Cluster Server 8.0 汎用アプリケーションエージェント設定ガイド - AIX、Linux、Solaris

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (8.0)
Platform: AIX,Linux,Solaris

汎用アプリケーションを開始、停止、監視するためのサンプルスクリプト

VCS アプリケーションエージェント用の独自のスクリプトを書き込んで、汎用アプリケーションのオンライン化、アプリケーションをのオフライン化、アプリケーションの状態の監視を行うことができます。

また次のサンプルスクリプトを修正し、それらをアプリケーションの開始、停止、監視に使用することもできます。

  • 汎用アプリケーションを開始するためのサンプルスクリプトは次のとおりです。

    #!/bin/sh
    touch /tmp/sampleapp # add any steps, if required
    exit 0

    サンプル開始スクリプトをアプリケーション要件に合うように修正することができます。開始スクリプトを startsampleapp という名前で保存した場合、アプリケーションをオンライン化するためにエージェント機能で次のコマンドを実行します。

    su - user -c startsampleapp

  • 汎用アプリケーションを停止するためのサンプルスクリプトは次のとおりです。

    #!/bin/sh
    rm -f /tmp/sampleapp # add any steps, if required
    exit 0

    サンプル停止スクリプトをアプリケーション要件に合うように修正することができます。 停止スクリプトを stopsampleapp という名前で保存した場合、アプリケーションを停止するためにエージェント機能で次のコマンドを実行します。

    su - user -c stopsampleapp

    メモ:

    開始スクリプトと停止スクリプトに対する戻りコードの値は 0 である必要があります。 他の戻りコードはサポートされていません。

  • 汎用アプリケーションを監視するためのサンプルスクリプトは次のとおりです。

    #!/bin/sh
    APPLICATION_IS_ONLINE=110
    APPLICATION_IS_OFFLINE=100
    if [ -f /tmp/sampleapp ] ; then # add any steps, if required
    exit $APPLICATION_IS_ONLINE
    else
    exit $APPLICATION_IS_OFFLINE
    fi

    監視スクリプトを monitorsampleapp という名前で保存した場合、アプリケーションを監視するためにエージェント機能で次のコマンドを実行します。

    su - user -c monitorsampleapp