Enterprise Vault™ Exchange Server アーカイブの設定

カスタムフィルタをテストする方法

1. Outlook を起動し、テストユーザーとしてログインします。過去に発生した予定を作成します。この予定は定期的な予定ではなく、アラームも設定していないことを確認します。
2. Exchange メールボックスタスクを追跡するように DTrace を有効にします（set ArchiveTask v を実行します）。

   DTrace ログの設定方法について詳しくは『ユーティリティ』を参照してください。

3. Exchange メールボックスタスクを実行して新しいアイテムをアーカイブした後、数分待ちます。
4. DTrace ログのエントリを確認します。

   カスタムプロパティ設定時のカスタムフィルタの例の DTrace ログエントリを参照してください。

5. Enterprise Vault による検索を使って、テストユーザーのアーカイブで予定を検索します。

   ［詳細検索］ページで、［件名または内容］をクリックしてプロパティ検索に適したカスタムフィールドを選択します。 このフィールドに、検索するプロパティの内容のカテゴリとプロパティタグを入力します。 前述の例では、［カスタムテキストフィールド］を選択して MsgClassTest.MSGCLASS と入力しています。 ［次のいずれかを含む］を選択して Appointment と入力します。 検索結果には、カスタムフィルタルールに一致したアイテムが表示されます。 このカレンダーアイテムは保持カテゴリ 180Day のはずです。

   Enterprise Vault による検索で列をカスタマイズして MsgClassTest.MSGCLASS プロパティの値を表示できます。

   検索結果にカスタムプロパティを表示するには、属性 RETRIEVE= " Y" を Custom Properties.xml の内容のカテゴリ定義にある <INDEXEDPROPERTIES> 要素に含める必要があります。

   内容のカテゴリについてを参照してください。