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NetBackup™ アップグレードガイド
Last Published:
2024-05-14
Product(s):
NetBackup & Alta Data Protection (10.4)
- 概要
- アップグレード計画
- 一般的なアップグレードの計画について
- アップグレードツールについて
- アップグレードに関する注意事項および制限事項
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
レガシーログディレクトリのセキュリティ更新
NetBackup 10.4 へのアップグレード中に、レガシーログディレクトリの権限は、新しい ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS でより制限の厳しいレベルに設定されます。この変更は、機密情報が含まれている可能性のある NetBackup ログへの不正アクセスを防止することを目的としています。
デフォルト値は ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS=NO です。この値は NetBackup レガシーログへのアクセスを制限します。
ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS を YES に変更することで、ログファイルの権限を制限の少ない設定に変更できます。NetBackup 10.4 へのアップグレード時に制限の少ないログ権限を保持する場合は、アップグレードする前に nbsetconfig コマンドを使用して ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS=YES を設定します。
レガシーログの権限を再度制限するには、nbsetconfig を使用して ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS=NO を設定します。
nbsetconfig コマンドについては、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS 値について詳しくは、『NetBackup ログリファレンスガイド』を参照してください。