Cluster Server 8.0 汎用アプリケーションエージェント設定ガイド - AIX、Linux、Solaris

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Product(s): InfoScale & Storage Foundation (8.0)
Platform: AIX,Linux,Solaris

High Availability 設定ウィザードの起動

Linux 物理的環境、VMware 仮想環境、論理ドメイン、LPAR では、次のクライアントやブラウザウィンドウを使って High Availability 設定ウィザードを起動できます。

また、Linux 環境では、次のユーティリティを使ってウィザードを起動することもできます。

さらに、VMware 仮想環境では、次のクライアントを使ってウィザードを起動することもできます。

Veritas InfoScale Operations Manager クライアントからウィザードを起動するには

  1. Veritas InfoScale Operations Manager Management Server コンソールにログインします。
  2. Veritas InfoScale Operations Manager のホームページで、パースペクティブのリストにある[可用性(Availability)]アイコンをクリックします。
  3. [管理(Manage)]ペインの[データセンター(Data Center)]ツリーで、クラスタを検索します。
  4. クラスタにある[システム(Systems)]オブジェクトにナビゲートします。
  5. アプリケーションが動作する、またはアプリケーションの前提条件を満たすシステムを検索します。
  6. システムで右クリックし、[アプリケーションの設定(Configure Application)]をクリックします。

ブラウザウィンドウからウィザードを起動するには

  1. ブラウザウィンドウを開いて次の URL を入力します。

    https://system_name_or_IP:5634/vcs/admin/application_health.html

    system_name_or_IP は、アプリケーションの監視を設定するシステムの名前または IP アドレスです。

  2. [認証(Authentication)]ダイアログボックスで、管理者権限があるユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
  3. 設定に応じて、次のいずれかのオプションを使ってウィザードを起動します。
    • クラスタを構成していない場合は、[VCS クラスタの設定(Configure a VCS Cluster)]リンクをクリックします。

    • すでにクラスタを構成している場合は、[Actions(処理)] > [高可用性アプリケーションを設定する(Configure Application for High Availability)]または[高可用性アプリケーションを設定する(Configure Application for High Availability)]リンクをクリックします。

    • すでにクラスタを構成し、監視するアプリケーションを設定している場合は、[処理(Actions)] > [高可用性アプリケーションを設定する(Configure Application for High Availability)]をクリックします。

メモ:

SFHA (Storage Foundation and High Availability) 6.2 以降のリリースでは、haappwizard ユーティリティは非推奨です。

haappwizard ユーティリティを使ってウィザードを起動するには

haappwizard ユーティリティを使って High Availability 設定ウィザードを起動できます。このユーティリティは製品パッケージの一部で、/opt/VRTSvcs/bin ディレクトリにインストールされます。

  • High Availability 設定ウィザードを起動するには次のコマンドを入力します。

    happwizard [-hostname host_name] [-browser browser_name] [-help]

次の表は、happwizard ユーティリティのオプションの説明です。

表: happwizard ユーティリティのオプション

- hostname

High Availability 設定ウィザードを起動するシステムのホスト名または IP アドレスを指定できます。ホスト名または IP アドレスを指定しないと、 High Availability 設定ウィザードはローカルホストで起動します。

-browser

ブラウザ名を指定できます。 サポート対象のブラウザは Internet Explorer と Firefox です。 たとえば、Internet Explorer を示す iexplore、または Firefox を示す firefox を入力します。

メモ:

値の大文字と小文字は区別されません。

-help

コマンドの使用方法を表示します。

VMware vSphere クライアントからウィザードを起動するには

  1. VMware vSphere クライアントを起動し、仮想マシンをホストする VMware vCenter サーバーに接続します。
  2. 左ペインにある vSphere クライアントのインベントリビューで、アプリケーションの監視を設定する仮想マシンを選択します。
  3. ゲストのインストール時にすでにシングルサインオンを設定している場合は、この手順をスキップします。

    [ High Availability]タブを選択し、[ の表示 ( High Availability View)]ページで仮想マシンの管理者権限があるユーザーアカウントの資格情報を指定して[設定 (Configure)]をクリックします。

    High Availability Console は、その仮想マシンのユーザーアカウントに永続的な認証を設定します。

  4. 設定に応じて、次のいずれかのオプションを使ってウィザードを起動します。
    • クラスタを構成していない場合は、[VCS クラスタの設定(Configure a VCS Cluster)]リンクをクリックします。

    • すでにクラスタを構成している場合は、[Actions(処理)] > [高可用性アプリケーションを設定する(Configure Application for High Availability)]または[高可用性アプリケーションを設定する(Configure Application for High Availability)]リンクをクリックします。

    • すでにクラスタを構成し、監視対象のアプリケーションを設定済みの場合、および別のアプリケーションを監視対象に設定するには、[処理(Actions)] > [高可用性アプリケーションを設定する(Configure Application for High Availability)]をクリックします。