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Enterprise Vault™ Exchange Server アーカイブの設定

Last Published: 2024-03-04

Product(s): Enterprise Vault (15.0)

Enterprise Vault Office Mail App のポリシー設定とオプション

Exchange デスクトップポリシーの Enterprise Vault Office Mail App 詳細設定にある［可用性］では、Office Mail App の可用性を制御します。Outlook と OWA のどちらか一方または両方を選択して、Office Mail App を利用できるように設定できます。他にも詳細設定を使用することによって、Office Mail App の動作を細かく制御できます。

Office Mail App の詳細設定について詳しくは、『Symantic Enterprise Vault 管理者ガイド』を参照してください。

Exchange デスクトップポリシーの［オプション］タブの設定を使用すれば、Office Mail App オプションの可用性を制御できますが、次のように制御できない項目もあります。

［オプション］タブの［有効期限レポート］設定: Office Mail App は［有効期限レポート］オプションを含みません。
［オプション］タブの［ヘルプ］設定: Office Mail App の［ヘルプ］オプションは常に利用できます。
［オプション］タブの［ショートカットの削除］設定: このオプションは Office Mail App には適用されません。

Exchange デスクトップポリシーの［オプション］タブの設定について詳しくは、管理コンソールのヘルプを参照してください。

表: Enterprise Vault Office Mail App オプションでは、Office Mail App で利用できる Enterprise Vault オプションについて説明します。

表: Enterprise Vault Office Mail App オプション

Enterprise Vault Office Mail App オプション	メモ
［表示］: ショートカットからアーカイブ済みアイテムを表示	Office Mail App の［表示］オプションは常に利用できる状態にあります。 Office Mail App 詳細ポリシー設定［Mail App バーの動作］では、Office Mail App によってアイテムが開かれる方法を制御します。Office Mail App バーの［Enterprise Vault］タブをクリックすると次の両方の処理を実行するように指定できます。ショートカットで利用できるオプションの表示自動的に新しいウィンドウで項目を開くデフォルトでは。自動的に項目を開かないで Office Mail App のオプションを表示します。
［格納］: アイテムを手動でアーカイブ	Office Mail App 詳細ポリシー設定の［モード］を使用して、Office Mail App のモードを選択できます。簡易モードはデフォルトです。ライトモードでは、Enterprise Vault はアイテムが入っているメールボックスフォルダのデフォルトの保持カテゴリを使用してアイテムをアーカイブします。フルモードでは、ユーザーはアイテムを手動でアーカイブするときに、保持カテゴリを選択できます。
検索: Enterprise Vault Search を開く	Office Mail App から Enterprise Vault Search を開くことができます。
［復元］: アーカイブ済みアイテムの復元	ユーザーはショートカットからアーカイブ済みアイテムを復元できます。 Office Mail App の［表示］オプションでアーカイブ済みアイテムを開いた場合、アイテムが開いている間は［復元］オプションを利用できません。
［削除］: アーカイブ済みアイテムの削除	他の Enterprise Vault クライアントと同様に、Office Mail App の［削除］オプションでは、選択されたショートカットおよびアーカイブ済みアイテムを削除します。
［キャンセル］: 処理の取り消し	Office Mail App の［キャンセル］オプションは、ユーザーによって取り消すことが可能な処理が実行されいている間のみ、一時的に表示されます。