Veritas™ System Recovery 18 ユーザーズガイド

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Product(s): System Recovery (18.0)
  1. Veritas™ System Recovery 18 の概要
    1.  
      Veritas System Recovery について
    2.  
      Veritas System Recovery のコンポーネント
    3.  
      Veritas System Recovery の[ヘルプとサポート]へのアクセス
    4.  
      Veritas System Recovery 18 に関するフィードバックの送信
    5.  
      VQA (Veritas QuickAssist) へのアクセス
    6.  
      Veritas Update を使用した Veritas System Recovery の更新
  2. Veritas System Recovery のインストール
    1.  
      Veritas System Recovery のシステム要件
    2.  
      サポート対象のファイルシステム、ディスクの種類、ディスクパーティション方式、リムーバブルメディア
    3.  
      Veritas System Recovery の機能の可用性
    4.  
      Veritas System Recovery の評価版について
    5. Veritas System Recovery のインストール
      1.  
        インストール後の Veritas System Recovery のアクティブ化と設定
      2.  
        評価期間後の Veritas System Recovery のアクティブ化
    6.  
      Veritas System Recovery のアンインストール
    7.  
      Veritas System Recovery Monitor のシステムの必要条件
    8.  
      Veritas System Recovery Monitor のインストール
  3. コンピュータのリカバリの確保
    1. 新しい Veritas System Recovery Disk の作成
      1.  
        [ようこそ]パネル
      2. 作成オプション
        1.  
          Veritas System Recovery Disk のリカバリに関する表
        2.  
          Veritas System Recovery Disk カスタマイズサポート表
        3.  
          [標準]オプションが利用できない状態
      3.  
        Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)のダウンロードとインストール
      4.  
        言語オプション
      5.  
        Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプション
      6.  
        [ライセンス対象機能]のオプション
      7. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
        1.  
          ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
      8.  
        起動オプション
      9.  
        ネットワークオプション
      10.  
        [LightsOut Restore のセットアップ]のオプション
    2. 既存の Veritas System Recovery Disk のカスタマイズ
      1.  
        [ようこそ]パネル
      2.  
        [リカバリディスクソース]のオプション
      3. Veritas System Recovery Disk ストレージメディア/保存先オプション
        1.  
          新しいドライバや新しいバージョンのドライバを Veritas System Recovery Disk に追加する方法
      4.  
        [ライセンス対象機能]のオプション
      5. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
        1.  
          ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
      6.  
        起動オプション
      7.  
        ネットワークオプション
    3. LightsOut Restore による離れた場所からのコンピュータの復元について
      1. LightsOut Restore の設定
        1.  
          [ようこそ]パネル
        2.  
          [ソースの場所]のオプション
        3.  
          [ライセンス対象機能]のオプション
        4. [ストレージドライバとネットワークドライバ]のオプション
          1.  
            ストレージドライバまたはネットワークドライバの追加
        5.  
          起動オプション
        6.  
          ネットワークオプション
        7.  
          [LightsOut Restore のセットアップ]のオプション
    4.  
      Veritas System Recovery Disk のテスト
  4. はじめに
    1.  
      Veritas System Recovery の使用方法
    2.  
      Veritas System Recovery の開始
    3.  
      Veritas System Recovery のデフォルトオプションの設定
    4. デフォルトのバックアップ全般オプションの設定
      1.  
        デフォルトのバックアップ先の設定
    5.  
      バックアップ中のコンピュータのパフォーマンスを改善する
    6.  
      ネットワークスロットルの有効化
    7.  
      Windows 通知領域のデフォルトオプションの設定
    8. ファイルの種類とファイル拡張子
      1.  
        新しいファイルの種類と拡張子の追加
      2.  
        ファイルの種類と拡張子の名前の変更
      3.  
        デフォルトのファイルの種類と拡張子の復元
      4.  
        ファイルの種類とそのすべての拡張子の削除
    9.  
      外部ドライブの一意の名前の削除または変更
    10.  
      オフサイトコピーで使用する FTP のデフォルト設定
    11.  
      Veritas System Recovery メッセージのログへの記録
    12.  
      製品(イベント)メッセージの電子メール通知の有効化
    13.  
      簡単セットアップを使って最初のバックアップを設定
    14.  
      [ホーム]ページ
    15.  
      [状態]ページ
    16.  
      [タスク]ページ
    17.  
      [ツール]ページ
    18.  
      [詳細]ページ
  5. データのバックアップに関する推奨事項
    1.  
      データのバックアップについて
    2.  
      データバックアップのベストプラクティス
    3.  
      バックアップの終了後するべきこと
    4.  
      定義済みバックアップの実行に関するヒント
    5.  
      バックアップ先
    6.  
      デュアルブートのコンピュータのバックアップ
  6. ドライブ全体のバックアップ
    1. ドライブベースのバックアップの定義
      1. USB ディスクローテーション
        1.  
          USB ディスクローテーションの働き方
      2.  
        ネットワーク資格情報のルール
      3.  
        バックアップ中のコマンドファイルの実行
      4.  
        バックアップオプションの編集
      5.  
        リカバリポイントの整合性の検証
      6.  
        バックアップの進行状況の表示
      7.  
        リカバリポイントの暗号化
    2.  
      リカバリポイントの圧縮レベル
    3.  
      Veritas System Recovery からのワンタイムバックアップの実行
    4.  
      Veritas System Recovery Disk からのバックアップの実行
    5.  
      オフサイトコピーの仕組み
  7. ファイルとフォルダのバックアップ
    1.  
      ファイルとフォルダのバックアップ
  8. バックアップジョブの実行と管理
    1. 既存のバックアップジョブを今すぐ実行
      1.  
        別の種類のリカバリポイントを作成するバックアップの実行
    2.  
      バックアップ速度の調整
    3.  
      バックアップまたは修復タスクの停止
    4.  
      バックアップの正常終了の検証
    5.  
      バックアップジョブのプロパティの表示
    6.  
      バックアップ設定の編集
    7.  
      イベント起動バックアップの有効化
    8.  
      バックアップスケジュールの編集
    9.  
      バックアップの無効化または有効化
    10.  
      バックアップジョブの削除
    11.  
      コンピュータをバックアップできるユーザーの追加
    12.  
      ユーザーまたはグループのアクセス権の設定
  9. ご使用のコンピュータからのリモートコンピュータのバックアップ
    1. お使いのコンピュータから他のコンピュータをバックアップ
      1.  
        コンピュータリストへのリモートコンピュータの追加
      2.  
        コンピュータリストへのローカルコンピュータの追加
      3.  
        コンピュータリストからのコンピュータの削除
    2. Veritas System Recovery Agent について
      1.  
        Veritas System Recovery Agent の使用
      2.  
        Windows のサービスツールを使った Veritas System Recovery Agent の管理について
    3. Veritas System Recovery Agent の配備について
      1.  
        Veritas System Recovery エージェントの配備に向けたワークグループ環境内のコンピュータの準備
      2.  
        Veritas System Recovery Agent の配備
      3.  
        Veritas System Recovery Agent の手動インストール
    4. Veritas System Recovery サービスのベストプラクティス
      1.  
        Windows のサービスツールを開く
      2.  
        Veritas System Recovery Agent サービスの開始または停止
      3.  
        Veritas System Recovery Agent が開始しないときの修復操作の設定
    5.  
      Veritas System Recovery Agent の依存関係の表示
    6. Veritas System Recovery へのアクセスの制御について
      1.  
        Veritas System Recovery へのユーザーまたはグループのアクセスの有効化
      2.  
        ユーザーまたはグループの権限を変更する方法
      3.  
        Veritas System Recovery へのユーザーまたはグループのアクセスの無効化
      4.  
        異なるユーザー権限での Veritas System Recovery の実行
  10. バックアップの状態の監視
    1. バックアップの監視について
      1.  
        ハードディスク設定の変更について表示する情報の更新
    2.  
      [ホーム]ページ上のアイコン
    3.  
      [状態]ページ上のアイコン
    4.  
      SNMP トラップを送信するための Veritas System Recovery の設定
    5.  
      ドライブ(またはファイルおよびフォルダのバックアップ)の状態レポートのカスタマイズ
    6.  
      ドライブの詳細の表示
    7.  
      ドライブの保護レベルの向上
    8.  
      問題のトラブルシューティングでのイベントログ情報の使用について
  11. Veritas System Recovery Monitor を使用したリモートコンピュータのバックアップ状態の監視
    1.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor について
    2.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor の開始
    3.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor コンソールのアイコン
    4.  
      Veritas System Recovery 18 Monitor のデフォルトオプションの設定
    5. コンピュータリストへのリモートコンピュータの追加
      1.  
        コンピュータリストに複数のリモートコンピュータを追加するためのテキストファイルのインポート
    6.  
      リモートコンピュータのログオンクレデンシャルの修正
    7.  
      コンピュータリストからのリモートコンピュータの削除
    8.  
      リモートコンピュータのバックアップ保護状態の表示
    9.  
      保護状態レポートの表示
  12. リカバリポイントの内容の探索
    1.  
      リカバリポイントの検索について
    2. Windows エクスプローラからのリカバリポイントの検索
      1.  
        Windows エクスプローラからのリカバリポイントのマウント
    3.  
      Recovery Point Browser でのファイルの表示および復元
    4.  
      リカバリポイントドライブのマウント解除
    5.  
      リカバリポイントドライブのプロパティの表示
  13. バックアップ先の管理
    1.  
      バックアップ先について
    2.  
      ドライブベースのバックアップとファイルとフォルダのバックアップの違い
    3.  
      古いリカバリポイントのクリーンアップ
    4.  
      リカバリポイントセットの削除
    5.  
      リカバリポイントセット内のリカバリポイントの削除
    6.  
      リカバリポイントのコピー
    7. ファイルおよびフォルダのバックアップデータの管理について
      1.  
        バックアップ先で保存されているファイルとフォルダのバックアップデータの量の表示
      2.  
        ファイルおよびフォルダのバックアップからの手動によるファイルの削除
      3.  
        ファイルまたはフォルダのバージョンの確認
    8.  
      バックアップデータの管理の自動化
    9.  
      バックアップ先の移動
  14. 仮想変換の管理
    1.  
      仮想変換ジョブの定義
    2.  
      既存の仮想変換ジョブをすぐに実行する場合
    3.  
      仮想変換ジョブのプロパティの表示
    4.  
      仮想変換ジョブの進行状況の表示
    5.  
      仮想変換ジョブの編集
    6.  
      仮想変換ジョブの削除
    7.  
      仮想ディスクへの物理的なリカバリポイントのワンタイム変換の実行
  15. クラウドストレージの管理
    1. クラウドへ直接
      1.  
        OpenStorage の保存先パスの入力
      2.  
        バックアップの OpenStorage の保存先オプション
      3.  
        リカバリの OpenStorage の保存先オプション
    2.  
      OpenStorage ファイルをダウンロード
    3.  
      クラウドストレージでのオフサイトコピーの仕組み
  16. ファイル、フォルダ、ドライブ全体のリカバリ
    1.  
      消失したデータの修復について
    2.  
      ファイルおよびフォルダのバックアップデータを使用したファイルとフォルダの修復
    3.  
      ファイルとフォルダの修復
    4.  
      セカンダリドライブの修復
    5.  
      ドライブの修復
    6.  
      Veritas System Recovery Disk によるコンピュータのファイルとフォルダの検索
    7.  
      Veritas System Recovery Disk を使用したファイルとフォルダの修復
  17. コンピュータのリカバリ
    1.  
      Unified Extensible Firmware Interface(UEFI)ベースのコンピュータのリカバリについて
    2. Veritas System Recovery Disk の使用によるコンピュータのブート
      1.  
        USB デバイスまたは DVD からコンピュータを起動する設定
    3.  
      ハードディスクのエラーを調べることでコンピュータの修復を準備
    4.  
      コンピュータのリカバリ
    5.  
      仮想ディスクファイルからのコンピュータのリカバリ
    6.  
      異なるハードウェアを搭載するコンピュータの修復
    7. Veritas System Recovery Disk でのネットワークツールの使用について
      1.  
        ネットワークサービスの起動
      2.  
        Veritas System Recovery Disk 内からのネットワークドライブのマッピング
      3. ネットワーク接続の設定
        1.  
          静的 IP アドレスを設定してネットワーク共有またはドライブ上のリカバリポイントからの修復を有効化する
        2.  
          ping 送信に失敗したときの静的 IP アドレスの取得
    8.  
      Veritas System Recovery Disk でのリカバリポイントのプロパティの表示
    9.  
      Veritas System Recovery Disk でのリカバリポイント内のドライブのプロパティの表示
    10.  
      サポートユーティリティについて
  18. ハードディスクドライブのコピー
    1.  
      ハードディスクドライブのコピーの準備
    2.  
      ハードディスクドライブから別のハードディスクドライブへのコピー
  19. Veritas System Recovery Granular Restore Option の使用
    1.  
      Veritas System Recovery Granular Restore Option について
    2. Granular Restore Option で使用するリカバリポイントを作成する場合のベストプラクティス
      1.  
        バックアップの正常終了に向けた Microsoft Exchange サーバーの保護
    3.  
      Granular Restore Option の開始
    4.  
      Granular Restore Option を開始して特定のリカバリポイントを開く
    5.  
      Microsoft Exchange メールボックスの復元
    6.  
      Microsoft Exchange 電子メールフォルダの復元
    7.  
      Microsoft Exchange 電子メールメッセージの復元
    8.  
      Granular Restore Option 使ったファイルとフォルダの復元
  20. 付録 A. Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップ
    1.  
      Veritas System Recovery を使用したデータベースのバックアップについて
    2.  
      手動のコールド(オフライン)バックアップの作成
    3.  
      自動ウォームバックアップの作成
    4.  
      Veritas System Recovery を使ったホット(オンライン)バックアップの作成
  21. 付録 B. Active Directory のバックアップ
    1.  
      Active Directory のドメインコントローラの保護に関するヒント
  22. 付録 C. Microsoft の仮想環境のバックアップ
    1.  
      Microsoft 仮想ハードディスクのバックアップについて
    2.  
      Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップと復元について
  23. 付録 D. Veritas System Recovery 18 と Windows Server 2008 Core の使用
    1.  
      Veritas System Recovery 18 と Windows Server 2008 Core について
    2.  
      コマンドを使用した Windows Server 2008 Core へのVeritas System Recovery 18 のインストール

コンピュータのリカバリ

Windows が起動しない、または正常に動作しない場合でも、コンピュータを修復できます。Veritas System Recovery Disk と利用可能なリカバリポイントまたはリカバリポイントから作成した仮想ディスクを使用できます。

メモ:

Windows を起動でき、復元するドライブがシステムドライブ以外のドライブの場合、Windows 内からドライブを復元できます。

Veritas System Recovery Disk を使用して修復環境を実行し、一時的に Veritas System Recovery の修復機能にアクセスできます。たとえば、Veritas System Recovery の修復機能にアクセスしてコンピュータを再起動し、以前の使用可能な状態にすることができます。

メモ:

Veritas System Recovery をコンピュータ製造元から購入した場合、修復環境の一部の機能が利用不能な場合があります。たとえば、製造元によってコンピュータのハードディスク上に修復環境がインストールされている場合などです。また、製造元によって、修復環境を起動するためのキーがキーボード上で割り当てられていることもあります。コンピュータを再起動した後、コンピュータ画面に指示が表示されるのを待つか、製造元の説明書を参照してください。

リカバリする必要があるハードドライブ用のリカバリポイントがあれば、コンピュータを完全に復元できます。または、リカバリポイントが作成された時点での状態に、別のハードドライブをリカバリすることもできます。

メモ:

別のハードウェアを使うコンピュータにリカバリポイントを復元した場合は、Restore Anyware 機能が自動的に有効になります。

異なるハードウェアを搭載するコンピュータの修復を参照してください。

Veritas System Recovery 18 は、ダイナミックディスクまたはストレージプールのレイアウトを作成しません。ボリュームをリストアするには、手動でダイナミックディスクまたはストレージプールの設定を作成する必要があります。Veritas System Recovery Disk を使ってコンピュータをブートし、[分析]パネルでコマンドシェルウィンドウを開くをクリックします。

  • ダイナミックディスクの設定を作成する場合は、DISKPART ユーティリティを実行します。

    次のTechNote はダイナミックディスクのリストアについての情報を提供します。

    http://www.veritas.com/docs/000037965

  • ストレージプールの設定を作成する場合は、PowerShell コマンドレットを使います。

    メモ:

    PowerShell コマンドレットの設定では、[詳細]オプションを使ってリカバリディスクを作成します。

必要な設定を作成したらコンピュータをリカバリする手順を続行できます。

コンピュータをリカバリするには

  1. Veritas System Recovery Disk を使ってコンピュータを起動します。

    Veritas System Recovery Disk の使用によるコンピュータのブート

  2. ハードディスクでエラーを確認します。

    ハードディスクのエラーを調べることでコンピュータの修復を準備を参照してください。

  3. Veritas System Recovery Disk の[ホーム]パネルで、[コンピュータを修復]をクリックします。

    リカバリポイントがメディアに保存されており、メディアドライブが 1 つだけの場合は、ここで Veritas System Recovery Disk を取りはずすことができます。リカバリポイントを含む USB デバイスを接続するか、DVD を挿入します。

  4. ウィザードの[ようこそ]ページで、[次へ]をクリックします。
  5. [復元するリカバリポイントを選択]パネルで、復元するリカバリポイントを選択し、[次へ]をクリックします。

    リカバリポイントを日付ごとに表示する場合の[復元するリカバリポイントを選択]のオプション

    表示 - 日付別

    検出されたすべてのリカバリポイントを作成された順序で表示します。

    リカバリポイントが検出されなかった場合、表は空になります。このような場合、コンピュータのすべてのローカルドライブを検索するか、参照してリカバリポイントを見つけます。

    [ソースフォルダを選択]

    コンピュータのローカルドライブまたは特定のドライブに存在する可能性のある、使用可能なすべてのリカバリポイントのリストを参照できます。

    [ネットワークドライブのマップ]

    共有ネットワークのフォルダパスを指定し、それにドライブ文字を割り当てます。その後で、必要なリカバリポイントファイル用のフォルダの場所を参照できます。

    [参照]

    ローカルドライブまたはネットワークフォルダ上でリカバリポイントを特定します。

    [リカバリポイントの選択]

    復元するリカバリポイントを選択できます。

    [リカバリポイントの詳細]

    復元するリカバリポイントについての追加情報が表示されます。

    リカバリポイントをファイル名ごとに表示する場合の[復元するリカバリポイントを選択]のオプション

    表示 - ファイル名別(表示 - ファイル名)

    リカバリポイントをファイル名別に表示できます。

    リカバリポイントのフォルダとファイル名

    リカバリポイントのパスとファイル名を指定します。

    [ネットワークドライブのマップ]

    共有ネットワークのフォルダパスを指定し、それにドライブ文字を割り当てます。その後で、必要なリカバリポイントファイル用のフォルダの場所を参照できます。

    [参照]

    ローカルドライブまたはネットワークフォルダ上でリカバリポイントを特定します。

    OpenStorage の保存先

    リカバリポイントの復元に使用する OpenStorage ストレージの保存先を選択できます。

    リカバリの OpenStorage の保存先オプションを参照してください。

    [リカバリポイントの詳細]

    復元するリカバリポイントについての追加情報が表示されます。

    リカバリポイントをシステムごとに表示する場合の[復元するリカバリポイントを選択]のオプション

    表示 - システム別(View by - System)

    リカバリポイントの格納場所にある、現在のシステムのインデックスファイルを使えます。システムインデックスファイルには、コンピュータ上のすべてのドライブと、関連付けられているすべてのリカバリポイントのリストが表示されます。このリストから、表示するシステムを選択できます。

    システムインデックスファイルを使うと、複数のリカバリポイントを変換するために必要な時間を短縮できます。リカバリポイントが作成されるときに、システムインデックスファイルが一緒に保存されます。システムインデックスファイルには、各リカバリポイントの元のドライブの場所を含む、最新のリカバリポイントのリストが含まれています。

    システムインデックスフォルダとファイル名

    リカバリのために使うシステムインデックスファイルのパスとファイル名を指定します。

    [ネットワークドライブのマップ]

    共有ネットワークのフォルダパスを指定し、それにドライブ文字を割り当てます。その後で、必要なシステムインデックスファイル(.sv2i)用のフォルダの場所を参照できます。

    [参照]

    システムインデックスファイルを格納するパスを参照できます。

    たとえば、外部(USB)ドライブ、ネットワークの場所、またはリムーバブルメディアを参照して、システムインデックスファイルを選択できます。

    OpenStorage の保存先

    リカバリポイントの復元に使用する OpenStorage ストレージの保存先を選択できます。

    リカバリの OpenStorage の保存先オプションを参照してください。

    レイアウト構造がないディスクが検出された場合は、ディスクレイアウトを初期化するように求められます。レイアウト構造のないディスクのリストが表示されます。リストには、デフォルトのディスクレイアウトタイプ(GPT または MBR)が示されます。必要に応じてディスクのレイアウトタイプを変更してから、[OK]をクリックしてそれらのレイアウトを初期化します。

    メモ:

    UEFI ベースのコンピュータを修復する場合は、そのシステムパーティションを GPT ディスクに復元する必要があります。

  6. [修復するドライブ]パネルで、リカバリする各ドライブを選択し、必要なオプションを設定してから、[次へ]をクリックします。

    [復元するドライブの選択]

    リカバリするドライブを選択できます。

    [追加]

    リカバリする他のドライブを追加します。

    [削除]

    リカバリするドライブのリストから、選択したドライブを削除します。

    [編集]

    選択したドライブのリカバリオプションを編集できます。

    復元中のリカバリポイント破損の無視 (データ損失の可能性あり)

    壊れたデータを自動的に除外してリカバリポイントの復元を進めます。復元されたデータには、壊れていた部分のデータは含まれません。

    メモ:

    壊れていたデータは復元対象から除外されるため、データの損失が発生する可能性があります。

    復元前にリカバリポイントを検証

    復元する前に、リカバリポイントが有効か、または破損しているかを確認します。リカバリポイントが無効な場合、リカバリは中断されます。

    このオプションを選択すると、リカバリが完了するまでに必要な時間が大幅に増えることがあります。

    復元前のリカバリポイントの検証を実行しない

    復元する前に、リカバリポイントが有効であるか、または破損しているかの検証を行いません。復元中、リカバリポイントで壊れたデータが見つかった場合は、エラーメッセージが表示され、リカバリポイントの復元は行われません。

    Restore Anyware を使用して別のハードウェアに修復

    次のいずれかに当てはまる場合は、自動的に選択されます。

    • オペレーティングシステムドライブ以外のドライブを、新しいまたは別のコンピュータハードウェアにリカバリする。または、オペレーティングシステムのドライブと 1 つ以上のデータドライブの両方を、新しいまたは別のコンピュータハードウェアにリカバリする場合。

    • 古いコンピュータから新しいコンピュータハードウェアまたは別のコンピュータハードウェアにアップグレードする場合。

    • コンピュータのマザーボードが損傷した場合。

    新しいまたは別のコンピュータハードウェアにデータドライブのみをリカバリすると、このオプションは選択されません。

    コンピュータをリカバリするときには、Windows がインストールされているドライブを選択します。ほとんどのコンピュータシステムで、このドライブは C ドライブになります。リカバリ環境では、ドライブ文字およびラベルが Windows で表示されるものと一致しないことがあります。ラベルに基づいて正しいドライブを識別する必要があることがあります。または、名前、またはリカバリポイントのファイルおよびフォルダを参照することによって、ドライブを識別できます。

  7. 必要に応じて、リカバリするドライブを選択し、[編集]をクリックします。

    リカバリプロセス中に実行するオプションを選択してから、[OK]をクリックして[修復するドライブ]パネルに戻ります。

    ドライブの削除

    リスト内の指定したドライブを削除して、リカバリポイントの復元に領域を使用できるようにします。

    このオプションを使用する場合、ドライブは削除用にマークされます。ドライブの実際の削除は、ウィザードの[完了]をクリックした後で実行されます。

    削除を元に戻す

    削除されたドライブをドライブのリストに戻します。

    修復後にドライブのサイズを変更 (未割り当て領域のみ)

    リカバリポイントが復元された後、ディスクのサイズを変更します。このオプションを選択した後で、新しいサイズを MB 単位で指定できます。サイズは、リストで選択したディスクの識別されたサイズより大きくする必要があります。

    プライマリパーティション

    ハードディスクは 4 つのプライマリパーティションに制限されるため、このオプションは、ドライブに 4 つ以下のパーティションがある場合に有効です。

    論理パーティション

    このオプションは、4 つを超えるパーティションを必要とする場合に適切です。ハードディスクの最大サイズまで、最大で 3 つのプライマリパーティションと、任意の数の論理パーティションを設定できます。

    リカバリ後にファイルシステムのエラーを確認

    リカバリポイントが復元された後、復元されたドライブでエラーがあるかどうかを確認します。

    ドライブをアクティブ (OS ブート用) に設定

    復元されたドライブをアクティブパーティションにします(コンピュータを起動するドライブなど)。

    オペレーティングシステムがインストールされているドライブを復元する場合は、このオプションを選択してください。

    メモ:

    UEFI ベースのコンピュータのシステムパーティションまたはブートパーティションをリストアしている場合は、このオプションを選択しないでください。 このオプションは MBR 形式のディスクにのみ適用可能です。

    元のディスク署名を復元

    ハードドライブの元の物理ディスク署名を復元します。

    ディスク署名は、Veritas System Recovery がサポートするすべての Windows オペレーティングシステムの一部です。ディスク署名はハードドライブを使用するために必要です。

    次のいずれかの状況である場合は、このオプションを選択します。

    • コンピュータのドライブ文字が特殊である場合(C、D、E などの文字以外が割り当てられているなど)。

    • 新しい、空のハードディスクにリカバリポイントを復元する場合。

    マスターブートレコードの復元

    マスターブートレコードを復元します。マスターブートレコードは、物理ハードディスクの最初のセクタにあります。マスターブートレコードは、マスターブートプログラムと、ディスクパーティションを記述するパーティションテーブルで構成されます。マスターブートプログラムは、どのプライマリパーティションがアクティブであるかを判別するために、最初のハードディスクのパーティションテーブルを分析します。その後で、アクティブパーティションのブートセクタからブートプログラムを起動します。

    このオプションは上級ユーザーにのみ推奨されます。また、リカバリ環境でドライブ全体を復元する場合にのみ使用できます。

    次のいずれかの状況である場合は、このオプションを選択します。

    • 新しい、空のハードディスクにリカバリポイントを復元する場合。

    • 元のドライブにリカバリポイントを復元するが、リカバリポイントが作成された後にドライブのパーティションが修正された場合。

    • ウイルスまたは他の問題によって、ドライブのマスターブートレコードが破損したことが疑われる場合。

    メモ:

    UEFI ベースのコンピュータのシステムパーティションまたはブートパーティションをリストアしている場合は、このオプションを選択しないでください。 このオプションは MBR 形式のディスクにのみ適用可能です。

  8. [次へ]をクリックして、選択したリカバリオプションを確認します。
  9. リカバリプロセスの完了後にコンピュータを自動的に再起動する場合は、[終了時に再起動する]を選択します。
  10. [完了]をクリックします。
  11. [はい]をクリックしてリカバリプロセスを開始します。

仮想ディスクファイルからのコンピュータのリカバリを参照してください。

Veritas System Recovery Disk を使用したファイルとフォルダの修復