Veritas NetBackup™ LiveUpdate ガイド
ホストのローカル構成
LiveUpdate ポリシーを作成するとき、ベリタス社は機能[このポリシーのすべてのクライアントに同じ LiveUpdate サーバーの場所を強制的に使用させる (Force all clients in this policy to use the same LiveUpdate Server Location)]を有効にすることを推奨します。
ただし、単一の LiveUpdate ポリシーのクライアントで異なる LiveUpdate サーバーを使う場合は、ポリシーでこのオプションを無効にしてください。また、LiveUpdate ポリシーにリストされている各クライアントがローカルに構成され、有効な LiveUpdate サーバーから更新を受信することも確認してください。
メモ:
LiveUpdate を使って更新されたすべての サーバーとクライアントはすでにローカルに構成されています。既存の構成が引き続き有効なら、追加手順は必要ありません。
LiveUpdate サーバーの設定は LiveUpdate エージェントを実行する各ホストのローカルファイルに保存されます。
Windows |
このファイルはテキストエディタで読むことも編集することもできません。 |
UNIX |
このファイルの
|
Windows ホストか UNIX ホストをローカルに構成するには次の手順を使います。
Windows ホストをローカルに構成する方法
- コマンドラインインターフェースを使って次の行を編集します。
<IDrive>\Program Files\NetBackup\Bin\LU_Registration.exe -OperationType CreateHostFile -Server <LU_Server_Location>
構文が次の例の 1 つと一致することを確認してください。
<IDrive>\Program Files\NetBackup\Bin\LU_Registration.exe -OperationType CreateHostFile -Server http://<webserver>/<LiveUpdatePackageDirectory>/
<IDrive>\Program Files\NetBackup\Bin\LU_Registration.exe -OperationType CreateHostFile -Server \\<fileshare>\<LiveUpdatePackageDirectory>\
この例は LiveUpdate パッケージを含んでいるネットワーク共有に L:\ ドライブをマッピングした場合を説明したものです。
<IDrive>\Program Files\NetBackup\Bin\LU_Registration.exe -OperationType CreateHostFile -Server L:\<LiveUpdatePackageDirectory>\
ファイル共有の場合は、Windows の[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスから「copy」コマンドを実行するのと同じ形式でディレクトリパスを入力します。
UNIX ホストをローカルに構成する方法
- テキストエディタを使って、次の例に示すように
/usr/openv/netbackup/nblu.conf
を修正します。http:
hosts/0/url=http://<webserver>/<LiveUpdatePackageDirectory>/
https:
hosts/0/url=https://<webserver>/<LiveUpdatePackageDirectory>/
ファイル共有:
hosts/0/access=/net/<fileshare>/<LiveUpdatePackageDirectory>/
nblu.conf
ファイルは、nbliveup の初回実行時に作成されます。nblu.conf
がシステムにまだない場合は、次のコマンドを使用して作成してください。cp /usr/openv/netbackup/nblu.conf.template /usr/openv/netbackup/nblu.conf