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Dell EMC Celerra/VNX のプレースホルダを識別するために FSAUtility が使用する API 呼び出しの設定
FSAUtility.exe.config
ファイルは、Dell EMC Celerra/VNX プレースホルダを識別するためにどの API 呼び出しを FSAUtility が使用するかを制御します。このファイルには、FSAUtility のプレースホルダ関連オプションそれぞれについて、どの API 呼び出しを使用するか指定するためのエントリが含まれています。
付属の FSAUtility.exe.config
ファイルではこれらのエントリはすべてコメント化され、FSAUtility は各オプションのデフォルトの API 呼び出しを使用します。 つまり、FSAUtility はプレースホルダ移行に Celerra/VNX API 呼び出しを使用し、他のプレースホルダ関連のオプションに Windows API 呼び出しを使用します。
FSAUtility.exe.config
を編集して、FSAUtility が各オプションにどの API 呼び出しを使うかを設定できます。
Dell EMC Celerra/VNX のプレースホルダを識別するために FSAUtility が使用する API 呼び出しを設定する方法
- FSAUtility を実行したい Enterprise Vault サーバーで、
C:\Program Files (x86)\Enterprise Vault
などの Enterprise Vault インストールフォルダにナビゲートします。 - Windows メモ帳などのテキストエディタで
FSAUtility.exe.config
ファイルを開きます。 API 呼び出しを設定したい FSAUtility オプションのファイルのセクションを見つけます。
FSAUtility -pm オプションの <PHMigration>。
FSAUtility -m オプションの <MovePlaceHolder>。
FSAUtility -b オプションの <BulkRecall>。
FSAUtility -c オプションの <RecreatePlaceHolder>。
FSAUtility -o オプションの <OrphanPlaceHolder>。
- セクションの最初と最後にあるコメント文字を削除します。
- 任意のオプションについて CheckCelerraOfflineAttribute キーが省略またはコメント化された場合には、FSAUtility はそのオプションのデフォルトの API 呼び出しを使います。
CheckCelerraOfflineAttribute キーの値を編集して、適切な設定にします。
値 0 は、Windows API 呼び出しを使うようにオプションを設定します。
値 1は、Celerra/VNX API 呼び出しを使うようにオプションを設定します。
- API 呼び出しを設定したい各 FSAUtility オプションの 3 から 5 までの手順を繰り返します。
FSAUtility.exe.config
ファイルに変更を保存します。