Veritas NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド

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Product(s): NetBackup (9.1)
  1. 概要
    1.  
      NetBackup for Oracle の新機能
    2.  
      NetBackup for Oracle について
    3.  
      NetBackup for Oracle の機能
    4.  
      NetBackup for Oracle の用語
    5.  
      Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle の操作
    6.  
      クライアントでの RMAN 入出力のログ記録
    7.  
      スクリプトまたはテンプレートベースのポリシーを使用した NetBackup for Oracle 操作
    8.  
      Oracle RMAN について
    9.  
      Oracle リカバリカタログの概要
  2. NetBackup for Oracle クイックスタート
    1.  
      NetBackup for Oracle のインストール
    2.  
      Oracle データベースインスタンスの登録
    3.  
      Oracle データベースインスタンスグループの作成
    4.  
      Oracle ポリシーの作成
  3. NetBackup for Oracle のインストール
    1.  
      オペレーティングシステムおよびプラットフォームの互換性の確認
    2.  
      NetBackup サーバーとクライアントの要件
    3.  
      NetBackup クラスタ内の SAP MaxDB、SAP Oracle、SAP HANA 向け NetBackup を使用するための必要条件
    4.  
      NetBackup for Oracle のライセンスについて
    5.  
      Oracle の正確なライセンスについて
    6. Oracle RMAN と NetBackup for UNIX のリンクについて
      1.  
        環境変数の検証および Oracle の停止
      2. Oracle RMAN と UNIX プラットフォーム上の NetBackup とのリンク設定
        1.  
          AIX (64 ビット版) の手動リンク
        2.  
          HP Itanium (64 ビット版) の手動リンク
        3.  
          Linux x86 (64ビット版) の手動リンク
        4.  
          IBM pSeries または zSeries の手動リンク
        5.  
          Solaris x86 (64ビット版) の手動リンク
        6.  
          Solaris SPARC (64 ビット版) の手動リンク
  4. Oracle のポリシー構成
    1. NetBackup for Oracle の構成の準備
      1.  
        Oracle ポリシー構成について
      2.  
        NetBackup SAN クライアントを使用する場合の Oracle ホームユーザー権限
      3.  
        NetBackup for Oracle のバックアップポリシー形式
      4.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の構成
    2. Oracle インテリジェントポリシーのインスタンス管理
      1.  
        NetBackup 検出サービスについて
      2.  
        Oracle データベースインスタンスリポジトリの表示
      3.  
        リポジトリに Oracle データベースインスタンスを手動で追加する
      4.  
        Oracle データベースインスタンスの登録
      5.  
        Oracle データベースインスタンスグループについて
      6.  
        インスタンスグループへのインスタンスの追加
      7.  
        インスタンスグループの自動登録
      8.  
        インスタンスの処理について
    3. Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
      1.  
        Oracle インテリジェントポリシー (OIP) の作成
      2.  
        Oracle インテリジェントポリシーに対する Oracle データベースアップグレードの影響
      3.  
        NetBackup for Oracle の自動バックアップスケジュール設定
      4.  
        Oracle インテリジェントポリシーを使用した NetBackup for Oracle スケジュールプロパティについて
      5.  
        Oracle インテリジェントポリシー - ストレージおよび保持
      6.  
        Oracle インテリジェントポリシーマスターサーバーの動作について
      7.  
        [インスタンスとデータベース (Instances and Databases)]タブ
      8.  
        [バックアップ対象 (Backup Selections)]タブ
      9.  
        [Oracle]タブ
      10.  
        Oracle バックアップでの NetBackup Appliance 共有の使用について (Copilot)
      11.  
        共有を使った NetBackup Appliance での OIP 設定 (Copilot)
    4. スクリプトまたはテンプレートベースの Oracle ポリシーについて
      1.  
        新しいスクリプトまたはテンプレートベースの Oracle ポリシーの追加
      2.  
        ポリシー属性について
      3.  
        バックアップスケジュール、テンプレートおよびスクリプトについて
      4.  
        スケジュールプロパティについて
      5.  
        スクリプトベースまたはテンプレートベースのポリシー (ストレージおよび保持)
      6.  
        ポリシーへのクライアントの追加
      7. Oracle ポリシーへのバックアップ対象の追加について
        1.  
          NetBackup 管理コンソールでの[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストへのテンプレートの追加
        2.  
          NetBackup 管理コンソールでの[バックアップ対象 (Backup Selections)]リストへのスクリプトの追加
      8. ランタイム環境の設定について
        1.  
          Oracle RMAN 環境について
        2.  
          NetBackup for Oracle によって設定される環境変数について
        3.  
          RMAN SEND コマンドの変数について
        4.  
          UNIX システムの bp.conf ファイルについて
      9. テンプレートおよびシェルスクリプトの作成について
        1.  
          NetBackup のバックアップ、アーカイブおよびリストアインターフェースの起動
        2.  
          RMAN テンプレートおよびシェルスクリプト
        3.  
          NetBackup for Oracle RMAN テンプレート生成ウィザードを使用した RMAN テンプレートの作成
        4.  
          テンプレートからの RMAN スクリプトの作成
        5. RMAN スクリプトの手動での作成について
          1.  
            NetBackup for Oracle のサンプルスクリプトについて
          2.  
            NetBackup for Oracle のサンプルスクリプトの使用
          3.  
            set duplex コマンドについて
        6.  
          テンプレートの格納について
        7.  
          シェルスクリプトの保存について
    5.  
      NetBackup for Oracle の NetBackup Client Service ログオンアカウントの設定
    6.  
      Oracle の NetBackup のためのテストの設定
  5. Oracle のバックアップとリストアの実行
    1.  
      NetBackup for Oracle の使用の概要
    2.  
      RMAN リポジトリの保守作業
    3.  
      RMAN リポジトリに対する問い合わせ
    4. NetBackup for Oracle バックアップについて
      1.  
        NetBackup for Oracle テンプレートの実行
      2.  
        bpdbsbora を使用したバックアップテンプレートの実行
      3.  
        NetBackup for Oracle シェルスクリプトの実行
      4.  
        RMAN の実行
    5.  
      bplist コマンドを使ったバックアップの表示
    6.  
      期限切れのバックアップイメージの管理
    7. NetBackup for Oracle のリストアについて
      1.  
        リカバリウィザードの起動
      2.  
        リカバリウィザードの使用
      3.  
        bpdbsbora を使ったリカバリテンプレートの実行
      4.  
        クライアント上の Oracle リカバリシェルスクリプトについて
      5.  
        RAC および Data Guard 対応インテリジェントポリシーでのカタログ名について
      6.  
        クライアントでの RMAN の実行
      7.  
        プロキシバックアップ用の Oracle マルチストリームリストアについて
      8. 代替クライアントへのリダイレクトリストア
        1.  
          代替リストア用のマスターサーバーの準備
        2.  
          RMAN を使用したリダイレクトリストアの実行について
        3.  
          例 - Oracle のリダイレクトリストアの実行
    8. Microsoft Windows Cluster 環境での NetBackup for Oracle の使用
      1.  
        Windows での Oracle クラスタデータベースのバックアップについて
      2.  
        Windows でのデータベースインスタンスのオフライン化
      3.  
        Windows でのデータベースインスタンスのオンライン化
      4.  
        Windows クライアントでのユーザー主導のバックアップまたはリストア
    9.  
      Oracle Copilot イメージからのインスタントリカバリポイントの作成
    10.  
      Oracle Copilot インスタントリカバリのインスタントリカバリポイントの削除
    11.  
      データベースの指定した時点へのリストア後、Copilot の共有をクリーンアップする
    12.  
      Copilot リカバリポイントから ASM ストレージにシングルステップでリストアする
    13.  
      RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
  6. ガイド付きリカバリ
    1.  
      ガイド付きリカバリについて
    2.  
      ガイド付きリカバリのクローン操作のための設定
    3.  
      ガイド付きリカバリのクローン操作前のチェック
    4.  
      ガイド付きリカバリのクローン操作の実行
    5.  
      [マスターサーバーの選択 (Select a Master Server)]ダイアログ
    6.  
      [ソースデータベースの選択 (Select Source Database)]パネル
    7.  
      [制御ファイルバックアップの選択 (Select Control File Backup)]パネル
    8.  
      宛先ホストとログインパネル
    9.  
      [宛先パラメータ (Destination Parameters)]パネル
    10.  
      [選択の概略 (Selection Summary)]パネル
    11.  
      [クローン前チェック (Pre-clone Check)]パネル
    12.  
      [ジョブの詳細 (Job Details)]パネル
    13.  
      ガイド付きリカバリクローン後操作
    14. ガイド付きリカバリのトラブルシューティング
      1.  
        バックアップ時のメタデータ収集操作のためのトラブルシューティングファイル
      2.  
        ガイド付きリカバリの検証操作のためのトラブルシューティングファイル
      3.  
        ガイド付きリカバリのクローン操作のためのトラブルシューティングファイル
  7. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
    1. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
      1.  
        プロキシコピー
      2.  
        NetBackup for Oracle のストリームベースの処理
      3.  
        NetBackup for Oracle のファイルベースの処理
    2. Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
      1.  
        NetBackup for Oracle のバックアップおよびリストア処理について
      2.  
        拡張バックアップ方式でサポートされるデータベースオブジェクト
      3.  
        NetBackup の複数ストリームについて
      4.  
        RMAN の複数のチャネル
      5.  
        新しい場所へのデータファイルのリストア
      6.  
        代替クライアントへのリダイレクトリストア
      7.  
        シンボリックリンクおよび raw データファイル (UNIX)
      8.  
        Quick I/O データファイル (UNIX)
      9.  
        RMAN の増分バックアップ
      10.  
        プロキシバックアップの例
    3. NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
      1.  
        NetBackup for Oracle のスナップショットバックアップの構成要件
      2.  
        NetBackup for Oracle のスナップショットポリシーの構成
      3.  
        共有を使った NetBackup Appliance でのスナップショットポリシーの設定 (Copilot)
    4. スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
      1.  
        NetBackup for Oracle スナップショットバックアップからの個々のファイルのリストアについて
      2. NetBackup for Oracle でのスナップショットロールバックを使用したボリュームおよびファイルシステムのリストアについて
        1.  
          Java または Windows インターフェースからのスナップショットロールバックリストアの実行
        2.  
          スクリプトまたは RMAN コマンドを使用したスナップショットロールバックリストアの実行
        3.  
          NetBackup for Oracle で指定した時点への SnapVault バックアップからのロールバックリストアの実行 (UNIX)
    5. UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
      1.  
        BLI と NetBackup for Oracle の連携方法 (UNIX)
      2.  
        Storage Checkpoint 機能と NetBackup for Oracle について
      3.  
        NetBackup for Oracle の BLI バックアップの構成要件
      4. NetBackup for Oracle を使用した BLI バックアップポリシーの構成
        1.  
          NetBackup for Oracle BLI バックアップ形式について
    6. Snapshot Client の影響について
      1.  
        Snapshot Client ソフトウェアがバックアップ形式にどのように影響するか
      2.  
        Snapshot Client ソフトウェアがスケジュールのプロパティにどのように影響するか
      3.  
        Snapshot Client ソフトウェアがテンプレートとスクリプトに与える影響
      4.  
        Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の環境変数
    7. レプリケーションディレクタの Oracle サポートについて
      1.  
        レプリケーションディレクタを使った Oracle インテリジェントポリシーの設定
      2.  
        スクリプトまたはテンプレートに基づく Oracle ポリシーの設定
  8. トラブルシューティング
    1.  
      トラブルシューティング NetBackup for Oracle について
    2.  
      NetBackup for Oracle のトラブルシューティング手順について
    3.  
      NetBackup のデバッグログとレポート
    4.  
      デバッグログの手動での有効化 (Windows)
    5.  
      デバッグログの手動での有効化 (UNIX)
    6.  
      NetBackup for Oracle のログファイルについて
    7.  
      Windows クライアントのデバッグレベルの設定
    8.  
      UNIX クライアントのデバッグレベルの設定
    9.  
      RMAN ユーティリティのログについて
    10. RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
      1.  
        UNIX での RMAN スクリプトの確認
      2.  
        バックアップまたはリストアの各段階でのトラブルシューティング
    11.  
      UNIX ブラウザインターフェースおよびウィザードのトラブルシューティング
    12.  
      Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle のトラブルシューティング
    13.  
      大規模なデータベースのリストアにおけるタイムアウトエラーの最小化
    14.  
      データベースバックアップのテープのロードとアンロード回数の最小化
    15.  
      バックアップジョブの転送および完了の遅延
  9. 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
    1.  
      ストリームベースのプロキシコピー Oracle バックアップの最適化と重複排除
    2.  
      Oracle ストリームハンドラ
    3.  
      ストリームベースの Oracle バックアップの構成
    4.  
      ストリームベースのバックアップの RMAN スクリプトの例
    5.  
      プロキシコピーバックアップのための RMAN スクリプトの編集と NetBackup for Oracle の構成
    6.  
      プロキシコピーのバックアップの RMAN スクリプトの例
  10. 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
    1.  
      SFRAC の Snapshot Client サポートについて
    2.  
      SFRAC 環境の NetBackup の構成
    3.  
      バックアップ操作用の SFRAC 環境の構成
    4.  
      SFRAC 環境でのロールバックリストアの実行
    5.  
      SFRAC 環境での NetBackup のトラブルシューティング
  11. 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
    1.  
      RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップについて
    2.  
      BLI バックアップおよびリストア操作について
    3. RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
      1.  
        ファイルシステムおよび Storage Checkpoint の領域管理
    4. スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
      1.  
        BLI バックアップに必要なポリシーの数
      2.  
        BLI ポリシー属性について
      3.  
        BLI クライアントリストについて
      4.  
        BLI バックアップのバックアップ対象リスト
      5.  
        BLI バックアップポリシーのスケジュールについて
      6.  
        Oracle の BLI バックアップポリシーの例
      7.  
        [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum Jobs per Client)]グローバル属性の設定
      8.  
        BLI バックアップ方式について
      9. BLI バックアップの通知スクリプトの作成
        1.  
          BLI バックアップの POLICY_IN_CONTROL の識別
        2.  
          BLI スクリプトの Oracle 環境変数
        3.  
          その他のポリシーの BLI 通知スクリプトについて
        4.  
          setup_bli_scripts セッションのサンプル
    5. バックアップとリストアの実行
      1.  
        NetBackup for Oracle エージェント自動バックアップについて
      2.  
        NetBackup for Oracle の手動バックアップについて
      3.  
        Quick I/O ファイルのバックアップ
      4.  
        BLI バックアップイメージのリストア
      5.  
        NetBackup バックアップおよびリストアログについて
    6. バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
      1.  
        バックアップとリストア操作の段階別のトラブルシューティング方法
      2.  
        NetBackup リストアとバックアップ状態コード
      3.  
        NetBackup のバックアップパフォーマンスの向上
      4.  
        BLI バックアップとデータベースのリカバリについて
  12. 付録 D. XML Archiver
    1. NetBackup for Oracle の XML エクスポートおよび XML インポート
      1.  
        NetBackup for Oracle の XML エクスポートおよび XML インポートのアーカイブ機能
      2.  
        XML エクスポートのアーカイブ処理
      3.  
        処理のシーケンス: XML エクスポートアーカイブ
      4.  
        XML インポートのリストア処理
      5.  
        処理のシーケンス: XML インポートのリストア
    2.  
      XML エクスポートパラメータファイルでユーザーが設定する環境変数について
    3. XML エクスポートのテンプレートおよびシェルスクリプトについて
      1.  
        NetBackup for Oracle ウィザードを使用した XML エクスポートテンプレートの作成 (UNIX)
      2.  
        NetBackup for Oracle ウィザードを使用した XML エクスポートテンプレートの作成 (Windows)
      3.  
        テンプレートからの XML エクスポートスクリプトの作成
      4.  
        XML エクスポートスクリプトの手動での作成
    4. XML エクスポートアーカイブの実行
      1.  
        NetBackup for Oracle XML エクスポートテンプレートの実行
      2.  
        bpdbsbora を使用した XML エクスポートテンプレートの実行
      3.  
        クライアントでの NetBackup for Oracle XML エクスポートスクリプトの実行
      4.  
        クライアントでの Oracle ユーザーとしての bporaexp の実行
      5.  
        ディレクトリへの書き込みとストレージユニットへの書き込み
      6.  
        bporaexp パラメータについて
    5.  
      bporaimp パラメータを使った XML エクスポートアーカイブの表示
    6.  
      bplist を使った XML エクスポートアーカイブの表示
    7. XML エクスポートアーカイブのリストア
      1.  
        クライアントでの XML インポートウィザードの実行
      2.  
        bpdbsbora を使った XML インポートテンプレートの実行
      3.  
        クライアントでの XML インポートスクリプトの実行
      4.  
        クライアントでの bporaimp の実行
      5.  
        bporaimp パラメータについて
      6. 代替クライアントへの XML エクスポートアーカイブのリダイレクトリストアについて
        1.  
          bporaimp を使用した新規クライアントへの XML エクスポートアーカイブのリダイレクトリストア
        2.  
          例 - リダイレクトリストアでの bporaimp の使用
    8. XML エクスポートエラーまたは XML インポートエラーのトラブルシューティング
      1.  
        ログの確認によるエラーの原因の判断
      2.  
        XML エクスポートまたは XML インポートの各段階でのトラブルシューティング
    9.  
      その他の XML エクスポートおよび XML インポートのログ
  13. 付録 E. 承認を受けた場所の登録
    1.  
      NetBackup データベースのスクリプトベースポリシーで使用する承認を受けた場所の登録
  14.  
    索引

データベースの指定した時点へのリストア後、Copilot の共有をクリーンアップする

Oracle データベースの指定した時点へのリストアの後、RMAN は Copilot の共有上の以前のデータベースインカネーションからファイルを残すことができます。NetBackup は以前のデータベースインカネーションからのファイルを自動的にクリーンアップしません。この手順では、RMAN を使用して共有を手動でクリーンアップする方法について説明します。

メモ:

Copilot の共有をクリーンアップするための機能は GUI にはありません。この機能は、コマンドラインオプションのみです。

Copilot の共有をクリーンアップする方法

  1. NetBackup クライアントでコマンドプロンプトを開きます。
  2. 時間、分、秒を表示する NLS DATE_FORMAT を設定します。

    UNIX の場合:

    NLS_DATE_FORMAT=DD-MON-YY_HH24:MI:SS
    export NLS_DATE_FORMAT
    

    Windows の場合:

    set NLS_DATE_FORMAT=DD-MON-YY_HH24:MI:SS
  3. RMAN にログインし、NetBackup が RMAN カタログを使用する場合はカタログにログインする必要があります。
  4. RMAN> list incarnation of database; コマンドを使用して、現在のインカネーションの Reset Time を検索します。

    例:

    List of Database Incarnations
    DB Key  Inc Key DB Name  DB ID            STATUS  Reset SCN  Reset Time
    ------- ------- -------- ---------------- --- ---------- ----------
    10046   10054   ORACLEC2 3019371157       PARENT  1          11-SEP-14_08:40:48
    10046   10047   ORACLEC2 3019371157       PARENT  2233668    27-APR-17_10:23:22
    10046   11551   ORACLEC2 3019371157       CURRENT 2323198    28-APR-17_10:41:37
    
  5. list backup summary completed before "to_date()" device type disk; コマンドを使用し、リセット時間を使用して以前のインカネーションからすべてのバックアップピースを検索します ("to_date()"NLS_DATE_FORMAT と一致する必要があります)。

    例:

    RMAN> list backup summary completed before "to_date('28-APR-17_10:41:37', 
    'DD-MON-YY_HH24:MI:SS')" device type disk;
    
    List of Backups
    ===============
    Key     TY LV S Device Type Completion Time    #Pieces #Copies Compressed Tag
    ------- -- -- - ----------- ------------------ ------- ------- ---------- ---
    10192   B  F  A DISK        27-APR-17_10:42:59 1       1       NO         TAG20170427T104257
    10193   B  F  A DISK        27-APR-17_13:16:37 1       1       NO         TAG20170427T131636
    10194   B  F  A DISK        27-APR-17_13:16:55 1       1       NO         TAG20170427T131654
    10195   B  F  A DISK        27-APR-17_13:28:52 1       1       NO         TAG20170427T132851
    10196   B  F  A DISK        27-APR-17_13:29:08 1       1       NO         TAG20170427T132906
    10197   B  F  A DISK        27-APR-17_14:00:31 1       1       NO         TAG20170427T140031
    10198   B  F  A DISK        27-APR-17_14:00:43 1       1       NO         TAG20170427T140043
    10199   B  F  A DISK        27-APR-17_14:07:31 1       1       NO         TAG20170427T140730
    10200   B  F  A DISK        27-APR-17_14:07:48 1       1       NO         TAG20170427T140747
    10759   B  A  A DISK        28-APR-17_10:28:46 1       1       NO         DCS_CDB
    10786   B  F  A DISK        28-APR-17_10:28:56 1       1       NO         DCS_CDB
    10814   B  F  A DISK        28-APR-17_10:29:08 1       1       NO         DCS_CDB
    
  6. list backup summary completed before "to_date()" device type disk tag ''; コマンドを使用し、tag を使用して共有上のバックアップピースを検索します (デフォルトでは、tag は NetBackup ポリシー名です)。

    例:

    RMAN> list backup summary completed before "to_date('28-APR-17_10:41:37', 
    'DD-MON-YY_HH24:MI:SS')" device type disk tag 'DCS_CDB';
    
    List of Backups
    ===============
    Key     TY LV S Device Type Completion Time    #Pieces #Copies Compressed Tag
    ------- -- -- - ----------- ------------------ ------- ------- ---------- ---
    10759   B  A  A DISK        28-APR-17_10:28:46 1       1       NO         DCS_CDB
    10786   B  F  A DISK        28-APR-17_10:28:56 1       1       NO         DCS_CDB
    10814   B  F  A DISK        28-APR-17_10:29:08 1       1       NO         DCS_CDB
    
  7. list backup completed before "to_date()" device type disk tag ''; コマンドを使用し、summary オプションを削除して、削除が必要なファイルを確認します。

    例:

    RMAN> list backup completed before "to_date('28-APR-17_10:41:37', 
    'DD-MON-YY_HH24:MI:SS')" device type disk tag 'DCS_CDB';
    
    List of Backup Sets
    =================== 
    BS Key  Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
    ------- ---------- ----------- ------------ ------------------
    10759   40.00K     DISK        00:02:55     28-APR-17_10:28:46
            BP Key: 10762   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: DCS_CDB
            Piece Name: C:\HA_NBA_SHARE\ARCH_D-ORACLEC2_I-3019371157_SCN-2323355_26S2QF5F_DCS_CDB
     
      List of Archived Logs in backup set 10759
      Thrd Seq     Low SCN    Low Time           Next SCN   Next Time
      ---- ------- ---------- ------------------ ---------- ---------
      1    19      2322734    28-APR-17_10:16:54 2323527    28-APR-17_10:25:48
      1    20      2323527    28-APR-17_10:25:48 2323546    28-APR-17_10:25:49
     
    BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
    ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ ------------------
    10786   Full    80.00K     DISK        00:03:02     28-APR-17_10:28:56
            BP Key: 10789   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: DCS_CDB
            Piece Name: C:\HA_NBA_SHARE\SPFILE_D-ORACLEC2_I-3019371157_T-20170428_27S2QF5I_DCS_CDB
      SPFILE Included: Modification time: 27-APR-17_14:57:53
      SPFILE db_unique_name: ORACLEC2
     
    BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time Completion Time
    ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ ------------------
    10814   Full    17.17M     DISK        00:03:11     28-APR-17_10:29:08
            BP Key: 10816   Status: AVAILABLE  Compressed: NO  Tag: DCS_CDB
            Piece Name: C:\HA_NBA_SHARE\CF_D-ORACLEC2_I-3019371157_T-20170428_28S2QF5L_DCS_CDB
      Control File Included: Ckp SCN: 2323603      Ckp time: 28-APR-17_10:25:57
    
  8. delete backup completed before "to_date()" device type disk tag ''; コマンドを使用し、不要なバックアップピースを削除します。

    例:

    RMAN> delete backup  completed before  "to_date('28-APR-17_10:41:37', 
    'DD-MON-YY_HH24:MI:SS')" device type disk tag 'DCS_CDB';
    
    allocated channel: ORA_DISK_1
    channel ORA_DISK_1: SID=242 device type=DISK
     
    List of Backup Pieces
    BP Key  BS Key  Pc# Cp# Status      Device Type Piece Name
    ------- ------- --- --- ----------- ----------- ----------
    10762   10759   1   1   AVAILABLE   DISK        C:\HA_NBA_SHARE\ARCH_D-ORACLEC2_I-3019371157_
    SCN-2323355_26S2QF5F_DCS_CDB
    10789   10786   1   1   AVAILABLE   DISK        C:\HA_NBA_SHARE\SPFILE_D-ORACLEC2_I-3019371157_
    T-20170428_27S2QF5I_DCS_CDB
    10816   10814   1   1   AVAILABLE   DISK        C:\HA_NBA_SHARE\CF_D-ORACLEC2_I-3019371157_
    T-20170428_28S2QF5L_DCS_CDB
     
    Do you really want to delete the above objects (enter YES or NO)? YES
    deleted backup piece
    backup piece handle=C:\HA_NBA_SHARE\ARCH_D-ORACLEC2_I-3019371157_SCN-2323355_26S2QF5F_DCS_CDB 
    RECID=50 STAMP=942488751
    deleted backup piece
    backup piece handle=C:\HA_NBA_SHARE\SPFILE_D-ORACLEC2_I-3019371157_T-20170428_27S2QF5I_DCS_CDB 
    RECID=51 STAMP=942488754
    deleted backup piece
    backup piece handle=C:\HA_NBA_SHARE\CF_D-ORACLEC2_I-3019371157_T-20170428_28S2QF5L_DCS_CDB 
    RECID=52 STAMP=942488758
    Deleted 3 objects
    
  9. list copy completed before "to_date()" tag ''; コマンドを使用し、同じリセット時間と tag を使用して共有上のデータファイルのコピーを検索します。

    例:

    RMAN> list copy completed before  "to_date('28-APR-17_10:41:37', 
    'DD-MON-YY_HH24:MI:SS')" tag 'DCS_CDB';
    
    specification does not match any control file copy in the repository
    List of Datafile Copies
    ======================= 
    Key     File S Completion Time    Ckp SCN    Ckp Time
    ------- ---- - ------------------ ---------- ------------------
    10649   1    A 28-APR-17_10:25:39 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSTEM_FNO-1_1GS2QE1J_S-48_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
    10251   2    A 28-APR-17_10:15:32 2243146    27-APR-17_10:31:51
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSTEM_FNO-2_1LS2QEGQ_S-53_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
            Container ID: 2, PDB Name: PDB$SEED
     
    10648   3    A 28-APR-17_10:25:39 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSAUX_FNO-3_1IS2QE8G_S-50_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
    10249   4    A 28-APR-17_10:13:19 2243146    27-APR-17_10:31:51
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSAUX_FNO-4_1JS2QEBG_S-51_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
            Container ID: 2, PDB Name: PDB$SEED
     
    10647   5    A 28-APR-17_10:25:38 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-UNDOTBS1_FNO-5_1HS2QE57_S-49_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
    10646   6    A 28-APR-17_10:25:37 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-USERS_FNO-6_1NS2QEJV_S-55_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
    
  10. delete copy completed before "to_date()" tag ''; コマンドを使用し、選択した共有上のデータファイルのコピーを削除します。

    例:

    RMAN> delete copy completed before  "to_date('28-APR-17_10:41:37', 
    'DD-MON-YY_HH24:MI:SS')" tag 'DCS_CDB';
    
    released channel: ORA_DISK_1
    allocated channel: ORA_DISK_1
    channel ORA_DISK_1: SID=242 device type=DISK
    specification does not match any control file copy in the repository
    List of Datafile Copies
    =======================
     
    Key     File S Completion Time    Ckp SCN    Ckp Time
    ------- ---- - ------------------ ---------- ------------------
    10649   1    A 28-APR-17_10:25:39 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSTEM_FNO-1_1GS2QE1J_S-48_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
    10251   2    A 28-APR-17_10:15:32 2243146    27-APR-17_10:31:51
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSTEM_FNO-2_1LS2QEGQ_S-53_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
            Container ID: 2, PDB Name: PDB$SEED
     
    10648   3    A 28-APR-17_10:25:39 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSAUX_FNO-3_1IS2QE8G_S-50_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
    10249   4    A 28-APR-17_10:13:19 2243146    27-APR-17_10:31:51
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSAUX_FNO-4_1JS2QEBG_S-51_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
            Container ID: 2, PDB Name: PDB$SEED
     
    10647   5    A 28-APR-17_10:25:38 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-UNDOTBS1_FNO-5_1HS2QE57_S-49_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
    10646   6    A 28-APR-17_10:25:37 2323417    28-APR-17_10:25:15
            Name: C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-USERS_FNO-6_1NS2QEJV_S-55_
    I-3019371157_DCS_CDB
            Tag: DCS_CDB
     
     
    Do you really want to delete the above objects (enter YES or NO)? YES
    deleted datafile copy
    datafile copy file name=C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSTEM_FNO-1_1GS2QE1J_
    S-48_I-3019371157_DCS_CDB RECID=36 STAMP=942488739
    deleted datafile copy
    datafile copy file name=C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSTEM_FNO-2_1LS2QEGQ_
    S-53_I-3019371157_DCS_CDB RECID=29 STAMP=942488132
    deleted datafile copy
    datafile copy file name=C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSAUX_FNO-3_1IS2QE8G_
    S-50_I-3019371157_DCS_CDB RECID=35 STAMP=942488739
    deleted datafile copy
    datafile copy file name=C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-SYSAUX_FNO-4_1JS2QEBG_
    S-51_I-3019371157_DCS_CDB RECID=27 STAMP=942487999
    deleted datafile copy
    datafile copy file name=C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-UNDOTBS1_FNO-5_1HS2QE57_
    S-49_I-3019371157_DCS_CDB RECID=34 STAMP=942488738
    deleted datafile copy
    datafile copy file name=C:\HA_NBA_SHARE\DATA_D-ORACLEC2_I-3019371157_TS-USERS_FNO-6_1NS2QEJV_
    S-55_I-3019371157_DCS_CDB RECID=33 STAMP=942488737
    Deleted 6 objects