NetBackup™ Plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.3)
  1. 概要およびメモ
    1.  
      NetBackup Plug-in for VMware vSphere Client (HTML5) について
    2.  
      NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) に関する注意事項
    3.  
      NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) の機能にアクセスする方法
  2. NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
    1.  
      NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) の要件
    2.  
      NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) での vCenter の一貫した命名規則の使用
    3.  
      NetBackup プラグインのインストールを管理するための vCenter 権限
    4.  
      VMware PSC (Platform Services Controller) 環境での vSphere Client (HTML5) プラグインの使用に関する注意事項
    5. NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストール
      1.  
        他のプラグイン (ローカルと現行のどちらも) がインストールされていない場合にプラグインを登録する
      2.  
        ローカルプラグインは登録されていないが、1 つ以上のプラグインがすでに登録されている場合にプラグインを登録する
      3.  
        ローカルプラグインはすでに登録されているが、他のプラグインが登録されていない場合にプラグインを登録する
      4.  
        ローカルプラグインがすでに登録されていて、1 つ以上のプラグインがすでに登録されている場合にプラグインを登録する
    6.  
      サーバーとクライアントの VIRTUALIZATION_HOSTS_SECURE_CONNECT_ENABLED
    7.  
      NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のアンインストール
    8.  
      NetBackup Local Plug-in for vSphere Client (HTML5) のアンインストール
  3. プラグインの構成
    1.  
      NetBackup リカバリウィザードとインスタントリカバリウィザードの構成の概要
    2.  
      NetBackup vSphere Client (HTML5) プラグインのポートの使用
    3.  
      仮想マシンのリカバリのための vCenter 権限の設定
    4.  
      プラグインの NetBackup 権限
    5.  
      NetBackup プライマリサーバーでの vCenter CA 証明書の構成
  4. プラグインへのログイン
    1.  
      プラグインのサインイン
    2.  
      前提条件
    3.  
      プラグインへのログイン
    4.  
      プラグインからのサインアウト
  5. バックアップからの仮想ディスクの除外
    1.  
      バックアップから仮想ディスクの除外について
    2.  
      除外ディスクのカスタム属性の設定
  6. バックアップ状態の監視
    1.  
      バックアップ監視のための vCenter 権限
    2.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) のバックアップ監視の表示
    3.  
      [概略 (Summary)]表示
    4.  
      [仮想マシン (Virtual Machines)]表示
    5.  
      イベント表示
    6.  
      バックアップレポートでの Veritas NetBackup プラグインの使用
    7.  
      バックアップ状態に応答する方法
  7. 仮想マシンのリストア
    1.  
      NetBackup リカバリウィザードに関する注意事項
    2.  
      NetBackup リカバリウィザードにアクセスする方法
    3. 仮想マシンのリストア
      1.  
        [仮想マシンの選択 (Virtual Machine Selection)]画面
      2.  
        [リカバリポイント (Recovery Points)]画面
      3.  
        [リカバリターゲットの選択 (Select the Recovery Target)]画面
      4.  
        [リカバリオプション (Recovery options)]画面
      5.  
        [仮想マシンのリカバリの確認 (Review Virtual Machine Recovery)]画面
    4. 仮想マシンのインスタントリカバリの実行
      1.  
        インスタントリカバリ: [仮想マシンの選択 (Virtual Machine Selection)]画面
      2.  
        インスタントリカバリ: [リカバリオプション (Recovery Options)]
    5.  
      インスタントリカバリ: リカバリ環境のクリーニングと NetBackup リソースの解放
  8. トラブルシューティング
    1.  
      ログイン画面のプライマリサーバーリストで NetBackup プライマリサーバーが利用できない
    2.  
      NetBackup plug-in for vSphere Client (HTML5) が、リストされたイベント内でバックアップイメージを見つけられない
    3.  
      vCenter Server 名の不一致(大文字と小文字)により VMware 接続性テストが失敗する
    4.  
      NFS マウント制限値の超過によりインスタントリカバリ操作が完了しない
    5.  
      選択したリカバリポイントのインスタントリカバリオプションが無効になっている
    6.  
      vCenter Server 名を検索できない
    7.  
      リカバリ前チェックの前に仮想マシンの表示名の競合が表示されない
    8.  
      リカバリ前チェックのエラー原因
    9.  
      NetBackup プライマリサーバーのリスト生成に時間がかかりすぎる
    10.  
      NetBackup プラグインが登録後も vSphere Client (HTML5) インターフェースに表示されない
    11.  
      vCenter を古いバージョンから 7.0 以降にアップグレードした後、vSphere Client (HTML5) インターフェースに NetBackup プラグインが表示されない
    12.  
      プラグインを登録解除するとプラグインが完全にアンインストールされる場合がある
    13.  
      リカバリウィザードのエラー
    14.  
      リカバリポイントが見つからないエラー
  9. 制限事項
    1.  
      制限事項
  10. 付録 A. インスタントリカバリのイベントとベストプラクティス
    1.  
      利用できない仮想マシンに対するインスタントリカバリイベント
    2.  
      インスタントリカバリ操作のベストプラクティス

NetBackup プラグインが登録後も vSphere Client (HTML5) インターフェースに表示されない

この問題は次のいずれかの理由で発生する可能性があります。

表: vSphere Client に NetBackup プラグインが表示されない理由

理由

説明および推奨処置

NetBackup プラグインが、vCenter のバージョンをサポートしていない。

次のようなメッセージが vsphere_client_virgo .log ファイルに表示される場合があります。

javax.net.ssl.SSLHandshakeException: Received fatal alert: 
handshake_failure

プラグインでサポートされる vCenter のバージョンのリストについては、次のドキュメントを参照してください。

仮想環境での NetBackup 7.x、8.x のサポート:

http://www.veritas.com/docs/000006177

プラグインの ZIP ファイルのダウンロードに、(NetBackup プライマリサーバーによって安全にホストされる) デフォルトの URL を使用していない。

代わりに、プラグインのダウンロード URL に安全な HTTPS プロトコル (https://) ではなく HTTP プロトコル (http://) を使用している。

この場合、デフォルトの vCenter 構成では、プラグインのダウンロードおよび配備が許可されません。次のようなメッセージが VMware の vsphere_client_virgo.log ファイルに表示される場合があります。

The plugin package download was blocked because the URL 
is not secure. To allow http URLs add allowHttp=true to 
webclient.properties

HTTP URL でのプラグインのインストールを許可するには」の手順を参照してください。

NetBackup プラグインの以前のインスタンスが、アンインストール後に正しくクリーンアップしない。

次の手順を実行します。

  1. vCenter Server で、vSphere Client サービスを停止します。

    このサービスは、vsphere-uivsphere-client です。

    コマンドラインまたは vSphere Client について詳しくは、VMware の記事「vCenter Server 6.x サービスを停止、開始、または再開する方法 (2109881)」を参照してください。

    https://kb.vmware.com/kb/2109881

  2. 次のようにプラグインへの参照を削除します。

    a.

    vCenter アプライアンスで、次の find コマンドが返すディレクトリまたはファイルを削除します。

    # find / -iname "*netbackup*"

    b.

    Windows vCenter で、次の dir コマンドから返されたディレクトリまたはファイルを削除します。

    dir "%programdata%\*netbackup*" /s /a /b

    dir "%programfiles%\*netbackup*" /s /a /b

    メモ:

    vCenter が複数ある VMware Platform Services Controller (PSC) 環境では、プラグインがインストールされた vCenter でのみプラグインをアンインストールする必要があります。ただし、PSC によって管理されているすべての vCenter からプラグインへの参照を削除する必要があります。

  3. vCenter Server で、vSphere Client サービスを開始します。

    このサービスは、vsphere-uivsphere-client です。

HTTP URL でのプラグインのインストールを許可するには

  1. vCenter の webclient.properties ファイルに次の指示句を追加します。

    allowHttp=true

    webclient.properties ファイルは、次のディレクトリにあります。

    Windows の場合: C:\ProgramData\VMware\vCenterServer\cfg\vsphere-ui\

    Linux の場合: /etc/vmware/vsphere-ui/

  2. vSphere Client サービスを再起動します。

    次の VMware の記事には、vSphere Client サービスの起動に関する詳しい情報が含まれています。

    https://kb.vmware.com/kb/2109887

  3. vSphere Client に再度ログオンします。

    ログオンすると、プラグインがインストールされます。

    NetBackup Plug-in for vSphere Client (HTML5) のインストールを参照してください。