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Veritas NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド
Last Published:
2021-07-28
Product(s):
NetBackup (9.1)
- 概要
- NetBackup for Oracle クイックスタート
- NetBackup for Oracle のインストール
- Oracle のポリシー構成
- NetBackup for Oracle の構成の準備
- Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) の作成
- Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースアップグレードの影響
- NetBackup for Oracle の自動バックアップスケジュール設定
- Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle スケジュールプロパティについて
- Oracle インテリジェントポリシー - ストレージおよび保持
- Oracle インテリジェントポリシーマスターサーバーの動作について
- [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブ
- [バックアップ対象 (Backup Selections)]タブ
- [Oracle]タブ
- Oracle バックアップでの NetBackup Appliance 共有の使用について (Copilot)
- 共有を使った NetBackup Appliance での OIP 設定 (Copilot)
- スクリプトまたはテンプレートベースの Oracle ポリシーについて
- NetBackup for Oracle の NetBackup Client Service ログオンアカウントの設定
- Oracle の NetBackup のためのテストの設定
- Oracle のバックアップとリストアの実行
- NetBackup for Oracle の使用の概要
- RMAN リポジトリの保守作業
- RMAN リポジトリに対する問い合わせ
- NetBackup for Oracle バックアップについて
- bplist コマンドを使ったバックアップの表示
- 期限切れのバックアップイメージの管理
- NetBackup for Oracle のリストアについて
- Microsoft Windows Cluster 環境での NetBackup for Oracle の使用
- Oracle Copilot イメージからのインスタントリカバリポイントの作成
- Oracle Copilot インスタントリカバリのインスタントリカバリポイントの削除
- データベースの指定した時点へのリストア後、Copilot の共有をクリーンアップする
- Copilot リカバリポイントから ASM ストレージにシングルステップでリストアする
- RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
- ガイド付きリカバリ
- ガイド付きリカバリについて
- ガイド付きリカバリのクローン操作のための設定
- ガイド付きリカバリのクローン操作前のチェック
- ガイド付きリカバリのクローン操作の実行
- [マスターサーバーの選択 (Select a Master Server)]ダイアログ
- [ソースデータベースの選択 (Select Source Database)]パネル
- [制御ファイルバックアップの選択 (Select Control File Backup)]パネル
- 宛先ホストとログインパネル
- [宛先パラメータ (Destination Parameters)]パネル
- [選択の概略 (Selection Summary)]パネル
- [クローン前チェック (Pre-clone Check)]パネル
- [ジョブの詳細 (Job Details)]パネル
- ガイド付きリカバリクローン後操作
- ガイド付きリカバリのトラブルシューティング
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
- NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
- UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- レプリケーションディレクタの Oracle サポートについて
- トラブルシューティング
- トラブルシューティング NetBackup for Oracle について
- NetBackup for Oracle のトラブルシューティング手順について
- NetBackup のデバッグログとレポート
- デバッグログの手動での有効化 (Windows)
- デバッグログの手動での有効化 (UNIX)
- NetBackup for Oracle のログファイルについて
- Windows クライアントのデバッグレベルの設定
- UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
- RMAN ユーティリティのログについて
- RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
- UNIX ブラウザインターフェースおよびウィザードのトラブルシューティング
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle のトラブルシューティング
- 大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
- データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
- バックアップジョブの転送および完了の遅延
- 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
- 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
- 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
- RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップについて
- BLI バックアップおよびリストア操作について
- RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
- スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
- バックアップとリストアの実行
- バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
- 付録 D. XML Archiver
- 付録 E. 承認を受けた場所の登録
- 索引
RMAN を使用したリダイレクトリストアの実行について
他のクライアントが所有する RMAN バックアップのリストアを行う場合、宛先クライアントホストで次の手順を実行します。
クライアント A のユーザーは、クライアント B へのリダイレクトリストアを開始できません。リダイレクトリストアを開始できるのは、バックアップイメージの受け取り側であるクライアント B のユーザーのみです。BKUP_IMAGE_PERM 変数が USER に設定されている場合以外は、バックアップを実行したデータベースグループに属するすべてのユーザーがそれをリストアできます。
メモ:
RMAN カタログデータベースが消失した場合、リダイレクトリストアを続行する前に、まずカタログデータベースのリストアを行ってください。
リダイレクトリストアを実行する方法
- ソースクライアントで使用されていた RMAN カタログデータベースへのネットワーク接続を有効にします。
- 次のいずれかを実行します。
Windows の場合、rman parms オプションを使用して、環境変数 NB_ORA_CLIENT をソースクライアントに設定します。
UNIX の場合、環境変数 NB_ORA_CLIENT をソースクライアントに設定します。
- UNIX の場合、ソースクライアントの bp.conf ファイルを確認します。CLIENT_NAME 変数が、設定されていないか、ソースクライアントのホスト名に設定されていることを確認します。
- ソースクライアントの init.ora ファイルを宛先クライアントが使用できるようにします。
宛先クライアントにファイルをコピーするか、宛先クライアントのファイルを変更します。場所を指定しているパラメータもすべて変更します。
- フォルダを作成するか、ディレクトリにデータファイルをリストアする権限を設定します。
Windows の場合、設定済みの ORACLE_SID に対して、Oracle サービスを作成し、起動します。データファイルのリストアを行うフォルダを作成します。
UNIX の場合、データファイルのリストアを行うディレクトリへの書き込み権限を付与します。
- 宛先クライアントデータベースのパスワードファイルを設定します。
- nomount 状態でデータベースを起動します。
- RMAN を起動して、カタログに接続します。Windows の場合、ターゲットデータベースにも接続します。
- UNIX では、dbid をソースクライアントデータベースの dbid に設定します。ユーザー ID およびパスワードを使用せずにターゲットデータベースに接続します。
- RMAN リストアスクリプトを実行します。UNIX の場合、代わりにリストアの RMAN コマンドを入力できます。