場合は次のガイドラインを使用してください。
アプライアンス上の認証には 1 種類のリモートユーザータイプ (LDAP、Active Directory (AD)、または NIS) のみを設定できます。たとえば、アプライアンスの LDAP ユーザーを認証する場合、AD ユーザー認証に変更する前にアプライアンスの LDAP 構成を削除する必要があります。
NetBackupCLI ロールはいつでも最大 9 ユーザーグループに割り当てることができます。
既存のローカルユーザーに NetBackupCLI 役割を付与することはできません。ただし、ローカル NetBackupCLI ユーザーを作成できます。その場合、NetBackup Appliance シェルメニューから Manage > NetBackupCLI > Create コマンドを実行します。
既存のアプライアンスユーザーとユーザー名、ユーザー ID、またはグループ ID が同じ場合、新しいユーザーまたはユーザーグループはそのアプライアンスに追加できません。
アプライアンスローカルユーザーまたは NetBackupCLI ユーザーですでに使用されているユーザーグループ名またはユーザー名は使用しないでください。また、LDAP、AD、または NIS ユーザーに admin または maintenance といったアプライアンスのデフォルト名を使用しないでください。
アプライアンスは、LDAP または NIS 構成の ID マッピングを処理しません。Veritas アプライアンスユーザーの場合に限り、1000~1999 のユーザー ID とグループ ID の範囲を予約することをお勧めします。
アプライアンスソフトウェアバージョン 4.0 以降、ゲストユーザーと既存のローカルユーザーはユニバーサル共有の CIFS にアクセスできません。バージョン 4.0 以降にアップグレードした後、次の操作により、ユニバーサル共有の CIFS へのアクセス権をこれらのユーザーに付与できます。
ゲストユーザー: 新しいローカルユーザーを作成してゲストユーザーを置き換えます。
既存のローカルユーザー: これらのユーザーのパスワードを変更します。
NetBackup appliance は、パッチやインストールファイルの保存、サポートへのログのアップロード、外部サーバーへのログの転送、OST プラグインのアップロードなどの内部操作の一部に一般的な CIFS 共有を使用します。
アプライアンスのソフトウェアバージョン 4.0 以降では、admin ユーザーを除くすべてのローカルユーザー、Active Directory ユーザー、およびユーザーグループによる一般的な CIFS 共有へのアクセスを管理する必要があります。一般的な CIFS 共有へのアクセスを管理するには、Settings > Security > Authentication > CIFSShare コマンドを使用します。
ゲストユーザー: 新しいローカルユーザーを作成してゲストユーザーを置き換えます。
既存のローカルユーザー: これらのユーザーのパスワードを変更します。