Cluster Server 7.3.1 エージェント開発者ガイド - AIX、Linux、Solaris、Windows

VCS エージェントのエントリポイントのログ統合

以前は、スクリプトと C/C++ 言語を使って実装された VCS エージェントのログは、エンジンログファイルとエージェントログファイルにそれぞれ散在していました。

VCS 6.2 バージョンから、すべてのエントリポイントのログはそれぞれのエージェントログファイルに記録されるようになります。たとえば、Mount エージェントのログは /var/VRTSvcs/log ディレクトリ内の Mount エージェントログファイルに格納されています。

また、LogViaHalog 属性を使うと、ユーザーは VCS 6.2 より前のバージョンのログの動作に戻すことができます。この属性では 0 と 1 の 2 つの値をサポートしています。デフォルト値 0 の場合は、エージェントのログが対応するエージェントログファイルに格納されます。値が 1 に設定されている場合、C/C++ エントリポイントのログはエージェントログファイルに格納され、スクリプトエントリポイントのログは halog コマンドを使ってエンジンログファイルに格納されます。