Veritas™ 5350 Appliance ハードウェア取り付けガイド
ベリタスリモート管理インターフェースへのアクセスと使用
IPMI Web インターフェースは Veritas リモート管理インターフェースとして知られています。NetBackup Appliance シェルメニューにログオンするためにベリタスリモート管理インターフェースを使用できます。
メモ:
ベリタスリモート管理インターフェースを使用する場合、アラートの構成はサポートされません。アラートの構成は、NetBackup Appliance Web コンソールの[設定 (Settings)]、[通知 (Notifications)]、[アラートの構成 (Alert configuration)]メニュー、または NetBackup Appliance シェルメニューの Settings > Alerts コマンドビューからサポートされます。詳しくは、『NetBackup Appliance 管理者ガイド』の「[設定 (Settings)]>[通知 (Notifications)]>[アラートの構成 (Alert configuration)]」セクションを参照するか、『NetBackup Appliance コマンドリファレンスガイド』の「Main > Settings > Alerts コマンド」のセクションを参照してください。
リモート管理インターフェースを使う前に、次の前提条件を満たす必要があります。
リモート管理インターフェース (IPMI ポート) を最初に構成する必要があります。
機能している電源に少なくとも 1 本の電源コードが接続されている必要があります。
少なくとも 1 ユーザーが LAN チャネルを使える状態である必要があります。
リモートコンピュータから IPMI Web インターフェースにアクセスして使うには
- ネットワークのリモートコンピュータにログオンしてサポート対象の Windows ブラウザを開きます。
- リモート管理ポートに割り当てる IP アドレスを入力します。次のページが表示されます。
- ログイン情報を入力してください。デフォルトのユーザー名は sysadmin です。デフォルトのパスワードは P@ssw0rd です。ここで、0 は数字のゼロです。
[ログイン (Login)]をクリックします。
- ページの上部にある[リモート制御 (Remote Control)]セクションをクリックします。[リモート制御 (Remote Control)]セクションでは、サーバーをリモートで監視し、制御できます。
アプライアンスのシェルを起動するには、次のいずれかの手順を実行します。
利用可能な場合、[リモート制御 (Remote Control)]、[iKVM/HTML5 (iKVM over HTML5)]の順に移動します。
[iKVM/HTML5 を起動 (Launch iKVM over HTML5)]をクリックして Appliance シェルを起動します。アプライアンスをリモートで監視および制御できる新しいウィンドウが開きます。
[リモート制御 (Remote Control)]、[KVM/コンソールのリダイレクト (KVM/Console Redirection)]の順にクリックします。[コンソールを起動 (Launch Console)]をクリックしてアプライアンスのシェルメニューを起動します。
リモートでアプライアンスを監察し、制御できる JViewer アプリケーションが開きます。このアプリケーションには、Java Runtime Environment (JRE) のバージョン 6.0 以降が必要です。Java をインストールします。手順 3 と同じユーザー名とパスワードを使用して、JViewer アプリケーションにログインできます。
注意:
Java 7 update 45 以降では、アプライアンスの IPMI ポートから KVM リモートコンソールを起動するとセキュリティ警告が表示されることがあります。警告は、適切な権限がないので IPMI ポートからアプライアンスにアクセスできないことを示します。この問題を解決する方法について詳しくは、次の文書を参照してください。
https://www.veritas.com/support/en_US/article.100011121.html
- NetBackup Appliance シェルメニューにアクセスしてログオンできるようになりました。
アプライアンスのユーザー名およびパスワードを入力します。
デフォルトでは、ユーザー名は admin で、パスワードは P@ssw0rd (「0」は数字のゼロ) です。
「?」と入力し、次に「system」コマンドを入力して、利用可能なコマンドのリストを実際に表示します。